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授業がうまくなるために冬休みどうしようか考えていたら、僕の根本的な問題に行き着いた。

 冬休みに入りました!!

 いつもは次から次にやることが舞い込んできて息つく暇もありませんが、時が止まる休暇中なのであれば自分の指導を振り返ることができます。

 そこで、自分の授業について振り返ることにしました。

 僕は毎日自分の授業の反省をする習慣があるので、今年度の授業反省の蓄積があります。それを1から読むのはめんどいので、チャットGPTにデータを送信し、僕の授業における課題の傾向を掴んでもらいました。

 その結果得られたのが以下のような回答です。

この資料を通して掴んだあなたの授業の課題の傾向を以下にまとめます:

主な課題の傾向
1. 児童の反応と授業設計のズレ
• 子どもの発達段階や現状の理解に対して、提示する活動や内容が難しすぎたり、目標が曖昧なことがあります。
• 「何をすればいいのかわからない」「ちーんとしている」などの児童の反応が見られる場面が多い。
2. 時間管理と計画の精度
• 各活動に時間をかけすぎたり、狙いに到達するための配分が不十分なことが見受けられます。
• 「時間ロス」「30分かかりすぎた」などの記述が頻出しており、計画段階での見通しが不足していると考えられます。
3. 指導の焦点がぼやける
• 「指導書どおりの進行」と「児童の自主性」のバランスを取ることに苦労している様子があります。
• 狙いの明確化が不十分なことや、めあてが抽象的すぎたり具体的すぎたりして、授業の方向性が定まらないケースが見られます。
4. アウトプットや振り返りの不足
• 児童が十分にアウトプットを行い、自分の考えを深める時間が不足している。
• 振り返り活動が形骸化している部分があり、児童が自分の学びを内省する時間や仕方の指導が不十分。
5. 板書や教材の工夫
• 板書が整っていない、教材が使いにくいなど、視覚的な支援が不十分なケースがあります。
• 板書や教材の工夫が授業の成否に影響していることを自覚しているが、改善が追いついていない。
6. 児童同士の関係性と参加意識の向上
• 一部の児童が発表や活動に積極的である一方で、発表や参加に不安を感じている児童が目立つ。
• 「友達の意見を聞けていない」「挙手が少ない」という記録が多い。

あなたの強み
• 子どもの意見を大切にし、授業の中で児童の主体性を引き出そうとしている姿勢が見られます。
• 各授業での具体的な反省を通じて、自らの指導方法を改善しようとする意識が高いです。
• 児童の「楽しい」「もっとやりたい」という感想を引き出しており、興味を持たせる力があります。

次のステップ
1. 目標と活動の整合性を向上
• めあてや活動の目的を児童の視点に立って設定し、シンプルかつ具体的にする。
• 単元全体の流れを明確化し、各授業での位置づけを共有する。
2. 時間配分の見直し
• 活動ごとに時間を厳密に設定し、優先順位を明確にする。
• 「狙いに必要な活動」と「余分な活動」を精査し、心を鬼にして削る。
3. アウトプットと振り返りの強化
• 振り返り活動をより効果的にするため、ガイドラインやサンプルを用意する。
• アウトプット時間を授業内に確保し、児童が安心して自分の考えを発表できる場を作る。
4. 視覚支援の工夫
• 板書や教材のデザインを工夫し、児童が内容を直感的に理解できるようにする。
• 授業全体の流れを視覚的に示す掲示物を作成する。
5. 児童同士の関係構築
• 挙手なし指名やペア学習など、全員が参加できる仕組みを取り入れる。
• 友達の意見を聞き、それを繰り返す練習を繰り返し行い、対話力を育てる。

この傾向を踏まえて、次に進むべき方向を一緒に考えていきましょう。どの課題から重点的に取り組みたいか、教えてください!

 この回答の結果である、「1 目標と活動の整合性」については、校長先生からも課題だと言われていて、僕も改善しなくてはなと思っていたものです。

 というわけで、冬休み及び、1月から3月で克服すべき僕の課題が決まりました。

 僕は「1 目標と活動の整合性をとること」について、冬休み中に研究し、冬休み明けから実践していこうと思います。

 

 

では、どうして目標と活動の整合性が取れなくなるのでしょうか?

 原因ははっきりしていて。

 シンプルに教材研究不足問題。そのくせ児童の主体性を尊重しようとする。

 

  大きば問題です。児童の実態把握も含めた教材研究を行わなければ、どれだけすごい指導技術をもってしても、狙いに到達することが困難になります。

 それは分かっているのですが、十分な教材研究をする時間が本当にない。いや、あるのですが、そしたら僕の土日は全て潰れてしまいます。それは流石に嫌です。

 そのくせ、子どもの主体性を尊重しようと、子ども反応に合わせて授業構成を変えていくという難易度高いことをしているので、目標と活動の整合性が取れなくなるという塩梅です。

 じゃあ、「教師主導でやれよ」って思うのですが、それは僕の価値観というか、人格というか、とにかくそんなものが絶対に許してくれないのですよね。

 「主体性を奪ってはいけない=教師主導の授業はしない」

 という価値観が
 
「人を傷つけてはいけない=暴力をしない」

 くらいの強固なものとして僕の中に君臨しています。

 というわけで、とにもかくにも僕は教材研究を人一倍頑張り、自身の授業力を上げていくしかないわけです。



整理すると、今僕の選択肢にあるのは「土日を全て潰して教材研究をする」か「主体性を尊重する今の難易度が高い授業のやり方を辞めるか」の二択です。

ぶっちゃけどっちも嫌ですが、どっちかを取らないとわがまま野郎なので、辛いですが前者を取るしかないですよね。


でもめっちゃ嫌だな。ただでさえ1日の半分、それで取られているのに・・・。



っていうかどうしよう。この記事は「1 目標と活動の整合性が取れない」ことを解決するために、冬休み何しようかを考える記事だったのに、いつの間にか自分の価値観か習慣を変えろって話になっているぞ・・・。

 


・・・っていうことは僕の根本的な問題は勉強したら身につくものではなく、覚悟の問題ってことですね・・・。

 

 う〜ん。とりあえず授業の基礎中の基礎である、発問について勉強します(投げやり)。 

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