言葉の羅列に振り回されるほど、
本当に必要なものは隠れてしまう。
優しすぎる。
賢すぎる。
真面目すぎる。
どれも「すぎる」のつく言葉は
誰かの視点から見た答え合わせだ。
自分が何を抱えて
どこに立ち
どこに進もうとしているか。
それを知っているのは、
自分以外にはいないんだ。
必要な言葉なんて、
きっとどこにも落ちていない。
でも、誰かの言葉の中に
少しだけ救われる瞬間があれば、
それで充分じゃないかと思う。
だから今日も探してしまう。
自分を宥める理由を。
明日へ進む一言を。
それが損でも、
知らんけど。