夢から醒めて。
noteを読んでいたら、アイドル関係の担降り報告がいくつかおすすめに上がっていた。
この担降り報告と言うのは、賛否両論のようで、推すのをやめる時にわざわざ思いを綴ることに対して、嫌悪感を示す人も少なくないらしい(おそらく、同じ人を好きなファンなのだろうけど。)
自身は、坦と呼べるほど誰かを特別推しているわけではないのもあってか、
この担降り報告と言うのを意外と楽しく読めた。
内容を読んでいると、苦節あっての10〜20年と言った感じで、10年や20年もその人を見てきたのだとすれば、もう夫婦のような、親や家族のような、そんな感覚になっていてもおかしくない。
坦を降りる=人生の節目
その人の人生を左右してきたものなのだから、もうスポーツ選手の引退会見に近いものがある気がする。
語りきれないくらいのドラマがそこにあるわけで。
それは、踏ん切りをつけるのも並大抵の覚悟がいるだろうし、そこに宣言しないと気持ちが揺らいでしまうと思う。
だから、気持ちの整理と、後戻りできないような口実をつくるわけよ。
謂わば、ケジメだね。
個人的にはそんなドラマチックな物語を読めて、別の世界を覗き見たかのような、すごく興味深いものだった。
まあ、やんややんや言っている人は、仲間が減って行くことが不安なんだよな。
自分もこのままで良いのかと迷ってるから。
近年のアイドル事情は、もう混沌としていて大変だよなぁ。
キラキラした世界じゃなくて、現実を突きつけられて。
アイドルって、元々のコンセプトは夢を与えるものだったのに。
皆、夢から醒めてしまったんだね。