仕事とプライベートどちらも充実!「公私融合」という働き方
こんにちは!
株式会社TPOの広報担当Junです。
TPOは、忙しい働く人たちのワークライフをサポートするコンシェルジュサービス「YourConcierge」を提供する会社です。
私たちが大切にしている「公私融合」という考え方について、今日は紹介します。
「公私融合」という考え方
私たちは一人のヒトでありながら、何役もの顔をかけ持って生きています。
働く顔の一方で、父であり母であり、夫、妻、パートナーであり、親であり子であり、一人の男性、女性としての顔を持ちます。
その多様な顔を「仕事」と「プライベート」のふたつに分離するのではなく、それぞれを布のように織り込むことができたなら、暮らすように働くことができるのではないかと考えます。
これまで家庭の問題を働く場に持ち込むことは、公私混同として否定的に捉えられてきたことから、家庭での悩みを一人で抱え込む人も少なくありませんでした。
しかしインターネットさえあれば場所を問わずに働くことができたり、コロナウイルスの流行による在宅勤務の増加によって、働く場と家庭の境界が曖昧になってきています。
これは「ライフの中に仕事がある」「働く場そのものが生活の重要な一部である」といった、本来の当然の姿に戻ろうという動きだと考えられます。
どちらかを天秤にかけるのではなく、どちらも大切に充実させる。本気で働きたい人が「一歩引く」のではなく、「一歩前に出て」全力になれる。
生活か、仕事か、を選ぶのではなく、どちらも一生懸命生きること、生きられること。その選択肢を持つことができること。布のように織り込んで生活すること。
TPOは、そのようなライフスタイルを「公私融合」と呼び、新しい時代の働き方として提案しています。
公私融合で QWL (Quality of Work Life) の向上へ
QWLは単に機械的に働くのではなく、働く場における生活の質を高めようという考え方で、欧米では1960年代後半から注目されてきました *1。暮らすように働く公私融合の実現には、働く場での生活の質も高める必要があり、そのためには働く場でのストレス要因を取り除く必要があります。
*1 https://jinjibu.jp/keyword/detl/805/
これまで主に働く場の環境改善や働き改革などが行われてきましたが、ビジネスパーソンのストレス要因の大半が私生活に起因 [TPO調査] しているにも関わらず、プライベートの悩みは個人の責任に委ねられてきました。
ビジネスパーソンは働く場での役割だけでなく多重の役割を担って生きています。これは本来、一つの役割で習得した知見や能力が他の役割に生かされるため、相乗効果が生まれるとされていますが、いずれかにストレスや不安がある場合は他の役割にもネガティブな影響を及ぼします。
前者をポジティブ・スピルオーバー、後者をネガティブ・スピルオーバーと呼び、仕事とプライベートでのポジティブ・スピルオーバーを増やすことが、ライフ全体の満足感を高めます。公私を区分するのではなく、どちらも融合して働く。それを実現できたならば、働く場の生活の質も高まると考えます。
コンシェルジュが架け橋に
仕事中に家庭の悩みが解決できたら・・
そんな思いを持つビジネスパーソンは少なくないはずです。しかし会社では、家庭のことをオープンにしづらい。また、企業側も、従業員のプライベートについてどこまで踏み込んで良いかわからない。
そこでコンシェルジュが架け橋となって、プライベートの悩みを対面またはオンラインで解決します。従業員からの相談を企業側に伝えることはないため、従業員の方には安心して使用していただき、企業側も社内の人的リソースを使うことなくプライベートサポートを実行することができます。
では実際に、どんなお悩み相談がコンシェルジュには寄せられ、企業にはどんな効果があるのか。今後のnoteで紹介していきたいと思います!