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僕が授業に魅了されるワケ。なのに授業がド下手なワケ


 「全ての子どもを人生の主人公に。」なんて大義をもつ前、大学生の時から、僕は授業という営みに魅了されてきました。

 子供が生き生きと輝いている授業を見るたびに僕は胸が躍り、そんな授業をする先生に熱い尊敬の眼差しを向けていたものです。

 では、なぜ僕はこんなにも授業に魅了されるのでしょうか?授業の何がそんなに僕を惹きつけるのでしょうか?

 また、僕はこんなに授業が好きで、普段から授業のことばかり考えているのに一向に授業がうまくなりません。うまくはなっているのだろうけど、同期や後輩に比べて下手です。

 なんでなんでしょう??

 今回はこれらの題について考えていきたいと思います。それではよろしくお願いします!!



「なぜ授業に魅了されるのか?」結論:僕の資質が僕を授業に駆り立てているから

 
 僕は授業において以下のような欲求をもっています。

 「知識を深め、アイデアを創造し、それを実際の教育の場で具体化することで、子どもたちが自分らしく成長し輝ける場を作りたい」というものです。

 では、これらの欲求はどこからやってくるのでしょうか?恐らく僕の「資質」なのではないかと思います。
 
 才能診断ツール、ストレングスファインダーによると僕の上位トップ10の才能は以下の通りです。

1. 収集心(Input) - 情報や知識を集めることに喜びを感じる

2. 運命思考(Connectedness) - 物事がつながり合っていると考える

3. 着想(Ideation) - 新しいアイデアや視点を生み出すことが得意

4. ポジティブ(Positivity) - 前向きなエネルギーで周囲を明るくする

5. 成長促進(Developer) - 他者の成長を見守り、引き出す力がある

6. 学習欲(Learner) - 学び続けること自体が好き

7. 最上志向(Maximizer) - 強みをさらに伸ばして、最高の状態にする

8. 内省(Intellection) - 深く考え、熟考することを楽しむ

9. 社交性(Woo) - 新しい人と出会い、関係を築くことが得意

10. 分析思考(Analytical) - データや事実をもとに考え、説明する

  これらの資質が僕の授業における欲求を規定するものだとするならば、彼らが

 「知識を深め(収集心)(学習欲)、アイデアを創造し(着想)、それを実際の教育の場で具体化することで、子どもたちが自分らしく成長し(成長促進)輝ける(ポジティブ、最上思考)場を作りたい」

  という欲求を生み出しているのだと思います。

  彼らが僕を授業に駆り立てているのかもしれません。

 


「なぜ授業が下手なのか?」結論:守破離を守ってないから


 どんなことでもまずは、基本を固め(守)、工夫を盛り込み(破)、自分のスタイルを生み出す(離)という順を踏まなければ上達するはずがありません。

 なのに、僕はすぐ「守」を飛び出していきます。それじゃあ授業はうまくなりません。

 でもこんなことは頭ではわかっているワケです。こう見えて、「まずは基礎だぞ。」「まずは基礎だぞ。」自分で自分に言い聞かせています。

 
 
 でも、今学校現場では「授業のあり方を変えろ」っていう風潮がすごいです。まだ授業のイロハも身についていないのに、新しい教育方法を試すことを求められます。

 特に僕は今年度情報担当で、しかも研究員もしているのでどんどん型破りなことを試していかなくてはいけません。

 そうこうしているうちに、いつの間にか「守」から離れた、ふわふわした授業をするようになっています。




 ・・・いや言い訳ですね。結局僕が「したいから」なのだと思います。

 自分の資質を生かしたいと思っているから、「基礎だぞ」という意識が薄れてきた二学期くらいからふわふわした授業を展開するようになるのでしょう。

 明らかに一学期の時の方が良い授業してましたもん。僕。


 そして気づいた時には子供達が被害に遭っていると・・・。最悪です。マジで。



じゃあどうする?:「チャレンジを1週間に2回くらいにする」


子供が被害に遭うのは防がなくてはいけません。

ただ、管理職は僕に対して安定感のある授業を求めるのと同時に、どんどんチャレンジすることを求めてい(るような気がする)ます。

そのためにはバランスを取るしかありません。

僕は来週から年中無休でチャレンジしている現状を変えて、安定とチャレンジの割合を「23:2」にします。



 

 経験年数が経つごとに、いつまでも無謀なチャレンジャーではいられなくなりますよね。二校目に行ったら尚更です。

 そろそろ戦力にならないと・・・って焦っている今日この頃です。





 

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