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The Sound Of Music - 映画日記2012

2012年最初に見た映画は、

「The Sound Of Music」

でした。

オーストリアのマリア・フォン・トラップによる自叙伝『トラップ・ファミリー合唱団物語』の

前編を映画化したものだそうです。

1930年代のオーストリアが舞台です。

当時のオーストリアは、ドイツに併合されそうになっていました。

主人公は、Julie Andrews が演ずる修道院のマリア。

マリアは、問題児らしく、修道院でも口々にささやかれています。

ある日、院長に呼び出されました。

「少し、世の中の空気に触れてきなさい」

マリアは、トラップ大佐の7人の子どもたちの家庭教師として

修道院の外に出されてしまいます。

トボトボと歩くマリア。

手には鞄とギターを持っています。

えっ?

ギター???

マリアは修道院でギター弾き語りをしていたのでしょうかねぇ・・・・・

そんな調子だから問題児扱いされたのかも知れませんね。

さてトラップ大佐は、厳格な人で、笛の合図によって子どもたちを統制しています。

マリアは、そんなトラップ大佐に反感を感じます。

マリアが家庭教師として、赴任した日の夜は、雷が鳴って子どもたちは怯えて眠れません。

みんなマリアの部屋に集まってきました。

そこで、マリアが子どもたちの心を和らげようと歌ったのが、昨日の日記でご紹介した

「My Favorite Things」

です。

翌日から、トラップ大佐はウィーンの婚約者エルザの元に出かけました。

水を得た魚のように、マリアは子どもたちをピクニックに連れ出して歌を教えます。

このピクニックのシーンで歌われたのが「ドレミの歌」です。

婚約者エルザを連れて帰宅したプラット大佐が見たものは、木登りをしている子どもたちでした。

トラップ大佐は、マリアが子どもたちを統制していないことを知り、

解雇を告げました。

しかし、婚約者エルザを歓迎してリビングで歌を歌っている子どもたちの歌声を聴いて

自分も「音楽」を思い出し、みんなの前で「エーデルワイス」を歌いました。

そして、マリアに留まってくれるように言いました。

解雇宣言の撤回です。

音楽の楽しさを思い出したトラップ大佐は、自分の屋敷でダンス・パーティを開催します。

そのダンス・パーティのさなか、マリアとトラップ大佐は2人でダンスを踊り、

ふと見つめ合った瞬間に、お互いに惹かれあっていることに気づきました。

と言うより、そのときに既に2人は愛し合っていたのかもしれませんね。

しかし、修道院に生きるマリアは、神様以外を愛することを罪と捉え、

置手紙を残して、トラップ大佐の屋敷を出て行ってしまいました。

うわ~ この2人、どうなっちゃうの???

と、思わせるマリアの姿。

物語は後編に入ります。

トラップ大佐は、婚約者エルザを子どもたちに正式に紹介しました。

けれど、子どもたちはマリアが去ってしまったので寂しそう・・・・・

そのマリアは、修道院で院長に「トラップ大佐への想い」を打ち明けます。

そして改めて神様への愛を誓うのですが、院長はマリアに

「トラップ大佐の所に戻りなさい」

と言いました。

トラップ大佐の屋敷にギターを抱えて戻ったマリアを待っていたのは、

子どもたちの笑顔とトラップ大佐の婚約の知らせ。

マリアの表情が曇りました。

その夜、トラップ大佐と婚約者エルザがバルコニーで話をします。

婚約者エルザは、「新婚旅行はどこにしよう」とか「何をプレゼントしよう」とか話しかけますが、

トラップ大佐は上の空。

そして出た言葉が「婚約解消」でした.

以前からトラップ大佐とマリアの気持ちに気づいていた婚約者エルザは、あっさりと身を引きました。

そして、トラップ大佐は、屋敷の庭に居て考え事をしていたマリアに愛を告白します。

2人は結婚式を挙げ、新婚旅行に出かけました。

新婚旅行のさなかにオーストリアはドイツに併合されてしまいます。

新婚旅行から帰ってきたトラップ大佐を待っていたのは、軍隊への出頭要請。

愛国者でありドイツへのオーストリア併合を快く想わないトラップ大佐は、スイスへの亡命を決意します。

その夜、コンクールで歌ったトラップ大佐・マリア・子どもたち。

コンクールで優勝が告げられたにもかかわらず、トラップ大佐たちは表彰式に現れません。

逃げてしまったのです。

そして、国境の山を歩いて越えるトラップ大佐一家の映像が映し出されて映画は終わりました。

いや~ 良い映画でした(笑)


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