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【#8】【ラオス3日目】再び国境越え/レンタルした原付の修理代/街の高級フレンチ

もくじ
■今日もスムージー
■ラオスなのに本格フレンチ
■原付の返却と修理代
■いざ再び国境へ
■メコン川沿いのホテルに宿泊

○今日もスムージー

ラオスでの滞在も3日目になり、だいぶ街の地図が頭に入りました。早速朝ごはんを買いに少し遠出しましょう。

原付をささっと走らせ目に止まったスムージー屋さんに入ります。

おそらく夜になると中がレストランになるタイプでした。キレイな奥さん達と清潔な内装で次回ラオスに来たときには行ってみたいです。

今回はメロンスムージーです。さっぱりしてうまい!

よくよく思うと、タイに入国してから毎日スムージーを飲んでます。美味しいですし、大概100円ぐらい安いですからね。

○ラオスなのに本格フレンチ

ラオスは1945年の第二次世界大戦中に独立を宣言するまでフランスの植民地でした。その影響かフランス語を話せる人やサンドイッチなどフランスの影響が文化の一部になっています。

また住みやすさや国民性の良さから、現地にはたくさんのフランス人が在住しています。フランスのオジサマたちのたまり場のアイス屋さんや飲み屋が見られます。

いつもこのアイス屋さんには誰かいます。僕は隣の薬局で両替していたところでオジサマに話しかけられました。その方は国際警察をリタイアされた方で、日本語も話されてびっくりしました。

さて、本題のフレンチです。このフレンチは各国の駐在員さんから多大なる支持を受けるお店で"Tango Bar Pub Restaurant"と言います。

Tango Bar Pub Restaurant
Rue Setthathilath, Vientiane, Laos
+856 20 56 660 581
水曜定休 営業時間10:00~23:00

ここもやはりフランス人のオジサマ達のたまり場でした。大学で習ったフランス語で皆さんに"Bonjour"と挨拶すれば皆さん笑顔で返事してくださります。

店内はこじんまりしていて、テーブル席が7つほどあります。とても清潔にされていて、ずっと居たくなる雰囲気があります。

早速昨日知り合った日本人の方のオススメを注文します。

このレストランのオーナーは肉屋さんも営んでおり、ラオスの高級牛を自ら仕入れ周りのレストランに売っているそうです。そのため牛肉のカルパッチョやタルタル(日本で言うユッケ)なんてものまで食べられます。

ステーキには付け合せとサラダが付いてきます。2つ頼んでしめて2000円です。安すぎます。そして肝心の味は…

うまい!!!!!本物のフレンチだ!!!!!

正直な話僕はフランス料理を食べたことはありませんが、これは多分本物です。めちゃくちゃ美味しいです。2000円なんて信じられません。日本でランチ価格だとしても一つ3000円のレベルですよ?

またラオスに来たときは絶対来たいですね。

○原付の返却と修理代

前回記事に書いたとおり、僕はメコン川沿いの歩道ですっ転んで原付を傷つけてます。しかもミラーを壊してますし、ライトの部分については思っきり凹んでます。

これで修理代が請求されないほうがおかしいです。とりあえず返却の前にATMで300,000kip下ろしました。

店員のお兄さんに何が合ったか、どこを傷つけたか、ミラーは修理しておいたことを伝え、誠心誠意謝りました

気持ちが伝わり、横の傷は見逃してくださりライトの修理代だけで済ましてくれました。記憶が正しければ100,000kip(1,000円)でしたので、本当に良心的です。もう金輪際事故はしません。

○いざ再び国境へ

名残惜しいですが、今日でラオスは最後です。昨日の夜に屋上で干しておいた洗濯物を取り込み、出発の準備をします。

ただただ名残惜しいです。ホテルの質もさながら、ご家族の人柄に本当に惹かれました。ラオスの魅力も相まって本当に帰りたくありません。でも、時間がないので仕方ないです…

チェックアウトギリギリまで皆さんと話し込み、
次回の訪問を約束しました。

さて、ラオスの国境を越えましょう。

タイからラオスに入国したとき同様に、国境越えは基本的にバスです。到着したときと同じKhua Din Marketの隣のバスターミナルから出発します。

時刻表を見ると2時間毎にノーンカイ行きのバスが出ているようです。このバスは運転手さんに直接支払うのではなく、近くのオフィスでチケットを購入します。確か15,000kipぐらいでした。

バスが車での1時間はKhua Din Marketのコーヒーショップで時間を潰します。ここで青木へのお土産のことを思い出し、店頭の豆を買いました。危うく忘れて帰るとこでした…

契約農園で育てたオーガニック豆だそうです。
きっと喜んでもらえるでしょう。

国境越えのステップはタイのただ逆なだけなので、詳しくは以前の記事を参照してください。↓
【#6】【タイ4日目/ラオス1日目】タイとラオスの国境ノーンカイ【ノーンカイ】【国境超え】

ただ前の人に付いていくだけなので簡単です。しかも隣の方は英語の堪能な方で、終始地元のカンチャナブリーの話をしてくださいました。寺院に関係する方で、是非来たときには寄っていってほしいと住所を教えてくださいました。

ふと思うのですが、ノーンカイやラオスにいると何かと優しい方に会っている気がします。バンコクと違って雰囲気に余裕があるからでしょうか。

■メコン川沿いのホテルに宿泊

なんやかんやあってノーンカイ到着です。やっぱりノーンカイといえばメコン川ですから、川沿いのホテルを予約しました。

Mut Mee Garden Guesthouse
1111/4 ถนน แก้ววราวุธ Tambon Nai Mueang, Amphoe Mueang Nong Khai, 
一泊1,000円(凄くいい部屋だと2,000円)

ゲストハウスとはいえ、一部屋にベッドが何個もあるパターンではなく、各自1部屋が割り当てられます。

こんな感じの素敵な木造建ての家に、だいたい3部屋ほどあります。ここに住んでいる感じがしてとてもエモいです。しかもレストランからはメコン川が望めます。夕日の美しさは言うまでもありません。

ちなみにバスターミナルからホテルは車で10分程でした。体調のこともあり歩きたくなかったのでトゥクトゥクを拾いました。

ここでお伝えしたいのは、
ノーンカイのトゥクトゥク、めっちゃ良いです。

ノーンカイのトゥクトゥクのおじさんは自分たちから話しかけてきません。これは外国人に限らず、また人見知りや無視しているわけでなく、凄く紳士な方たちなんです。

しかも値段がバンコクの5分の1程。最初はボッタクリを覚悟していて、500円ぐらい払うか…?とすら思っていたのですが、たった100円と安すぎたので100円追加して払いました。

またこのような経験は屋台や病院などでもしており、ノーンカイの皆さんは本当に寛容で上品です。どうしてこんなにバンコクと違うのでしょうか。なんか住みたくなってきました。

また近くの学校で働いていらっしゃる、フランス人とタイ人のご夫婦に大変お世話になりました。

旦那さんの写真は撮り忘れてしまいました… 奥様はオン(Onne)さんといって、ノーンカイの幼稚園の先生をしていらっしゃいます。ノーンカイの街や文化を詳しく教えてくださいました。

また旦那さんは膝の怪我が悪化して消毒液や絆創膏を買いに行こうとしたときに、「お金落としたよ」と200Bを握らせてくれました。いくらなんでも格好良すぎませんか?この街で200B稼ぐのは大変なのに、通りすがりの旅行者にここまで良くしてくれるなんて、感謝しかありません。

なにか大きなイベントのある一日では決してありません。ただ街の人達の温かさ、ジェントルマンっぷりを感じる一日でした。

日本では経験できない、素晴らしい体験でした。

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