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教師という職業の難易度爆上がり中な気がする

 

 オリンピック見ていると、「人間って進化するんだなあ」って思います。

 特に陸上。「走る」「跳ぶ」「投げる」という誤魔化しの効かない競技なのに、どんどん世界新記録が出たりするのを見ていると尚更そう思います。


 陸上でそうなのだから、他の競技のレベルもどんどん上がっているのは自明なことですし、何なら皆さんの職業もでしょう。新たな理論がどんどん開発され、それに伴い新たな技術もどんどん開発されちゃうものですから、求められる知識や技術もどんどん多くなってみんなひーひー言っているのではないでしょうか。技術の進歩による負担軽減も、このような進化のスピードに対応しきれていない気がします。

 それは教員だって例外じゃありません。どんどん新しい教育理論が開発されるもんですから対応しきれずヒーヒー言ってます。

 具体的にどんなことをヒーヒー言っているか「生徒指導」「授業」の2観点から見ていきましょう。

 

 まずは生徒指導。文部科学省から不適切な指導と考えられる例として以下のようなものが挙げられています。

・大声で怒鳴る、ものを叩く・投げるなどの威圧的、感情的な言動で指導する。
・児童生徒の言い分を聞かず、事実確認が不十分なまま思い込みで指導する。
・組織的な対応を全く考慮せず、独断で指導する。
・殊更に児童生徒の前で叱責するなど、児童生徒の尊厳やプライバシーを損なうような指導を行う。
・児童生徒が著しく不安感や圧迫感を感じる場所で指導する。
・他の児童生徒に連帯責任を負わせることで、本人以上の負担感や罪悪感を与える指導を行う。
・指導後に教室に一人にする、一人で帰らせる、保護者に連絡しないなど、適切なフォローを行わない。

不適切な指導と考えられる例

・・・。もれなく全部、自分が体験してきたことですが、まあ、不適切ですよね。もし社会に出てこんなことしてたらパワハラです。(今パワハラをしちゃう人がいるのは、子ども時代にこんな指導受けてきたからかもしれませんね。)

ただ、言い訳させていただくなら、これしないって結構難しいんです・・・😢
まず、感情のコントロールを高いレベルで行うことが求められます。それを子どもがいる時間ずっとです。ちなみに休憩時間もありません。

 次に、確かな指導技術とそれを支える理論の理解。また、相手は多様な子ども達なので理論が通用しないことなんてざらです。児童一人一人への児童理解も求められます。
 



 次に授業。これも難しくなっています。確実に。

 いわゆる読み書き算盤などの基礎学力だけを習得させるだけじゃダメって言われます。

 ・・・言われます😢

 

令和の日本の日本型教育叩き台

 極端な例を出せば、これまでは「九九を覚える」だったのが、「九九を覚えた上で、自分がどのようにしたら覚えやすかったかを理解する」「九九を覚えた上で、その知識を使って実社会の課題の解決を試みる」みたいなことまで児童に身につけさせなきゃいけなくなったんですよ。

 そんな力どうやって身につければいいのかも、どうやって評価すればいいのかも、どんな授業をしたらいいのかも手探りの中で授業改善を図っていかなきゃいけない。授業に求められるレベルが爆上がりしているんです。

 


 いかに教師に求められていることがでかくなっているかを「生徒指導」「授業」の観点から見てきました。

 この2つに共通していることは、誤魔化しが効かなくなったなってことです。今までは何となく、雰囲気でやってたことが通用しなくなってきています。要するに「より専門性を求められるようになった」ってことだと思います。

 例えば、保護者に「何でこんな指導をしたんですか?」って言われた時に、確かな専門知識に基づいて「〜だったから〜という理論を用いて〜という指導をしました」って言えるようにならなくてはいけないということです。お医者さんとか弁護士みたいに。

 だから僕たち教員は、「自分たちは専門職である」っていう自覚をこれまで以上にもっていかなくてはならないのでしょうね。

 結局この記事で何を言いたいかというと・・・






もっと給料ちょうだい💕(医者や弁護士と同じなら)

 

 

 

 

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