甘すぎるバナナのような

最近私がかねてから愛好していたゲーム「あんさんぶるスターズ!」が大型アップデートし、「あんさんぶるスターズ!!」へと変わった。

basicでは従来のようなポチポチ作業ゲフンゲフンを、musicではキャラクターたちがぬるぬる踊る音ゲーを楽しむことが出来る。

このmusicのなんとまあ良い。

3年ほどあの作業ゲフンゲフンをプレイしてきた身としては、キャラクターたちがぬるぬる踊るのをみていると、もう楽しくてしょうがない。

あんスタはもともとイラストが美しいことで有名だったが、その技術力をここまで贅沢に使われると、あの日々も無駄ではなかったな、と思える。

でもなんだかその美しさが嘘のように甘いのだ。それはまるで近年の技術の進歩によって進化したバナナのようだ。私はバナナの甘さがあまり好きではなくなった。というのも、昔はもっと甘くなかったように思えるのだ。歳をとるにつれバナナの味を意識するようになったが、年々甘くなっていっているような気がする。そうはいってもバナナ愛好家という訳でもないので特に調べる気にもならず、朝食にバナナが出る度に「甘すぎる」という感想を抱いている。

あんスタもいつかぬるっぬるの音ゲーに慣れたら、昔のぽちぽち押しまくって椚先生に遭遇していたあの頃を忘れてしまうのかなぁ。そんなことを思いながら音ゲーをやっている。この気持ちを忘れないように書き留めておこう。

まあでも、あんスタがバナナと違うところはストーリーが相も変わらず苦すぎるというところだ。この苦味は多分ビールのように大人になればわかる!なんてもんじゃない。いきなり流星隊Pをいじめるんじゃない。

流星隊&KnightsP並感

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