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【アート旅】内藤コレクション写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙 in 国立西洋美術館

 みなさんこんにちわ。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。
 世界遺産検定を勉強&受験したことをきっかけに、世界遺産の構成資産である国立西洋美術館」に興味が高まったので久しぶりに国立西洋美術館に行ってきました。

国立西洋美術館
外国からの観光客でチケット売り場は混雑

 外国からの観光客の方が多く、チケット売り場には長い列。紙チケットがいらない方はオンラインでサクッと買えます。せっかく来たので、開催中の企画展も見てみることにしました。

企画展:内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙

内藤コレクション
写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙

《展覧会概要(中略)》
 印刷技術のなかった中世ヨーロッパにおいて、写本は人々の信仰を支え、知の伝達を担う主要な媒体でした。なかには、華やかな彩飾が施され、一級の美術作品へと昇華を遂げている例もしばしば見られます。
 本展は、聖書や詩編集、時祷書、聖歌集など中世に広く普及した写本の役割や装飾の特徴を見ていきます。書物の機能と結びつき、文字と絵が一体となった彩飾芸術の美、「中世の小宇宙」をご堪能いただければ幸いです。

国立西洋美術館ホームページ
ビジュアルデザインオシャレ✨

 2024.6.11〜8.25開催の企画展「内藤コレクション写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」。中世ヨーロッパの芸術がテーマということもあって、エントランスのビジュアルがオシャレでした。

 書物の文字のところに装飾するという発想がなかったので、私的には結構衝撃…!
 鮮やかな色と金を施した装飾が素敵で、本を開くのが楽しみになりそう。
 こうした装飾の魅力が聖書を読む習慣を浸透させることに一役買っていたのかもしれないなと感じました。

上手っ

 挿絵によって、明らかに絵の上手い下手やタッチの違いがあって面白い
 きっと人気の画家とか色々あったんだろうな〜。

展示室の様子

その後、印刷技術の普及によって、色だけ手塗りのものが出始めます。手書き感が薄れて、なんだかなぁ、ちょっと情緒に欠けるんだよなぁ。

印刷技術が普及し始めると
色付けだけ手塗りのものが出始める

なかなかマニアックな企画展でしたが、今までに見たことのないもので面白かったです。
コレクションしている方がいらっしゃるからこそ見られた貴重な展示でした。


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