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教科の特性って何?
全教科、これをやったらうまく行く!みたいな授業方法があればいいのにって思ったことありませんか?
僕はあります。そしてもう諦めました。
何故なら、教科には特性があるからです。冷静に考えたら、絶対解が出る算数の授業の流し方で、国語の物語文の授業ができるはずがありませんよね。
この気づきだけで終わっていればいいのに、ここで僕のめんどくさい性質が発動します。
「教科の特性ってなんなんだ???」
というわけで、今回は国語と算数、そして理科と社会の教科の特性について考えていきたいと思います!
なお、この記事は完全に僕の感覚的なイメージの話です。なのでみなさんの考えもぜひ教えてください!
それではよろしくお願いします🥺
1 教科とは何か?
まず、学問の目的を考えてみましょう。
ここは敢えて断言します。世界を知って、世界をよりよくすることです。
世界の知り方、より良くする方法は無数にあるので、似たものを分類したものが教科と言えそうです。
だから、ある意味教科の特性とは「世界の見方・考え方の特性」と言えるのではないでしょうか?
2 国算社理の関係
では、ここであらゆる教科の中から国語、算数、社会、理科を取り上げます。
僕はこの四つの教科は二つの仲間に分けられると思っています。
国語と算数が「道具としての言語学」、社会と理科が「世界を知る使う実践学」なのではないかと思うのです。
国語と算数は、社会と理科で世界を理解するための道具になる教科であり、まさに学問の基礎部分と言えるのではないでしょうか?
3 「道具としての言語学」 国語と算数
文字も数字も何かを表現するための記号である以上、それらを主として扱う国語も算数も大きくみたら言語学だと思うんです。
ただ、両者は教科の特性として全く異なる性質をもちますよね。それは、文字が人文科学(社会)を表現する言語で、数字が自然科学(理科)を表現する言語だからだと思います。
もっと言うなら文字は人の思考や心を記述するもので、数字は自然現象を記述するものです。
人の思考や心は不安定で不確定なものです。だから、それを表現する文字に絶対性はなく、解釈の余地を残します。
自然現象は不思議なことに一定の法則をもって動いています。それを表現する数字は絶対的であり、解が確定します。
絶対性があるかないか。これが国語と算数の教科の特性の違いなのではないでしょうか?
4 「世界を知る実践学」 社会と理科
道具であった国語と算数と違って、社会(人文科学)と理科(自然科学)は学問の目的である「世界を知って、世界をよりよくすること」を実践する学問であると言えると考えます。
じゃあ両者の違いは何か。それは、「人の内面」や「理想」を扱う社会、「自然の現象」や「現実」を扱う理科、という違いなのではないでしょうか?
社会は「人が幸せになるにはどうしたら良いか」を考える学問です。人と理想を追求していく学問なのだと思います。
対する理科は「世界はどうなっているのか」を追求する学問です。世界の真の姿を追求していく学問なのだと思います。
だから前者は、特に小学校では、手段として「人」を用います。人を通して世界の姿を知り、その願いや思いを知り、その発展を考えていくのです。
だから後者は、手段として「自然」状態を「観察」したり「実験」を行います。実験によって事実を知り、世界のあり方を追求していくのです。
5 結局、教科の特性とは何か?
最初に教科の特性とは「世界の見方・考え方の特性」だと述べました。
それらをまとめると、
○国語と社会は人文科学に属する学問であり、「人」「理想」をキーワードとする。「人」をキーワードとするため、曖昧性が強い言語である文字を主な言語とし、国語では人や社会を理解するために文字を学習する。故に、「曖昧性」が特性。
○算数と理科は自然科学に属する学問であり、「自然」「現実」をキーワードとする。「自然」をキーワードとするため、絶対性の強い言語である数字を主な言語とし、算数では自然を理解するために数字を学習する。故に、「絶対性」が特性。
と言えるのではないでしょうか?
6 保身のために笑
・・・。こんな感じでまとめてみましたが、根拠もない上に、1時間弱で書き上げた記事なので当てにしないでください💦
毎度のことながら、僕の今まで得てきた経験と知識のみによって、そして主観によって書かれたものです。
もし、自分の考える教科の特性がある人は教えていただければ幸いです☺️
・・・っていうか、こんなことばかり考えている人って、仕事できない人多くないですか?気のせいでしょうか??
まあでも、こういうこと考えるのが好きなように生まれてしまったのだから仕方がないですよね。
いつか役に立つかもしれないですし。
それを信じてこれからも頑張ります!!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!