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かんがえこと-31 3.10

3.5(木)

もう木曜日。日記は書いていない。本も読めていないし、新聞もニュースも読まない。スマホでゲームもしないし、アニメやドラマも観たいと思いながら観ていない。とりあえず毎日同じ時間に出社はしていて。生きるのに最低限のことしかしていない。図書館で予約した本がそろったようなので借りに行きたい。「夏物語」まではあと300番目くらい。


3.6(金)

昨日木曜日だったので、もう金曜日。寝坊。昨日の夜のキャベツのみそ汁に卵を落とす。昨日作っておいてよかった。

帰り。池袋から歩く。川越街道は車通りが多くうるさく、熱唱するのに良い。久しぶりに本屋へ。本当に久しぶり。なかなか本を探す気分になれずにいたけれども、来てみればやはり楽しい。本を買ってカフェスペースへ、のつもりだったけれどもカフェは人気でなかなか空かず、システムもわからず、申し訳なかったけれども本も買わずに店を出てしまう。楽しみにしていたけれども、なんだか店に入ったとたん、その静かさに、以前ならたまらなく落ち着いていたはずの雰囲気に、突然緊張感が襲ってきて。普段職場が無音でなんとなく緊張しているからか、同じ空気を感じてしまった。

無表情な猫のスタンプはその意図がわからず、その猫と同じポーズをしてみる。してみるがわからない。

3.7(土)

すこし寒い。昼ごはんも食べていない昼過ぎ家を出る。図書館で予約した本を受け取り。2分で終了。駅前のタリーズへ。2時間ほど時間が過ぎるのを眺める。タブッキはなんか好き。よくわからないけれども、なんだか好きな断片の集まり。よくわからないから人には説明できない。そんな本ばかり読んでいる。隣から知っている人の服の匂いがして、すこしさみしい。


3.8(日)

雨。すこし寒い。池袋まで歩く。要町通りも良いけれども違う道を歩きたくて住宅街を勘だけで進む。突然知っている道に出た時の、ここがこうつながるのか、っていう、あの感覚。マルイなどぶらぶらしてみるけれどもとくべつほしいものもなく、時間がほしくていつものパンが食べられるパン屋、へ入る。時間が過ぎるのを眺めている。スーパーに寄って帰り久しぶりに自炊らしい自炊。時間だけ追いかけて、追い越されて週末が終わる。

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