見出し画像

【完全版】出産前に揃えたい月齢0ヶ月に必要なベビー用品リスト


結論

この記事は、内容が重厚長大になってしまったので、最初に結論だけまとめています。どうしてこのような結論になっているのかは、これ以降に解説していますので、ご確認いただけると幸いです。

月齢0ヶ月に必要なベビー用品リスト

  • 衣服・タオル系

    • コンビ肌着:6着

    • ロンパース:6着

      • ツーウェイオール

    • ガーゼハンカチ:10枚

    • おくるみ:2枚

    • バスタオル:5枚

    • フェイスタオル:5枚

    • ドラム式洗濯乾燥機:任意

      • ヒートポンプ式

      • 自動投入機能付

  • 食事系

    • プラスチック/PPSU製哺乳瓶:4本

      • 240mlサイズ

      • 電子レンジ除菌可

    • 乳首(新生児サイズ):4個

    • レック 3WAY 哺乳びん 消毒ケース:2個

    • 粉ミルク:2個

      • 計量スプーン付きのスターターセット

    • 【母乳育児】電動さく乳機:1ケ

    • 【母乳育児】乳頭ケアクリーム:2本

    • 母乳パッド:1パック

    • 哺乳瓶洗浄ブラシ:1ケ

    • 乳首洗浄ブラシ:1ケ

    • 洗い桶:任意

    • 電気ポッド:任意

      • 70℃の保温温度付

      • 計量機能付

  • 排泄系

  • 睡眠系

    • ベビー布団セット:1ケ

    • 防水シーツ&キルトパッド(予備):各1枚

    • ベビーベッド:任意

  • 風呂系

    • ベビーバス:1ケ

    • ベビーソープ:1本

    • ベビーローション:1本

    • ベビークリーム:任意

    • ベビー綿棒:200本入

  • 健康管理系

  • その他

    • 抱っこ紐:1ケ

      • ベビーキャリア型

      • ワンオペで家事+育児する必要がある時に必要

    • シーリングライト or 授乳ライト:1ケ

      • 夫婦で寝室が別の場合:シーリングライト

      • 夫婦で寝室が同じ場合:授乳ライト

        • 光量調整機能付

    • ピヨログ:スマホアプリ

    • みてね:スマホアプリ

    • 貯金:生活費(4〜6ヶ月分)

ベビー用品を準備する上での悩み

出産・育児に関する情報は世の中に溢れていますが、実際にベビー用品を準備しようと思うと大きく2つの悩みにぶつかりました。

悩み1:生まれてすぐに必要になるものはどれ?

ベビーベッド、哺乳瓶、おむつ、ガーゼハンカチと育児で必要になるものは沢山あります。

まず、この一覧を作ることが大変です。ありがたいことに、Amazonには『ベビー用品かんたんチェック』という機能があり、これを使えば、将来必要になるベビー用品の一覧と購入済みのベビー用品一覧を管理することができます。

しかし、『ベビー用品かんたんチェック』だけだと、その品が必要になる月齢がわかりません。このため、「〇〇(例:ベビーカー、ベビー食器)って、生まれる前に買っていた方がいいんだっけ?」と困ってしまいます。

とりあえず、出産後にすぐさま必要になるものだけは漏れなく購入しておきたかった自分には、「そういうまとめ記事があれば…」と感じました。

悩み2:いくつ買うべきか?

生まれてすぐに必要なベビー用品がわかったとしても、「哺乳瓶は何本買っておくべきか?」「コンビ肌着は何着持っておくべきか?」「おむつは何パック買っておくべきか?」といった数量の情報が見つけられないのに困りました。

「このカテゴリの製品なら、○○がオススメ」という情報はすぐ見つかるのですが、「このために、このくらい買っとけ!」という情報は少なく、途中で急いで買い足すということが多くありました。うちは、ベビー用品をすぐに買いに行ける環境にあったのでよかったですが、車を出さないといけないとなったりすると大変ですので、「そういうまとめ記事があれば…」と感じました。


というわけで、この記事では、月齢1ヶ月までの間(生まれてから1ヶ月以内)に必要になるベビー用品と、その数量について、自分なりの気づきをまとめたものを書いていきます。

前提:我が家の育児スタイル

前提として、

  • この記事を書いているのは男(夫)である

  • 我が家は僕と妻でシフト制育児をしている

    • 夫:21:00〜3:00、妻:3:00〜9:00でワンオペ、その他はツーオペ

    • 子どもが生まれる前から夫婦で寝室は別

  • 第一子は、10月下旬生まれの娘で出生時体重は3.5kg

    • 食欲旺盛で割合タフなタイプ

  • 混合(母乳+ミルク)育児をしている

という点にはご留意いただければと思います。記事中でも触れますが、育児のスタイルで必要になるものは微妙に変わってくると思います。

出産前に揃えたいベビー用品リスト

衣服・タオル系

コンビ肌着:4〜6着
コンビ肌着は大人でいうところの下着です。強いこだわりがなければ、どのブランド(例:西松屋、ユニクロ、ミキハウス)でもいいと思っていますが、個人的には以下の点に気をつけると育児が楽になると思います。

  • 30、40℃のお湯で洗える

  • 乾燥機を使える

    • または、使ってダメになっても後悔しない価格である

  • 外側がスナップボタン式である

どれだけ注意しても、どんなにいいおむつでも、おむつ漏れは起こります。また、おむつ替えの最中におしっこやうんちをして肌着が汚れてしまうケースもあります。汚れる度にコンビ肌着は着替える必要があるので、十分に数がある方が安心です。絶対に毎日洗濯するのであれば、4着でもいいと思いますが、慣れない育児で疲れていると動けないケースもあるので、6着はあった方がいいと思います。

また、おしっこやうんこ染みは、40℃のお湯で洗えたほうが綺麗になるので、40℃対応だと嬉しいです。また、洗濯の回数が非常に増えるので時短のために乾燥機が手放せません。乾燥機の使用は衣類の傷み・縮みに繋がりますが、洗濯物を一々干してられないので、使い捨てても後悔しないものを沢山用意する方がいいと思います。

最後に、コンビ肌着には、内側と外側に服を止める箇所があります。ほとんどの場合、内側は紐で、蝶々結びをして止めるようになっています。ただ、外側は、内側と同じく紐のタイプのものとスナップボタンのタイプのものがあります。沐浴後に暴れる赤ちゃんにスムーズに肌着を着せる場面では、スナップボタンタイプの方が楽だったことから、外側がスナップボタン式の方がいいと感じています。

ロンパース:4〜6着
ロンパースは、上下一体型の部屋着です。お出かけ着として使っても勿論良いですが、カバーオールというタイプの服の方がお出かけ着向けのものが多いので、イメージとしてわかりやすいように部屋着と書いています。

コンビ肌着と同様、強いこだわりがなければ、どのブランド(例:西松屋、ユニクロ、ミキハウス)でもいいと思っていますが、個人的には以下の点に気をつけると育児が楽になると思います。

  • 30、40℃のお湯で洗える

  • 乾燥機を使える

    • または、使ってダメになっても後悔しない価格である

  • 前開きのツーウェイオールである

基本的には、コンビ肌着とセットで使用するものなので、コンビ肌着と同じ点を意識するといいと思っています。

一点違いがあるとすれば、ロンパースは以下のようなツーウェイオールのものを選ぶのがオススメです。

引用:https://www.nissen.co.jp/s/baby/CD16MI102/

一日10回以上、おむつ替えをすることはざらにあるので、わざわざロンパースを脱がせなくても、スナップボタンを外して捲り上げれば、おむつ替えができる方が圧倒的に楽です。

また、沐浴後に赤ちゃんにロンパースを着せる場面では、前開き型の方がスムーズに着せられます。

一ヶ月検診までは、外に出たり、家族以外に赤ちゃんを見せる機会もないので、よそゆきの服は出産後に買うでもいいと思います。

さらに付け加えると、生後間もない赤ちゃんは、びっくりするほどミルクを吐乳/溢乳しますのでロンパースは汚れます。大きめのスタイ(よだれかけ)で対策するのもありですが、洗い物が増えますし着替えの手間も増えるので、我が家は「ロンパースは汚れるもの、少しくらいの吐乳/溢乳ならば一々着替えさせない」という運用を行なっていました。ご家庭毎の考え方次第ですが、常に清潔を維持したいのであれば、スタイを6着程追加で用意するか、ロンパースの予備を増やす必要があるかもしれません。

ガーゼハンカチ:10枚
ガーゼハンカチは、その名の通りガーゼタイプのハンカチです。

吐乳/溢乳時や沐浴時に赤ちゃんの顔を拭いたり、沐浴布として使ったりするのに使います。

ガーゼハンカチが何枚必要になるかは、吐乳/溢乳時にティッシュを使うか、ガーゼハンカチを使うかで大きく変わります。普段、ティッシュで済ますのであれば5〜10枚でも事足りますが、吐乳/溢乳の度に新しいガーゼハンカチを使うのであれば10枚では全く足りないと思います。

この辺りは、ご家庭毎の考え方次第ですが、我が家はティッシュも併用していたので10枚でも余裕がありました。

また、ガーゼハンカチには柄物のおしゃれなものもありますが、一枚あたりの単価が跳ね上がるので、機能性だけで見れば、スズランの安くてシンプルなガーゼハンカチで十分と思います。

育児中のテンションを上げるために柄物を使いたい場合でも、ガーゼハンカチを高級にするよりは、ロンパースやおくるみを高級にする方がコスパがいいのではないかと思っています。

おくるみ:2枚
おくるみは、赤ちゃんを包む大きな布のことです。本来は、新生児を抱っこする際に体を固定するために使用されるものですが、大きな布なのでブランケットや肌掛けとして流用することもできます。

赤ちゃんを上手く包む能力があれば沢山使うのかもしれませんが、

  • 第一子なので、夫婦ともにおくるみで上手く包めない

    • 抱っこが必要な場面は、赤ちゃんが泣いて暴れている状態なので、そんな中で冷静におくるみに包んでいる余裕がない

    • 変に固定をする形で包んでしまうと、脱臼する恐れがあることから恐怖心が勝る

  • 抱っこが必要な場面は頻繁にあるので、包む手間が億劫になる

ということからあまり使いませんでした。

しかしながら、妻が退院して病院から帰ってくる時や検診に向かう時など、数回使う場面があったことから2枚としています。

また、一ヶ月検診を終えて、外気浴や散歩をするようになると、使う機会も増えてきたので、前もって買っておいてもいいとも思います。

少し値は張りますが、エイデンアンドアネイのおくるみは、デザインの種類も多く、お洒落なのでオススメです。出産祝いとして丁度いい価格帯かつ内容のものなので、家族や友人にねだってみるのもありと思います(我が家はそれで4枚セットを手に入れて、その分だけで十分3ヶ月目も回っています)。

バスタオル:4〜5枚
バスタオルは、ご存知の通り、体を拭くための大きめのタオルです。体を拭くためだけであれば、沐浴の時にしか使用しないため数枚で十分ではあります。

ただ、我が家では、以下の画像の肌掛け部分が一切ないパターン(要するに、毛布、ブランケット、上側のバスタオルがない)でベッドメイキングしていました。

引用:https://www.kosodate.co.jp/miku/vol49/23_01.html#google_vignette

この形にすると、吐乳/溢乳やおしっこ漏れの際に、シーツに汚れが到達しなければ、バスタオルを洗うだけで済むというメリットがあります。吐乳/溢乳は頻繁にあるので、その度に布団のシーツや防水シーツを洗い直すとなると気が滅入ります。ですので、このバスタオルを敷く形はすごく良いと感じています。

というわけで、沐浴時の体を拭く用と布団用に毎日最低でも2枚は使うので、4〜5枚はあったほうが安心かと思います。沐浴から上がって体を拭こうと思ったら、赤ちゃんがおしっこをして、バスタオルがダメになるとかもたまにありますから…。

バスタオル選びで唯一気をつけるべきは、綿100%かどうかです。ポリエステルは、繊維と繊維自体の隙間がないため通気性が悪く、蒸れやすいです。このため、布団として使用するとうつ熱(高体温)を招き、SIDS(乳幼児突然死症候群)の可能性をあげてしまいます。

フェイスタオル:4〜5枚
フェイスタオルは、バスタオルの説明内で紹介したベッドメイキングにおける枕がわりに使用しています。

吐乳/溢乳で真っ先に汚れる部分になるので、一日に数回交換するかもしれません。ただ、我が家でも5枚あれば事足りました。

フェイスタオルも、バスタオルと同様に綿100%のものを選べばなんでもいいと思います。

番外:ドラム式洗濯乾燥機
前述の通り、子どもが産まれると洗濯の回数が非常に増えます。我が家は、週に2回ほどしか洗濯機を回さない家庭でしたが、出産後は週に7回以上回すことも出てきました。

子どもがいなくともドラム式洗濯乾燥機はおすすめの家電ではありますが、子どもが生まれたら必須級に重宝するので、財布に余裕があるのであれば購入を強くお勧めします。

ドラム式洗濯乾燥機を選ぶ際には、

  • ヒートポンプ式

  • 自動投入機能付

をおすすめします。

ドラム式洗濯乾燥機の乾燥方式には、ヒートポンプ式とヒーター式の2つの種類があり、ヒートポンプ式の方が電気代が安く、衣類の傷み・縮みが抑えられる特徴があります。子どもができて洗濯回数が増えるケースでは、ヒートポンプ式の方がメリットが大きいです。

また、洗剤や柔軟剤の自動投入機能ですがあると、何も考えずに洗い物を洗濯槽に突っ込んで、スタートするだけで洗濯が終わります。育児は、どれだけ育児による疲労を減らし、時短により休める時間を増やせるかが重要だと思っています。自動投入機能がある機種は高級ですが、かける価値があると思います。

P.S. ドラム式は、縦型と比較して、使用する水の量が少ないので、風呂水ポンプを使っても残り湯を消費しません。毎回、風呂水ポンプを付け直す手間に対して節水効果が少ないのに加え、風呂水ポンプは別売であることも多いので、ドラム式に切り替えたら、残り湯を使う必要はないように思っています。

食事系

哺乳瓶:4本
我が家は、混合(母乳+ミルク)育児で、

  • 妻が起きている場合:授乳+ミルク

  • 妻が搾乳していた場合:搾母乳+ミルク

  • 妻が寝ている場合:ミルクのみ

という形をとっていました。このため、基本的に赤ちゃんの食事のタイミングには哺乳瓶が必要でした。

哺乳瓶(+乳首)は結構高いので、最初は2本体制を試してみましたが、数日でギブアップし、4本体制に変えました。

2本体制と4本体制で大きく変わるのが、哺乳瓶の洗浄と消毒の頻度です。我が家では、夫婦それぞれ、1日に6時間のワンオペタイムがあるのですが、6時間というと最低でも2回はミルクをあげることになります。そうなると、2本体制では、ワンオペ中に洗浄し消毒しないと哺乳瓶が足りなくなってしまいます。4本体制であれば、ワンオペ交代のタイミングで哺乳瓶の洗浄と消毒をまとめて行えます。

哺乳瓶のメーカー(例:ピジョン、コンビ)に特にこだわりはありませんが、選ぶポイントとしては以下があります。

  • プラスチック/PPSU製

  • 240mlサイズ

  • (電子レンジ除菌可)※

プラスチック/PPSU製の240mlサイズを選ぶ理由は、①哺乳瓶はいいお値段するので買い換えたくない、②ガラスは重いからです。

哺乳瓶を160mlサイズにすると、160ml以上飲むタイミング(大体、月齢3ヶ月)になったら240mlの哺乳瓶に買い換える必要があります。上で説明した通り、4本体制で回しているので、それだけで8,000〜10,000円追加でかかるので、それならば最初から大は小をかねる形で240mlを選んでいます。

ただ、240mlの哺乳瓶は大きいので、ガラス製のものだと重いです。持ち歩く時は勿論ですが、ミルクをあげている時も軽い方が楽です。そういった点から、プラスチック/PPSU製にしています。

プラスチック/PPSU製だと、ミルクを冷ましにくいのではないかと心配しましたが、プラスチック/PPSU製でも流水で冷ませば、すぐに人肌にできるので、全てプラスチック/PPSU製にして良かったと感じています。

最後に、「電子レンジ除菌可」ですが、これについては難儀な問題があります。我が家は哺乳瓶としてピジョンの母乳実感を購入したのですが、

ピジョンは、新しいロットから哺乳瓶の「電子レンジ除菌」不可に表示変更をしているため、今後、母乳実感は「電子レンジ除菌」がメーカー非推奨になります。

ただ、この表示変更は、一般社団法人日本電機工業会が「電子レンジは、食品の加熱や調理以外への使用を禁止しているのであるから、電子レンジを用いた哺乳瓶等の除菌も禁止されるべき」とアナウンスしたことから来ており、

当社商品で使用している材料については、食品衛生法で定められている食品接触材料の衛生試験を実施し、安全性を確認しています。

また、電子レンジ除菌「〇」の商品につきましては、電子レンジ除菌方法で問題なく除菌できることを確認していますので、電子レンジ除菌器の取扱説明書に従い、加熱条件や水の量をお守りいただければ安全にご使用いただけます。

https://support.pigeon.co.jp/notice/microwave/

商品の仕様や素材に変更がない場合も、すべての商品で電子レンジ除菌は不可となります。これまで「レンジ○(可能)」の表示を、順次「レンジ×(不可)」に変更いたします。

https://support.pigeon.co.jp/notice/microwave/

とのことから、「試験により問題ないことは確認できているけど、誤った方法で電子レンジ除菌をすると確かに危険だし、電子レンジメーカーの取り扱い説明書にも食品以外の使用を禁止しているから自粛する」というニュアンスです。

また、ピジョンは自社で哺乳瓶スチーム 除菌・乾燥器を販売しているので、レンジ除菌がNGになったら、スチーム除菌・乾燥器に誘導できるというメリットもあるので、このようなスタンスなのではないかと邪推してもいます。

我が家は、「レンジ○(可能)」のものを買えたので、今後も注意しながら電子レンジ除菌を行う予定ですが、事故にも繋がりうる話なので、強くお勧めはしません。

乳首(SSサイズ):4個
哺乳瓶の吸い口部分を乳首と呼びます。乳首にはサイズの概念があり、サイズが大きくなるほど、哺乳瓶からミルクが出てくる量が多くなります。赤ちゃんはミルクを速飲みする程、吐乳/溢乳の可能性が上がるので、サイズは適切に選ぶ必要があります。

哺乳瓶の説明で、我が家はピジョンの母乳実感(240mlサイズ)を購入したと書きましたが、母乳実感(240mlサイズ)を購入して最初に入っている乳首はMサイズです。Mサイズの乳首は月齢3ヶ月頃を推奨としたサイズなので、より小さなサイズの乳首を追加購入する必要がありました。母乳実感(160mlサイズ)だと最初に入っている乳首はSSサイズなので、この辺りは最初に大きな哺乳瓶を買う場合の落とし穴になるかもしれません。

月齢0ヶ月でSSサイズとSサイズを使って見たことがある我が家の感覚としては、適正サイズであるSSサイズを4つ購入した方が良いと思います。

  • 理由1:乳幼児の消化器は未熟であるため、早くミルクを飲み切ったとしても、しばらくの間は立て抱きしておかないと吐乳してしまう。それならば、最初からゆっくりとしたペースで飲んでもらった方がいい。

  • 理由2:(個人の感覚ですが、)赤ちゃんは乳首を吸うにも体力を使うので、授乳の時間が長い方が、そのまま疲れて寝てくれる(気がする)。

このことから、節約も兼ねて、SSサイズを2個、Sサイズを2個で運用していた我が家ですが、全部SSサイズにすれば良かったと思いました。因みに、2ヶ月目になってSSサイズを使っても今のところ特に問題は起きていません。(3ヶ月目からは、Mサイズにシフトしました。)うちの子ががっつくタイプなので、ゆっくり飲んだほうが安全だったという相性もあるかもしれません。

消毒ケース:2個
消毒ケースは、哺乳瓶や乳首、おしゃぶり他、赤ちゃんが口に入れるものを消毒するために使用します。

これまでは、特定の商品をおすすめしたことはありませんでしたが、消毒ケースに関しては、以下の理由からレックの消毒ケースをオススメします。

  • 理由1:今後、レンジ除菌が全般的に非推奨になる可能性があるが、非推奨になった場合でも薬液消毒用のケースとして流用できる

  • 理由2:サイズが大きいためピジョンの母乳実感といった幅広の哺乳瓶でも3本入る

  • 理由3:コンビの電子レンジ除菌ケースより使いやすい

我が家では、最初にコンビの電子レンジ除菌ケースを購入し使用していたのですが、ピジョンの母乳実感だと横幅が他の哺乳瓶より広いため、3本入れられませんでした(これは、メーカーが違っても大丈夫だろうと楽観的に考えた僕が悪いです)。また、給水カップなみなみに2杯を小さな給水口から入れることが推奨される給水方法なのですが、随所で水が溢れてしまって非常に面倒臭いんですよね。レックの場合、付属の給水カップの内側にある目盛り(八分目)のところまで水を入れて、ケースの中に直接入れるだけでいいので非常にシンプルでした。

そんなわけで、我が家はコンビとレックの消毒ケースを使っているのですが、妻もレックの消毒ケース2つが良かったと言っています。

粉ミルク:2ケ
混合または完ミ育児の方は、粉ミルクを購入することになると思います。粉ミルクのブランド(例:アイクレオ、ほほえみ、はぐくみなど)は色々ありますが、どれを購入するかはご家庭と赤ちゃんの好みでいいかと思います。

ただ、粉ミルクの成分以外で、メーカーで大きく異なるポイントとしては以下があります。

  • 森永の粉ミルクは詰め替え式のエコらくパックがある

  • 明治の粉ミルクはキューブタイプのものがある

です。

エコらくパックは、プラスチック容器に粉ミルクを詰め替えられるというものです。森永の『はぐくみ』と『E赤ちゃん』で利用可能です。エコらくパックのメリットは、①大缶ミルクよりゴミ捨てが簡単、②エコらくパックは400gなので大缶ミルクより軽く幅も小さいことが挙げられます。ただ、毎回100ml以上ミルク飲むようになってくると、4〜5日で詰め替えを行わないといけなくなるので、大缶ミルクの方が楽と思う人も多いかもしれません。

らくらくキューブは、粉ミルクがキューブ状に固まっており、スプーンで計量しなくても調乳できるというものです。明治の『ほほえみ』や『ステップ』で利用可能です。育児に疲れていると、「あれ?何杯入れたっけ?」とわからなくなる時があります。キューブタイプだと、そのような事態に陥ることがなく簡単に調乳できます。デメリットとしては、粉ミルクより単価が高いことと、40ml単位でしかミルクの量を調整できないことです。生まれてすぐは、赤ちゃんはあまり多くのミルクの量を飲めないので、調乳量は20mlずつ増やしていきますが、キューブだと一気に40ml増えるので、飲みすぎやお残しが発生しやすいです。

我が家は、はぐくみのエコらくパックを使っていますが、他のメーカーの大缶ミルクでも全然いいと思います。らくらくキューブにするとしても、120ml以上を飲むようになり始める月齢1ヶ月以降でいいのではないかと思ったりします。

ただ、エコらくパックにするにしても、大缶ミルクにするにしてもおすすめしておきたいのは、粉ミルク用の計量スプーンや詰め替え用の箱を2つ以上持っておくことです。

粉ミルク用の計量スプーンが1つしかないと、もし、誤ってスプーンを落としてしまった時やスプーンを洗浄/消毒中に調乳できなくなってしまいます。計量スプーンだけを購入することはできないので、計量スプーン付のモデルを2つ購入しましょう。

※ 100均に粉ミルクスプーン単体が売っているのですが、50/100ml単位の大きなものなので、メーカーが出している20ml単位のスプーンの代替にはなりません。

また、エコらくパックが1つしかないと、詰め替えのタイミングにパックの洗浄と消毒ができないのが不便です。スターターセットは2つ買っておく方が便利です。

電動さく乳機:1ケ
混合または完母育児の方は、さく乳機が必要になります。

さく乳機には、手動のものと電動のものがありますが、電動のものを強くお勧めします。ただでさえ育児で疲れている母親が20〜30分さく乳作業を行うというのは、育児ノイローゼを加速させる一因になると思います。

電動さく乳機は、複数のメーカーが出していますが、我が家は哺乳瓶がピジョンの母乳実感なので、互換性のあるピジョンのさく乳機を購入しました。

妻から、機能面で特に不満は聞いていませんが、パーツ数が多いので、洗浄と消毒がやや面倒というのはあるかもしれません。

乳頭ケアクリーム:1〜2本
混合または完母育児で授乳されている方は、乳頭ケアクリームが必要なようです。

男である自分は、どのような違いがあるかわかっていませんが、メデラの乳頭ケアクリームとピジョンのリペアニプルを購入してみましたが、妻はメデラの方が気に入っているようでした。

母乳パッド:1ケ
混合または完母育児で授乳されている方は、母乳パッドが必要なようです。

僕は、男なのでサイトの情報を引用すると、以下のような場面で母乳パッドが必要だそうです。

母乳パッドは胸が張ると母乳が出て滲んでしまった時」が一番必要だと感じているようです。それ以外にも色んなシーンで使われることが多く、
・授乳中にもう片方の胸から母乳が出て滲んでしまった時
・夜寝ている時母乳が出て衣服を濡らしてしまった時
・外出時など、人目が気になる時や取り替えが必要な時
・乳首に傷ができて、下着に触れると痛みを感じた時
など母乳パッドは、母乳量が多い人だけでなく様々な母乳育児をするママが、様々なシーンで必要と感じています。

https://shop.pigeon.co.jp/collections/search124_01?srsltid=AfmBOor62HpKBnm1iYNKVs6cZYQ5Zy3DQTwPOdM3mcucVssR65HCwCob

実際に、我が家では母乳パッドを購入し忘れていたのですが、妻が「母乳パッドがないと下着や服が母乳で滲んでしまってダメだ」ということに気づいてから、急いで購入しました。

ただ、特にどのブランドの母乳パッドがいいかという比較はできておらず、最初に購入したピジョンの母乳パッドで特別問題は起こっていないという形です。

哺乳瓶洗浄ブラシ:1ケ
哺乳瓶を洗おうとした時、

  • 食器や調理器具を洗うのに使ったスポンジを流用するのは嫌だな

  • 普通のスポンジだと哺乳瓶の奥まで洗えないな

という二点から、専用のスポンジ/ブラシを購入することにしました。

我が家は、哺乳瓶がピジョンの母乳実感なので、それに合わせる形でピジョンの哺乳瓶洗浄ブラシを購入しました。

哺乳瓶洗浄ブラシですが、先についているのは普通のスポンジなので、さく乳機のパーツやおしゃぶり他も全部これで洗っています。

別のメーカーの洗浄ブラシでもいいと思いますが、

  • 洗浄部が柔らかく、哺乳瓶や乳首に傷がつかないもの

  • 持ち手が回転し、簡単かつスピーディーに瓶内を洗えるもの

がいいと思います。

乳首洗浄ブラシ:1ケ
一つ前に哺乳瓶洗浄ブラシについて取り上げましたが、乳首も変わった形状をしており洗いにくいです。そのため、以下のような専用ブラシがあります。

やはり、赤ちゃんの食事に関するものだと気を使いやすいので、我が家は購入し使用しています。紹介した乳首ブラシは、ピジョンの母乳実感専用のものなので、購入した哺乳瓶/乳首に合ったものを購入することをお勧めします。

番外:洗い桶
洗い桶は、キッチンのシンクで使う桶です。子どもができるまでは、洗い桶を使用せずに洗い物をしていたのですが、哺乳瓶や乳首を(特に油汚れがついた状態の)シンクに直接置きたくないという気持ちが生まれたため購入しました。我が家は、ベビー用品を洗う時だけ洗い桶を使っています。

ステンレス製のいい洗い桶もありますが、ダイソーの安いものでも全く問題ないかと思います。

洗い桶は、洗い物の際に使うのは勿論ですが、哺乳瓶を冷やす際の水を貯める場所としても使えますし、もしキッチンで沐浴されるのであれば、洗面器代わりにできるかもしれません。

あったら案外便利だったものの一つです。

番外:電気ポット
我が家は、これまで電気ケトルを使用していましたが、出産前に電気ポットに切り替えました。電気ポットに切り替えたのは、①ミルクを作る度にお湯を沸かすのは手間である、②熱湯でミルクを作ると冷ますのに時間がかかるという理由からです。

育児をする際に役立つ電気ポットのポイントは、

  • 保温温度を70℃に設定できる

  • 計量機能がある

の2点です。

ミルクは70℃以上のお湯で作った後、体温くらいまで冷ます必要があります。最終的に冷ます工程があるため、100℃や90℃の熱湯で作ると冷めるまでに時間がかかってしまいます。赤ちゃんが泣いていると、一刻も早くミルクをあげたい気持ちになるので、保温温度を70℃に設定できる電気ポットは重宝します。

また、ミルクを作る際に毎度計量カップを使うのは大変なので、ポットから何mlのお湯が出たかが表示される計量機能があるものが便利です。

我が家は、タイガー魔法瓶の電気ポット(PIM-G300K)を購入して利用していますが、不満はありません。

排泄系

おむつ:テープ新生児サイズ200〜300枚
おむつは、ご存じのとおり、赤ちゃんのおしっこやうんちを受け止めるための使い捨て下着です。

赤ちゃんが、おむつを履くことは誰もが知っていると思いますが、おむつにはテープタイプとパンツタイプがあり、細かくサイズ分けされているというのは知らない人も多いかもしれません。

生まれて間もない新生児が使用するのは、テープタイプのおむつで新生児サイズです。新生児サイズは5kgまでの新生児に使用できるおむつです。我が子の場合は、月齢1ヶ月で5kgに到達していたので、大きい子ならば月齢0ヶ月中にSサイズに変える可能性があります。

月齢0ヶ月の赤ちゃんは、一日あたり10枚程度おむつを変えるので、一ヶ月で300枚近く必要になります。カートン(ダンボール)2箱分くらいは、一ヶ月で使い切ってしまいます。

他のベビー用品では、メーカーの指定をほとんどしてきませんでしたが、おむつに関しては注意してメーカーを選んだ方がいいです。理由としては、以下のツイートにあるようなメーカによっておむつのサイズが異なるからです。ツイートは、Sサイズのおむつについて語っていますが、新生児サイズについても同様にメーカーによってサイズが異なります。

我が家では、最初、1枚あたりの単価が安いという理由で、メリーズの通常モデルを購入していたのですが、妻が産院で使っていたおむつ『パンパースの上位モデル(はじめての肌へのいちばん)』より小さいことに気づき、我が子が大きめの子ということも相まって、おむつ替えのしやすさやおむつ漏れの頻度を減らすためにパンパースに買い換えるということをしました。

因みにパンパースの通常モデル『さらさらケア』と上位モデル『はじめての肌へのいちばん』の違いは、上位モデルの方が厚みがあって、ふかふかで肌触りが良く、吸水性も高いところです。これに関しては、素人目に見ても上位モデルの方が上質です。

個人的には、『はじめての肌へのいちばん』をおすすめしたいところですが、パンパース以外の安めのおむつとパンパースの『はじめての肌へのいちばん』では、1枚あたりの単価が10円近く差があり、1ヶ月で300枚使うことを想定すると3,000円近くランニングコストが変わることになります。

ただ、(あまり人にお勧めする内容ではないですが、)『はじめての肌へのいちばん』は、①おしっこを大量に吸ってくれるので、2〜3回おしっこをしていたとしても肌がかぶれず、赤ちゃんも泣き出さない、②大きくて作りがしっかりしていた方がおむつ漏れの頻度が下がり、育児にかかる労力が減るということがあるので、『はじめての肌へのいちばん』の方が最終的にコスパがいいのではないかと思ったりしています。

P.S. パンパースの通常モデルと上位モデルは見た目が似ており、間違って買ってしまいやすいので、本当にその部分はなんとかして欲しいです。間違って『さらさらケア』を買ってしまうと、『さらさらケア』を使い切らなければならないことに非常にうんざりします。

おむつ替えシート:50枚入(使い捨て)

おむつ替えシートは、おむつ替えを行う際におむつとベビー布団の間に敷くシートです。使い捨てのものとそうでないものがあります。

おむつ替えシートの目的としては、おむつ替え中に、おしっこやうんちがおむつ漏れしてしまった際にベビー布団を汚さないようにするためのものです。ベビー布団が汚れないようにバスタオルを引いたりもしていますが、さらに安全に倒すために使ったりします。

感性による話ではありますが、おむつ漏れが発生し、バスタオルや敷布団カバーにおしっこやうんちがついたときに、気にせず他の洗濯物と一緒に洗濯機に突っ込めるかというと抵抗があります(特に、うんちは)。そうなると、事前に手洗いを行うことになりますが、毎回、手洗いするのは負荷が高いので、そこにおむつ替えシートのメリットがあると思っています。

うんち汚れがついたとしても、そのまま捨てられた方が楽なので、我が家では使い捨てタイプのものを購入して使っています。

因みに、使い捨てではありますが、我が家では汚れない限りは、おむつ替えシートは使い回しています。そうすることで、50枚入の使い捨てシートだったとしても1ヶ月以上保っています。

おしりふき:(手口ふきをかねる場合)1カートン
おしりふきは、赤ちゃんがうんちをした際に汚れてしまった肌を拭くための濡れた不織布です。

おしりふきと似たものとして、手口ふきがありますが以下のような違いがあります。

  • 素材が異なる

    • おしりふき:主に不織布

    • 手口ふき:主にメッシュガーゼ

  • おしりふきには保湿成分入りのものがある

  • おしりふきは厚さや表面加工にこだわったものがある

    • 手口ふきより厚手のシートになっているもの

    • シートの表面が凸凹加工されているもの

逆に、おしりふきの中には、手口ふきにも兼用できるものもあります。

我が家は、一枚あたりの単価が安い・手口ふきと兼用できるおしりふきを購入し使用しています。

ここでは、グーンのおしりふきを紹介していますが、安く手に入るのであれば、Mama Bearやパンパースといった他のメーカーのものでも全く問題ないかと思います。ただ、手口ふきと兼用させるのは、保湿成分が含まれていない(純水99%の)、薄手で、表面加工もされていないおしりふきになると思うので、おしりふきに機能性を求める方には向いていません。

手口ふきと兼用させる戦略のメリットは、ティッシュのように雑におしりふきを使えることです。なんなら、両親の手をふいたり、ふき掃除をする際にも気兼ねなく使えます。数年にわたって使えるものなので、ケース買いしてしまえば一枚あたりの単価を抑えられるのも嬉しいです。

デメリットは、(グーンだけかもしれませんが、)薄手なので取り出す際にシートが伸びて取り出しにくかったり、大量にうんちが出た際には何枚も使わないとふききれないというところです。

ただ、いただきものの厚手のおしりふきを使った妻の感想としては「少し厚手になったくらいでは、大量のうんちはふききれないので、何枚でも好きなだけ使用できた方が気楽である」とのことなので、我が家は手口ふきと兼用にして正解だったかなと思います。

おしりふきケース:1ケ
おしりふきケースは、その名の通り、詰替用のおしりふきを入れておくためのケースです。

先程紹介したグーンの詰替用おしりふきは、取り出し口にテープがあるので、単体でもシートを乾燥させることなく使い続けられるようになっていますが、使う度にテープを剥がしてシートを取り出すというのは地味にストレスになるので、押すと蓋が開閉するタイプのケースを購入することをお勧めします。

蓋がスムーズに開閉するのであれば、どのようなメーカーのものでもいいと思います。

我が家は、安くて外に持ち出しても使えるタイプのものを購入しましたが、

それならば、蓋に貼るタイプでも良かったと思ってもいます。(買わなかった理由は、近所のスーパーになかっただけです。)

おむつ用ゴミ箱/おむつが臭わない袋:任意/2個セット
おむつ用ゴミ箱は、その名の通り、使用済みおむつを捨てるゴミ箱です。ただ、おむつ用ゴミ箱を買うべきかどうかは状況によるかと思います。

まず、おむつ用ゴミ箱には大きく2種類あります。「カセットが必要なタイプ」と「カセットが必要ないタイプ」です。カセットとは防臭性能の高い専用のゴミ袋の束です。基本的にカセットはメーカー毎に互換性がなく、メーカーが販売しているカセットを随時購入する必要があります。

カセットが必要なタイプのものは、防臭・抗菌性能が高い代わりに、ランニングコストが高い(カセットが普通のゴミ袋と比較して割高)という特徴があります。

うちは、ランニングコストが高くなることを忌避して、カセットが必要ないタイプを購入しました。カセットが必要ないタイプだと、市販のゴミ袋を使用できます。

ただ、流石にうんちをしたおむつの臭いはきちんと防臭した方がいいだろうということで、おむつが臭わない袋を合わせて購入し、うんちのついたおむつだけ、おむつが臭わない袋に入れて、ゴミ箱に捨てるようにしています。(この形で運用する場合、Sサイズを買いましょう。)

この方法で基本的に満足しているのですが、月齢0ヶ月の赤ちゃんはミルクしか飲まないので、使用済みおむつの悪臭はそこそこです。そして、先ほど紹介したカセット不要のおむつ用ゴミ箱が必要だったかと問われると、「蓋さえ付いていれば普通のゴミ箱でもいいのでは?」と思うレベルです。

ですので、既に家に大きめの蓋付きのゴミ箱があるのであれば、おむつ用ゴミ箱は最初買わず、おむつが臭わない袋だけを買うのでいいのではないかと思っています。

ベビーワゴン/おむつストッカー:1ケ
ベビーワゴンは、育児に使用するためのグッズをまとめて置いておくためのワゴンです。おむつストッカーは、ベビーワゴンと用途は近いですが、カバン形式になっています。

段差のない場所で使う場合はベビーワゴンを、段差(例:階段)のある場所で使う場合はおむつストッカーを選択することになるかなと思います。どちらか一方でいいと思います。

我が家は、ニトリのスチールワゴンをベビーワゴンとして使っています。ニトリを選んだ理由は、単純に安かったのとワゴンに組み合わせられる収納ケースが併売していたからです。

ベビーワゴン/おむつストッカーは、夫婦で協力して育児するのであれば、あった方がいいものだと思います。夫に育児を任せる際に「おむつって、どこにあるんだっけ?」「ガーゼハンカチはどこ?」みたいなやりとりをしなくて済みますし、仮に妻の寝室に育児用品を置いていた場合におむつ替えの度に夫に棚をガサゴソされては気持ちよく休めません。

仮にワンオペだったとしても、ベビーワゴン/おむつストッカーの中になんでも揃っているというのは、気持ち的に育児を楽にしてくれます。

睡眠系

ベビー布団セット:1ケ
ベビー布団セットは、赤ちゃんが寝るための布団一式がまとまっている商品です。商品により、4〜10点セットと入っている内容は様々ですが、最低限必要なのは以下です。

  • 固綿敷布団

  • フィッティングシーツ(敷布団用シーツ)

  • 防水シーツ

  • キルトパッド

ベビー布団セットを調べていると、可愛い柄の掛け布団や可愛い形の枕が出てきますが、それらは月齢0ヶ月の赤ちゃんには非推奨です。

更には、2014年10月にこども家庭庁から出されたリリースでは、SIDSの危険がある間は「掛け布団を使用しない」ことが明示的に推奨されています。

ですので、ベビー布団セットには色々なものが入っていますが、悲しいかな先に挙げた4種だけしか要りません。ただ、この4種だけをまとめて買えるセットが少ないので、自然とベビー布団セットを購入することになります。

また、ベビー布団には大きく分けて2種類の規格があります。

  • ミニサイズ:90×60cm

  • 標準サイズ:120×70cm

どちらのサイズを選ぶかの基準ですが、

  • ベビーベッドを購入する場合は、ベビーベッドのサイズに合わせたサイズの布団を選ぶ

  • それ以外の場合は、標準サイズの布団を選ぶ

のがいいのではないかと思っています。

理由としては、我が子は乳児身体発育曲線の上限いっぱいで成長している大きめの赤ちゃんですが、その場合、月齢2ヶ月時点でもミニサイズのベッドは小さく見えます。

また、我が家はツーオペのために、赤ちゃんの寝室を二つ用意しているので、ミニサイズと標準サイズの二つの布団を持っていますが、標準サイズの布団でも背ばいで端まで移動しています。

ですので、半年〜1年で買い替えてもいいと思うのであれば、ミニサイズがいいと思いますが、極力買い換えたくない場合は標準サイズの方がいいのではないかと思っています。

防水シーツ&キルトパッド(予備):各1枚
バスタオル/フェイスタオルやおむつ替えシートで対策をしますが、運が悪いとキルトパッドと防水シーツは汚れてしまう場合があります。キルトパッドと防水シーツは洗うことができますが、洗っている最中に寝かせる場所がないと困るので、防水シーツとキルトパッドはそれぞれ1枚予備を持っておくと便利かと思います。

予備があれば、定期的に洗濯したい場合にも対応することができるので安心です。

ベビーベッド:任意
ベビーベッドは、その名の通り、赤ちゃん用のベッドです。どのベビーベッドを買うかどうかは、各家庭の環境に大きく依存するため、「これがいい」と言い切ることはできません。

ただ、ベビーベッドの選ぶポイントは、簡単にお伝えしようと思います。

両親が同じベッド/布団で寝ており、ベッドのサイズが大きく、赤ちゃんと川の字になって眠りたい場合は、ベッドインベッドが選択肢に上がってくると思います。ただ、ベッドインベッドを購入する場合、①ベッドインベッドはミニサイズの布団よりも小さいものが多いので早々に窮屈になりやすい、②日中は赤ちゃんをどこに寝かせるかという問題があります。

里帰り出産などで、ベビーベッドを置く場所が途中で変わる予定がある場合は、折り畳み式のベビーベッドが選択肢に上がってくると思います。折り畳み式のベビーベッドとしては、アップリカのココネルエアーが人気ですが、折り畳む作業はそれなりの労力がかかり、また成人男性でも重いと感じるくらいには重量感があります。(テント設営と同じくらいのイメージです。)持ち運ぶ予定がないのであれば、わざわざ折り畳み式を買わなくてもいいのではないかと思ったりもします。(木製のベビーベッドでないと、縁にメリーをつけられなかったりもします。)

もし、夜間と日中でベビーベッドを置く場所を変えたい(例えば、寝室↔︎リビング)場合は、キャスター付きのベビーベッドを選んだ方がいいと思います。

もし、部屋の広さに余裕があるのであれば、標準サイズの布団に対応したレギュラーサイズのベビーベッドの方が長く使えると思いますが、標準サイズにするとベビーベッドを移動させるのは難しくなるので、その点は一長一短です。

また、ベビーベッドを買うのであれば、高さがハイタイプのものを買った方がいいです。ハイタイプですらおむつ替えや着替えで長時間同じ体勢でいると腰が痛みますし、ロータイプでいいのであれば、単純に布団を引いた方が作業もしやすいと思います。

因みに、我が家はアップリカのココネルエアーを購入しました。我が家は、里帰り出産ではないのですが、元々、夫婦で寝室が別であり、ワンオペ交代のタイミングで赤ちゃんの寝る部屋を移動させるやり方にしようとしていたので、折り畳んで寝室間を移動させようとしていました。しかし、想像以上に折り畳むのが重労働だったこともあり、最終的には妻の寝室にベビーベッドは定着し、夫(僕)の寝室には布団を引くという形に収まりました。ココネルエアー自体に大きく不満はないですが、使える期間が短そうなので、体が大きくなってきたら、赤ちゃんの睡眠環境を再構築しないとなぁと悩み中です。

風呂系

ベビーバス:1ケ
月齢0ヶ月の赤ちゃんは、まだ大人と同じお風呂には入れないので、沐浴を行います。

沐浴の際に使用するのが、赤ちゃん用のお風呂であるベビーバスです。ベビーバスで調べると非常に様々な種類があります。また、ご家庭によって、沐浴をキッチンで行う人もいれば、洗面所で行う人、風呂場で行う人と様々であるため、一概にどれがいいとは言えません。

我が家は、風呂場でツーオペで沐浴を行なっていましたが、その時に使用していたのがリッチェルのおふろマットです。

この商品は厳密には、ベビーバスではなく、おふろマットなのですが、軽くお湯を貯められる仕様になっていたので、これをベビーバス代わりに使用しました。

リッチェルのおふろマットを使用する一番のメリットは、一時的に手を離せるところです。両親学級などで習う沐浴は、常に片手で赤ちゃんを支え、もう片方の手で洗うという形になります。これが結構難しいんです。このおふろマットであれば、頭が湯船に沈まないように赤ちゃんを置けるので、両手で素早く赤ちゃんの体を洗うことができます。

また、一ヶ月検診を終えて以降、大人とお風呂を入る時も、(本来の使い方はこちらですが)赤ちゃん用の洗い場として継続して利用することができるのが嬉しいです。

普通の桶型のベビーバスだったら、僕はワンオペ対応する自信は正直なかったですね。

ベビーソープ:1本
赤ちゃん用の石鹸です。月齢0ヶ月では髪も体もこれ一本で対応します。赤ちゃんの肌は敏感なので、大人と同じボディソープを使うのは避けましょう。

ベビーソープも色々な種類があります。我が家は、無難にキューピーのベビーソープを使っています。ただ、肌に合うかどうかは人それぞれのものだと思いますので、こだわる方はこだわっていいと思います。

我が家は2ヶ月目になっても一本目が結構余っていたので、まずは一本だけ購入し、我が子に合うかどうかを試してみるのがいいかもしれません。

ベビーローション:1本
ベビーローションは、入浴後に赤ちゃんに塗る乳液です。似たようなものとして、ベビーオイルやベビーローションがありますが、①ベビーオイル、②ベビークリーム、③ベビーローションの順に油分量が多く、逆に水分量が少なくなります。大人のスキンケアの場合、化粧水の後に乳液を使うのが一般的ですが、(流派はあるでしょうが)赤ちゃんの場合は沐浴後にベビーローションだけつける形になります。

ベビーソープと同様で、どれだけ保湿が必要かは人それぞれなので一概に「これを使えば万事解決!」ということはないですが、ベビーローションは最低でも用意していた方がいいと思います。特に冬は乾燥するので、我が子も乾燥が酷いと肌が赤みを帯びてしまったりしました。

我が家は、大人がキュレルのローションをボディーローションとして使っていたため、それを我が子にも流用するようにしています。

※これはあくまでキュレルが赤ちゃんにも使用できる成分だからであり、大人が使うボディローションやボディミルクが何でも赤ちゃんに使えるわけではありません

一応、乾燥がひどい時は、ベビークリームも使いましたが、我が家の場合はほとんどローションで事足りた形です。ですので、ベビークリームは、様子を見てからの購入でもいいかと思います。

ベビー綿棒:200本入
ベビー綿棒は、大人が使う綿棒より一回り細い綿棒です。沐浴後に、おへその消毒や鼻、耳のケアをするために使用します。赤ちゃんは小さく、大人の綿棒では大きすぎるので、赤ちゃん用を買う方がいいと思います。

基本的には、沐浴後に、へそ、鼻、耳用に1本ずつ使ったので、1ヶ月で消費する本数は100本に満たない数でした。また、へその消毒は、臍の緒が取れて、へそが十分乾燥したらしなくなるので、2ヶ月目以降は消費する本数はさらに減ります。

なので、最初に200本入りのパックを1つ購入しておけば事足りると思います。

健康管理系

非接触体温計:1ケ
ベビー用品のうちで、特に買ってよかったと思うものの一つが非接触体温計です。非接触体温計ならば、おでこにかざせば1秒かからずに体温を測ることができます。また、赤ちゃんだけでなく、両親の体温も即座に確かめられるようになるのも便利です。

計測にかかる時間が短いと、赤ちゃんの調子が悪そうな時に「とりあえず、熱がないか確認しておこう」と気軽に体温を測ることができます。このおかげで、生後一週間で、赤ちゃんがうつ熱になってしまっているのにも、すぐ気づくことができました。

非接触体温計を選ぶ際におさえておきたいポイントは、ミルクやお風呂の温度を測れるタイプかどうかというところです。特に、調乳に慣れない時期は、ミルクが人肌まで冷まされているかがパッとわからないので、非接触体温計で何℃になっているかを確認できるのは非常に役立ちます。

※ 何度も温度を測っていると、段々、「この感じなら大丈夫だな」という感覚も養われてきます

我が家では、ベビースマイルの非接触体温計を使っていますが、精度も悪くなく簡単に使えるので重宝しています。

新生児爪切り:1ケ
赤ちゃんの手は非常に小さいので大人の爪切りが使えません。ただ、赤ちゃんも爪はしっかり伸びるので、放置していると自分の爪で自分の顔を引っ掻いて傷がついてしまったりします。そこで使用するのが、新生児爪切りです。

新生児の爪切りは、大きく分けてハサミタイプと電動の爪やすりタイプがあります。我が家は、電動爪やすりは大仰かなと思い、ハサミタイプにしました。ただ、電動爪やすりの方が便利かもしれません。

我が家は、ハサミとやすりの両方がセットになっている方が良かったので、コンビのハサミを購入しました。使い心地は可もなく不可もなくといったところでしょうか。

大人は爪切りで爪を切るので、「爪をハサミで切るなんてって怖い」と思っていましたが、新生児の爪は大人の爪よりも数倍柔らかいので、軽い力で切れます。なので、力を入れすぎて傷つけてしまうということは、慎重にやっていればないのかなとは思います。ただ、刃物であることは間違い無いので、ハサミは怖いという方は、電動爪やすりの方がいいのかなと思います。

温湿度計:1ケ
温湿度計は、部屋の温度と湿度を測ってくれるものです。我が家は、エアコンや加湿器を使って、部屋の温度・湿度を一定に保つことで、スリーパーを着込んだり、おくるみやバスタオルを掛けなくてもいいようにしています。きちんと部屋の温度・湿度が一定になっているのかを確認するために温湿度計を購入しました。

というのも、僕は寒がり+乾燥が苦手なタイプで、11月から暖房や加湿器を使っているのですが、その両方を使うと、エアコンで指定している温度より実際の室温が高くなってしまっていました。これに、おくるみを掛けていたのもあって、生後一週目で我が子がうつ熱になってしまいました。

「赤ちゃんは大人より一枚少なめで」という言葉がありますが、僕のように寒がりの人間が判断してしまうと、赤ちゃんにとっては暑すぎになってしまいます。このため、温湿度計の数値を元に行動するようにしました。

温湿度計を導入し、温度と湿度を一定に保つようにしてからは、我が子も快適に過ごしてくれています。

番外:加湿器
部屋の湿度(相対湿度)が、40~60%の間が健康に過ごせる快適湿度だと言われています。生まれて間もない赤ちゃんは母親から免疫力をもらえているとはいえ、ウイルスに感染する可能性は極力減らしたいですし、育児する両親側も極力健康でありたいので、冬場は40~60%の湿度になるように加湿器を使っています。

引用:https://weathernews.jp/s/topics/201810/190155/

加湿器は、主に以下の4タイプがあります。

  • スチーム式:加湿力が高く、手入れも楽だが、電気代が高い

    • やかんでお湯を沸かし続けるイメージ

  • 気化型:電気代は安いが、加湿に時間がかかる、手入れが必要になる

    • 濡れたバスタオルをかけておくイメージ

  • 超音波型:多機能だが、加湿力は控えめで、手入れが必要になる

    • 部屋に霧吹きをするイメージ

  • ハイブリッド式:気化式ながら、加湿にかかる時間を短縮している

    • 濡れたバスタオルにドライヤーで温風をあてるイメージ

スピーディーに力強く部屋を加湿したいのであれば、スチーム式かハイブリッド式を選択することになると思います。

スチーム式で人気なのは、象印の加湿器です。お湯を沸かすのでややうるさいのと、電気代がかかるのがネックですが素直な使い心地です。ただ、ハイエンドモデルでも「プレハブ洋室 ~17畳」なので、それより広範囲を加湿したい場合は、ハイブリッド式になると思います。

ハイブリッド式で、我が家が購入したのは、ダイニチの加湿器です。リビング・ダイニングといった広い部屋でも、目に見えて湿度を高めてくれるパワーがありますし、運転も非常に静かです。スチーム式と違い蒸気が出ないのも安心です。ただ、1シーズン(6ヶ月)で交換しないといけない消耗品の量が多く、全部交換すると5,000円近くするので、ランニングコストは高いです…。

スチーム式加湿器は電気代が高いと言われますが、お手入れはクエン酸消毒だけでいいので、この辺りは用法と好みによるかなと思います。

その他

抱っこ紐:1ケ
抱っこ紐は、両手/片手放しでも赤ちゃんを抱っこしておけるようにするための製品です。

基本的には、外気浴や散歩に行くようになる一ヶ月検診以降で必要になるものですが、ワンオペで奥様が育児をしている場合、赤ちゃんをあやしながら家事をしなければならないケースもあり得るので、その場合は抱っこ紐が必要になるかと思われます。

抱っこ紐は、主に以下の二種類があります。

  • ベビーキャリア型

  • スリング型

ワンオペで抱っこしながら家事をこなさないといけないケースでは、両手が自由になるベビーキャリア型一択になるかと思います。ベビーキャリア型の抱っこ紐のメーカーとしてはエルゴベビーが有名ですが、海外のメーカーなので、肩幅が狭かったり、なで肩の人は別のメーカーのものの方が使いやすい可能性があります。また、ベビーキャリア型でも月齢がいくつから使用できるかはきちんと確認しておいた方がいいです。一見形は似ていても、赤ちゃんの頭の支えが調整できなかったりすると、首が座るまでは使えないということもあり得ます。

スリング型は、片方の肩に布をかけるように吊るし、その布で赤ちゃんを包んで抱っこするものです。スリング型は、ベビーキャリア型のように両手の自由が効きませんが、コンパクトなものが多く、カバンに入れて必要な時にサッと使えるメリットがあります。もし買うとしても、旅行や散歩などで長時間外に出るようになってからでいいと思います。

シーリングライト/授乳ライト:1ケ
授乳ライトは夜間に赤ちゃんに授乳する際に、部屋の照明をつけなくても良くするための明かりです。夜間授乳中の光量を調整する方法としては、授乳ライト以外にもシーリングライトという方法もあります。

どちらのライトを購入すべきかは、赤ちゃんをどこで寝かせているかで変わります。両親と同じ寝室で寝かせている場合、夫が同じ部屋にいるので、シーリングライトで部屋全体を明るくしてしまうと夫を起こしてしまう可能性があります。逆に、リビングなど夫の寝室と別の場所に寝かせているのであれば、シーリングライトの方が部屋全体が明るくなるので作業がしやすいです。

また、授乳ライトという名前ですが、夜間のおむつ替えの際にも明かりは必要になります。ライトの光量は、おむつの状態がわかるくらいに明るくできた方がいいので、明るさを調整できるライトの購入をお勧めします。

ピヨログ:無料アプリ
ピヨログは、育児記録を付けるためのアプリです。最低でも、食事や排泄の回数は、どういう形であれつけておいた方がいいので、アプリを導入しない場合は、紙の育児日記を用意しましょう。

紙の育児日記と比較したピヨログのメリットは、

  • AlexaやApple Watchからも記録できる

  • 写真を添付できる

  • 記録を自動的に集計してくれる

ことが挙げられます。AlexaやSiriと連携させれば、音声だけ記録でき調乳やおむつ替えの作業をしながら記録ができます。また、スマホで撮った写真をそのまま添付して育児日記をつけることができます。排泄の記録に(色や柔らかさを示すため)実際のうんちの画像をつけたりもできます。そして、記録さえしておけば、今日の授乳/おしっこの回数がいくらだったかや、ミルクを飲んだ量や睡眠時間がいくらだったかを集計してくれるのもいいです。

デメリットとしては、記録できる項目がたくさんあるので記録する項目の取捨選択を自己管理しないと育児記録疲れを起こしてしまうということと、集計結果が見えると何度も結果を確認し一喜一憂しやすいところがあるでしょうか。

ただ、アプリならスマホは確実に持ち歩いているはずなので、病院に行った際に育児日記を忘れたから、どんな状態か答えられないみたいなことも少なくなりますし、夫婦でスマホは各々持っているはずなので、「あなた、育児日記をどこに置いたの?」みたいなやり取りもなくなるので、我が家はアプリ派です。

みてね:基本無料アプリ
みてねは、我が子の写真や動画を家族間(祖父母も含む)で共有できるアプリです。類似するアプリで、アルバスがありますが、私の周囲ではみてねを使っている人が多かったのもあり、みてねにしました。

みてねのいいところは、

  • 簡単に祖父母に写真や動画を共有できる

  • 写真や動画にコメントを付けられる

  • アップロードした写真を簡単にプリントアウトできる

ところでしょうか。

Googleフォトなどで祖父母に写真・動画を共有しようと思うと説明が結構大変なんですが、みてねは「このリンクからアプリをダウンロードしてね」と伝えるだけで対応してもらえました。また、LINEでアルバムを作って共有するのも悪くないですが、「孫の写真や動画を共有して、それに関する話題だけをする場所」と制限があった方が我が家としてはやりやすくありました。

続いて、みてねはアップロードした写真から選択して、月3回11枚まで写真を無料でプリントアウトし、郵送してくれるサービスがあります(送料別)。アプリで注文すれば、ポストに写真が届くという非常に便利な機能なので重宝しています。

他にも、写真を入れるアルバムの販売やカメラマンの手配などもアプリ内で行なえるようになっているので、気楽に家族アルバムを作ることができるのがいいですね。

番外:貯金
ベビー用品の話ではないですが、出産から数ヶ月は急激に貯金が溶けます。出産費用やベビー用品の購入費用は想定していましたが、勉強不足だったこととして、

  • 育児休業給付金の初回振込は、出産日から4ヶ月程度かかる

  • 育児休業中に給与から天引きされるはずだった住民税の徴収が出産後すぐ封書で来る

の2つがあります。育児休業中の住民税がまとまって徴収されるので、収入がない中で、結構な額の納税通知書が届きます。もし、十分な貯金がないのであれば、役所に相談して、税金の支払いタイミングを遅らせてもらわないと、無収入期間に詰むことになるので気をつけましょう。

FAQ

Q.ベビーカーは、いつ買う?
A.一ヶ月検診まで外に出ることはほぼないので、二ヶ月目以降の購入でいいともいます。また、何らかの理由で、赤ちゃんを外に連れ出さないといけない+普段は車移動であるのであれば、チャイルドシート+抱っこ紐のセットの方が優先して購入したほうがいいかと思います。

Q.鼻吸い器は買わなくてもいい?
我が子は月齢2ヶ月に達しても鼻水が出るということはほぼないです。保育園に通うようになったりして、病気になりやすいタイミングでの購入でもいいかなと思います。ただ、ミルクの飲み過ぎで鼻からミルクを逆流してしまった時に、鼻が詰まって苦しそうにしていたことが複数回あり、その時は鼻吸い器があってよかったと思いましたので、先に買っていても悪くはないと思います(我が家は最初から電動のものを購入していました)。

Q.おもちゃは、いつ買う?
月齢0ヶ月から対象にしているおもちゃもありますが、追視(目で追う)や手を使えるようになるのが早くて月齢1ヶ月〜なので、おもちゃを買うのは後からでもいいと思います。ビニールをクシャクシャにする音は、月齢0ヶ月でも効いたので、そういう音が鳴るものは、あやす際に少し役立つかもしれません。

Q.ベビースケールは買わなくてもいい?
我が家は、タニタのベビースケールを祖父祖母におねだりして持っていますが、必須ではないかと思います。

新生児は1日30gの体重増加が目安という話がありますが、この目安はあくまで1ヶ月検診までに1kg増えるのが目安というところからの逆算であり、毎日30g増えないとおかしいというものではありません。ですので、毎日測ること自体は悪くないですが、測ってしまうことで逆に不安が増す(例:今日は10gしか増えなかった…など)ということもあるかと思います。

ただ、我が家の場合、混合育児で授乳後にミルクもあげるので、授乳で何ml飲んだかを知りたいという場合には、ベビースケールは必須になります。そして、そういった飲んだミルク量が測れるくらい高精度なベビースケールは、タニタなどのハイエンドなものしかありません…。

タニタのベビースケールも赤ちゃんが暴れたら正しい値を取れませんし、測らずに固定量のミルクをあげるというアプローチもありと思ったため、ベビースケールはリストに含めませんでした。

さいごに

こんなに大ボリュームの記事になるとは思っていませんでしたが、僕自身、ベビー用品を買い揃える際に一通りの情報が一つにまとまっていて欲しいと思っていたので、自身の要望を叶えるような記事を作れて満足しています。

この記事が、これから育児をされる方の少しでもお役に立てば幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集