甘い期待がほろ苦さを生む、のおまけ(その1)
サムネイルの猫ちゃん可愛い。ギュッと目を閉じているところとか特に。
さて今日は、昨日書いた文章のおまけを。
・手作り「惜シブースト」を食べた時の脳内会議
・もの珍しい方へ贈る〜惜シブーストのレシピ〜
今回は、「もの珍しい方へ贈る〜惜シブーストのレシピ〜」をお送りします。
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「惜シブースト」とは?
フランス発祥のケーキ・シブーストに、惜しいという言葉を組み合わせて作られた造語。本来の作り方に素人が微妙にアレンジしたことで惜しい味になってしまった手作りシブーストのこと。
(引用:寅三奈辞典)
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もの珍しい方へ贈る〜惜しいシブーストのレシピ〜
クラシルさんのシブーストのレシピに沿って記載します。
レシピ通り→「クラシルさんのレシピそのまま」
軽率なアレンジをした箇所→該当箇所を太字に
1.
クラシルさんのレシピのまま
2.
フライパンにグラニュー糖25gと水を入れて中火で熱します。グラニュー糖が薄く色づいたら、無塩バター20gと1を入れて炒め、りんごの水分が飛んだら火から下ろして粗熱を取る。
(真っ黒焦げになることを恐れたあまりに、クラシルさんのようにしっかりとしたカラメル色にはせず、ほぼ透明に近い茶色の状態でバターを入れてしまった。これは失敗となった。薄味が好きなので、バターの量は軽率アレンジの方で十分美味しかった。)
3.
クラシルさんのレシピのまま
4.
鍋に卵黄とグラニュー糖を入れて、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。薄力粉を茶こしでふるい入れずにそのまま入れて、粉気がなくなるまで混ぜ合わせたら、牛乳を一気に入れてさらに混ぜ合わせます。中火で加熱し、クリーム状になったら火から下ろす。最後にバニラエッセンスを3 滴入れて混ぜる。
(この軽率アレンジは成功。)
5.
クラシルさんのレシピのまま
6.
クラシルさんのレシピのまま
7.
クラシルさんのレシピのまま
8.
5に7を加え、耐熱性のヘラでメレンゲをつぶさないようにさっくりと混ぜ合わせる。その後、ライチリキュールを小さじ2入れる。
(ライチリキュールを入れることで、せっかく泡立てた耐熱性のメレンゲが少し溶けてしまう)
9.
タルト型にオリーブオイルを少量塗って、解凍した冷凍パイ生地を型の側面に貼り付ける。200℃に予熱したオーブンで8分、生地が膨らんだことを確認したら今度は180℃で8分焼く。荒熱を冷ましたパイ生地(形が安定しないのでタルト型からは外さないまま)の上に2を広げて、8を流し入れ、表面をならして寒い空間(暖房の付いていない冬のキッチン)に冷やして固める。
(この軽率アレンジは成功と失敗の中間くらい。パイシートの焼き方はパッケージの裏のレシピ参照。パイシートが冷凍焼けしていたせいなのか原因は不明であるが、冷めたパイがサクサクしていなかった。でも市販のタルト台の代わりに、パイ生地を採用するのは良かった。ちなみにお手本のシブーストの土台もパイだった。ちなみに、冷凍パイ生地で作るなら、オーブンで焼く前に2を入れた方が良かったと後から思いました。そういうところだけレシピに忠実になってしまった。)
10.
砂糖をすりつぶして、粒の大きさをグラニュー糖程にする。固まった9の上に、すりつぶした砂糖をまぶして、熱したオーブントースターで5~6分焼き、表面に焦げ目をつける。
(トースターはバーナー代わりはならず。トースターに入れることで、表面のシブースト・クリームが一旦溶けて、縮んだ状態で再度凝固してしまった。)
11.
クラシルさんのレシピのまま
惜シブーストの完成!
振り返ると、ほぼ半分の工程でアレンジが入っているんだね・・・なんと。失敗例の共有によって、本当に美味しいシブーストを作りたい方の参考となれば幸いです。近いうちに、おまけ2(手作り「惜シブースト」を食べた時の脳内会議)も書きます。