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人事担当者のホンネ〜公平な評価はあり得ない
人事担当者としてキャリア10年超、採用人数300名、面接者のべ1000人の経験からキャリアの考え方と評価への向き合い方をお伝えします。
「あの人より私の方が貢献している!」
人事評価を受けたことのある方なら一度はこのモヤモヤを経験していると思います。努力したのに報われない哀しみ。やり切れないですよね。
会社人生は「株式投資」に近いなぁというのが評価をする側される側のどちらも経験した私の印象です。端的にいうと「土俵から降りないことが大切」ということです。評価に一喜一憂せず腐らず目の前の仕事に(適切な努力と得意分野で)臨むことです。
評価はどうしてもマイナス点を考慮した減点方式になりがちなため、失敗したことが印象に残り影響を与えます。ですので「得意でない球にはうかつに手を出さない」、つまりやらないことを明確にして得意分野で戦うことも大切です。ただし断りの伝え方には工夫が必要です。やんわり上手に断りましょう。
若い皆さんは初めは経験も必要です。自分の能力を狭めすぎず、上司が勧める仕事にはチャレンジしてみましょう。もし自信がなければ「わからない時には手伝っていただけますか?」と言って最初に約束をとっておきましょう。上司もあなたならできると見込んでお願いする仕事であなたが困ったときは必ず助けてくれます。チャレンジする姿勢は大いに評価されます。(ただしヘマをしないよう適宜上司に進捗を報告しておきましょう)
評価する人もまた人間です。普段からコミュニケーションをとり上司の目指すビジョンに共感して働くメンバーを蔑ろにすることはありません。逆に言えば上司の悪口を言ったり指示に従わない人は、成果がたとえ出ていたとしても評価されにくいように思います。(これは組織風土にもよるので一概には言えませんが)
新しい年の始まりに、自分が持つ強みと弱み、上司が自分に何を期待しているか(これがわからなかったら必ず上司に聞いてください!)を書き出して、限られた仕事時間を強みと期待事項の掛け合わせに使っていきましょう。今年も良い一年になりますように。
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