ちょっとだけ不登校の不安と公立学校見学前編
娘は小学4年生。学校にはいかず、ホームスクーラー、そして、教育支援センターに自由に通いながら毎日好きなことに夢中になり、いつも探求し、いろんな作品を作り、幸せに暮らしている。
親である私は、、不安はほとんどないけれど、偏った考えにはなりたくないので、日本はもちろん、世界の様々な教育には興味があり、いつも情報を仕入れたり、敏感であるようにはしている。
そんな中、面白い情報が入ってきた。家の割と近くに、少人数制の公立学校があると知ったのだ!しかも特認校で校区外の子も通えるとか。。(私は移住者なので知らなかった)
建物も超有名な世界的建築家がデザインしていて面白く、自然に囲まれていて、とても魅力的だと思った。何より、少人数ということに惹かれる。
学校に行っていないことに”全く”ではなく”ほとんど”不安はない、、と言っているのは、友達が出来にくいことだ。
でも良いこともあって、娘はコミュニケーション能力はかなり高いと思う。
普通の子供が同世代としか交流がないことに比べると、様々な大人や、小さい子供と接することの方が多いので、大人の会話ができるのだ。
とはいえ、同世代の子供から学べることもあるので、いまの生活にはそれが少なくほんの少しだけ不安なのだ。
ちなみに友達が必要、という話ではない。友達100人なんて作りたい子は作ったらいいけど、1人が好きな子は1人でもいいと思う。
ただ、私が言いたいのは、子供達が周りにいる環境が大事なのでは?ということ。
このnoteでもなんども話しているけれど、1人だけの世界では「違い」に出会えないのだ。あんな人もこんな人もいるんだ、、、という小さい社会を経験することはきっと大切だと思う。
これに関しては課題の分離をしたいところだが、同世代の友達を知らない、娘が「大丈夫」と言っても、それは同世代の友達をほとんど知らないだけなので、もし解決するならば、親がある程度お膳たてする必要があると思う。
その特認校は少人数ではあるが同世代の子はもちろんいるわけで、なんとなく「ちょうど良さそう」という思いが生まれた。
また、聞くところによると、少人数であることにより、子供達も先生たちも「穏やか」であるそう。
子供の教育において、環境や周りの人が「穏やかであること」、、これはとても重要なことだと思う。
日常的に、家族や周りの環境が穏やかであることは様々な教育や進んだ学校では重要視されている。
理由は明白。子供が無駄な情報に振り回されず、遊びも勉強も集中でき、本来の力を発揮でいるから。
シュタイナーでは朝はロウソクの小さな火から始まるそうだ。
テレビはもちろん絵本さえも低学年は禁止。それはなかなかストイックだけど、子供の五感を研ぎ澄まし、想像し創造する力を育むために重要なルールなのだ。
ヨーロッパからやってきた様々な教育も、そのツールはもちろん、シンプルにデザインされていることが特徴である。(ここではざっくり)
私はこれまで数えてみるとオルタナティブスクールを含めると、9つの学校を見学してきた。
ざっくりだけど、公立校は全体的に落ち着きがない、
オルタナティブスクールは落ち着きがありキラキラしている
というざっくりした印象を持つ。
その象徴が先生だ。
公立の小学校の先生はいつも声がガラガラで、テンション高いか、子供に吸い取られすぎてすごい低いか、、私の仕事上、ついつい先生の話を聞いてあげたくなり、実際聞く側に回ったこともあるwww(もちろん良い先生もたくさんいらっしゃると思います!!!!)
1人の先生に30人の生徒はどう考えても無理がある。
それが普通と思ってきたけど、冷静に考えてあり得ない。
私も仕事柄やってきたのでわかる。特に子供は10人でもしんどかったし、専門学生でもしんどい。
いまもよく子供のクラスやらないんですか?と聞かれるが、割りが合わないにもほどがあるww
なので先生方のご苦労は少しは理解しているつもりだけど、そんないつも声ガラガラでテンションおかしくなってる先生とか、暗い先生に子供を預けてもな、、、、と普通に思う。(なんども言いますが、公立校でも穏やかで良い先生もいらっしゃいます!)
まず先生が穏やかであってほしい、、と心から願うw
いつも大きな声で怒鳴っている先生では子供達も落ち着きなく育つのは当然だ。
ところがこの特認校は子供達も先生達も、噂によると「穏やか」だそう。
ということでその学校に見学に出かけた。
次に続く。
後編はこちら
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