親や先生が夢を殺す
昨日、不登校の子たちが通う、教育支援の先生と面談がありました。
色々思うことがあるので残しておこうと思います。
その施設の先生方は非常に優しく、もう我が家の方針も大枠は理解されているので、中3まで面倒見る気でいてくれています。
ホームスクーラーでも構わないのですが、どこかに属すること、親以外の人と関わることって大切だと思いますし、本人も楽しく行っています。
ただ、子育ても教育もそうなんですが、大人の思う正解とか、大人の思う良い結果を残すために大人がサポートすることってなんの意味もないと思うんです。
それはそのサポートした側の不安を取り除くこと、成功、優越感に浸るためであり、サポートされた側の心から望んだことではないかもしれない。
というか、真横で大人が誘導すれば、最も簡単にそれが正しくて、素晴らしいことと思うわけで、その頃には自分が望んでいることとか、自分の思いなんてものは消える。
私も音楽を通した教育を行っているので、先生方の劣等や優越の感覚はわかります。
でも、それは全く必要のない感情で、生徒が途中でやめようが、諦めようが、逆に一生ついていくと決めて私から学べることを全て学ぼうとすることも、本人が選ぶことはどれも正解で、私にはある意味関係のないことでもあるのです。
もちろん、私からもっと学びたい、知ってることを根こそぎ教えて欲しい、という生徒は可愛いです。嬉しいです。もちろん教えます。
だけど、その子の後の成功は私の賜物ではなく、本人の賜物でしかないのです。
私はたまたまそこにいてそれを見れてラッキー!っていうくらいで、私の努力の結果、、、なんかではない。
私の生徒にはEXILEになった子も、女優になった子も、音楽ではないことで海外で活躍する子もいる。すごい。。。でもどう考えてもすごいのは本人wwwww
そんなことよりも、私もすごくならなきゃ、、と心から思うw
なので、何が言いたいかというと、自分を守るために子育てや教育は行ってはいけない。
時に私も子育ての中で、子供のためでなく、不安な自分を解消するために口を出したくなる時もある。人間ですからw だけど、すぐに思い直す。
私は私。彼女は彼女。もちろん旦那も旦那。
本当の幸せとは一人一人が自分の心からやりたいことを、やりたい人と、やること。
だから私の考えを押し付けるのは全く意味のないこと。だって相手は私じゃないから。
話が抽象的になったけれど、とにかく面談では先生方の愛は理解するけれど、
「もっとこういうことができた方がいい、こんな経験が必要だ、こういうことが心配だ」という話ばかり。
それを一般的な学校に行っている子より劣っているというという意味で言ってくるのでもうめまいがした。
うちの子は学校での女子同士のいざこざも経験してないし、テストで良い点が取れなくて悔しいとか、クラスの前で話すのは恥ずかしいとかそんな経験も確かに無い。ドラえもんも、ポケモンほとんど知らない。
でもLGBTQへの理解も考えもしっかり持っているし、良い世界にするために何をすればいいのかも考えている。先日温泉では自分がどんな人になってどんな影響を与えたいか、という話もしてくれた。そのためのプロセスなどについても質問してきた。ヒゲが生えててロングドレスを着るゲイを愛しているし、英語も韓国語も大好きで勝手に勉強している。
素敵な未来を描けばこんな絵だ。
学校や公教育にまつわる人たちを否定するわけでは無いけれど、頼むからみんなもっと世界を見て欲しい。
教育を作っている先生たちの視野が狭すぎるし、知らなすぎる。
世界は恐ろしいところで、競争が激しく、傷つけらることもあるから、子供のうちに良いことも悪いことも経験した方がいい、、、と未だにいう人たちがいる。
世界は安全で、宇宙人もやってきてみんな仲良しで、素敵な世界になるはず、と思う気持ちを持ってる子にしかそんな世界は作れない。
私も音楽で世界が良くなると信じているから、やってるわけだし、そんなの無理だよ、もっと日本の音楽ビジネスの中に入って揉まれた方がいいよ、世界は難しいところだよと言われ続けたら、もう何もできないw
誰かのドリームキラーになってはいけない。
特に親や教育者は。
と心から思った面談でした。
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