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補助金申請 -観光協会のお仕事-

国内初✨観光協会系youtuberのラミです😋✨
北海道ニセコエリアの倶知安観光協会で職務の一環でyoutuberしてます✨
こないだ「観光協会のお仕事」について記事を書きまして、だいたい観光協会ってこんな仕事してますよ!というのをご紹介しました。
少しずつ仕事を掘り下げていこうかなぁと思っているのですが、今日はその中でも私が不得意としている(結構嫌いな……)仕事を掘り下げます。
それは………補助金申請。っというかまじめな文章を作るのが苦手です。

国や都道府県からそれぞれの省庁や機関が目指す姿に沿った補助事業の募集が通常だと3月~4月に公表され、1~2か月の間に組み立てて提出し、交付されたら事業を実施、年度末辺りに報告・清算をします。

北海道観光振興機構の補助金に応募

今回、北海道観光振興機構(北海道全体の観光プロモーションをつかさどる機関)が募集していた「地域の魅力を活かした観光地づくり推進事業」に「ニセコサマーステイ」事業を応募しました。

この事業の目的は、「道内への観光客を拡大させるため……………」と長い文章が続くのですが、要はお客様の満足度の高い観光地づくりをして地域を活性化させましょう!ということで、そういうことを頑張る地域に補助金をお渡ししますよ!ということです。
その中でも北海道観光振興機構が今年重点的に目指すのは、

1)滞在型観光の推進(アドベンチャートラベルやフードツーリズム、サイクルツーリズム)など
2)道内の歴史・文化を活用した観光地づくり
3)道内7空港の民営委託を契機とした受け入れ態勢の整備
4)地域DMOの形成・確立

としています。
この中でも、「アドベンチャーツーリズム」がまさに夏のニセコも推進したいと力を入れていることなので、この内容で出すことにしました。

逆に今年北海道の観光ニュースと言えば、上記項目に沿ったものが多く出てくるかと思いますのでニュースをチェックしてみてくださいね!(コロナウィルスの状況があっても観光関係でいいニュースが広がればいいのですが…)

補助金申請~報告の流れ

具体的にどんな流れで補助金申請~報告をしているかというと、あくまで今回の例でいうとですが、

2020年4月8日 
●補助金募集事業の内容が公開(締切が4月28日までと知る)
① 補助金が今年度計画している事業とマッチしているか
② 50%補助の補助金なので、自己財源部分はあるか→いくらで申請するか
③ 関係所管に連絡(町役場観光課やその事業でお世話になる事業者の方)
④ 補助金に関わる事業計画書を作成(←これが本当に嫌い……)
⑤ 改めて見積の再確認や新たな見積をもらい、予算を策定
⑥ 観光協会内で決裁→改めて関係所管に連絡して提出
を3週間で行います。

ー本来なら、ヒアリングがあり審査。なのですが今年は中止ー

2020年5月29日
採択通知→訂正がある場合は、訂正箇所を直し再提出

ー 今ここ ー

これから採択された事業を実施していきます。
また事業実施と共に、最後の清算・報告作業のために
●見積もりをとったり領収書の体裁を整えたり、
●報告用に記録をつけたり、
●KPIの数値を計測したりしながら
事業を実施していきます。

そして年度末(もしくは事業が実施後)
●成果報告会用にプレゼン資料を作成
●報告書の作成(これも不得意分野…)
●清算書類の作成
をし、事業が無事に終了したことを北海道観光振興機構に報告します。

もし観光協会と仕事がしたいと思ってくださる事業者さんがいらっしゃるなら、アプローチポイントは「秋」と「春」です。基本的に観光協会は決まった予算を後から変更は難しいです。なので、「秋」の予算策定時からアプローチ提案をするか、「春」の補助金申請の際に提案するのがベストです。
補助金によっては、「現物協賛」を地元負担分にいれる補助金もあります。その場合は、通常○○円だけど○○円割引します。といった現物協賛ができるなら、とても喜ばれます。

嫌い……だけど大事な仕事

全国津々浦々ある観光協会の多くは、こういった補助金申請~報告をしていることと思います。イベント運営とかどちらかというと外に出て行って身体を動かす仕事が全面に出ているのですが、実はこういう事務作業も黙々としているんです。。。。


と、今回は観光協会のお仕事を掘り下げてみました。
「観光協会の仕事」や「観光協会との仕事」のご質問いつでもウェルカムなので、もし私でお役に立てるのであれば気軽にお声がけください😋✨

YouTubeチャンネルでも時々「観光協会のお仕事」についてお話していきます。


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