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タイトルに《講義》とか《教室》って付いてるゲーム制作ハウツー本、イマイチなことが多い説【ゲーム制作日記】

こんにちはtozicaです。
今日はもくもく木曜日!

この記事は、エロゲーとか作ってるクリエイターの制作日記です。
noteなので直接的なエロ表現はありませんが、えっちな話が苦手な人は気をつけてね。

注意書き

かみさまのカクテル

昨日は「かみさまのカクテル」のシナリオ制作を進めました。
群像劇における各キャラクターのシナリオプロットを作る、いつもの作業。

メインキャラのうちの一人のシナリオを書くのにめちゃくちゃ難航してて、最初の冒頭を書き始める部分で延々と書いたり消したりしてます。
どうやってシナリオの導入をして、どうやって冒険の旅に出発させるかみたいな部分が、全然しっくり来なくて。

たぶん、シナリオのテーマ的な部分が曖昧なのが原因なんだろうなーと思いつつ、良い感じの改善案も浮かんでこないので、まだまだシナリオ書きとしての経験値不足を感じますね。
慣れてる人だったらこういう時きっと、自分の中の引き出しから良い感じの代案をささっと出したりできるんだろうなー。

とはいえ、弱音を吐いてても仕方ないので、時間をかけてちょっとずつ考えていきたいと思います。
がんばろ。

ゲームデザイン力を育てる50の講義 を読んだ

Kindle Unlimited のお試しを始めたんですよ。
前から一部で話題になってる「仮面アメリカ」を一度読んでみたいなーって思ったらなかなか値段が高くて二の足を踏んでたんですけど、どうやら Kindle Unlimited の対象になってたので、じゃあこれを機にKindle Unlimitedも試しに入ってみようかな~と。

んで、せっかくならKindle Unlimitedに入ってる他の本も今のうちに色々読んじゃおうかなーって思って、昨日は「ゲームデザイン力を育てる50の講義」という本を読んでみました。
100ページくらいしか無かったので30分くらいで読んじゃった。

それで感想なんですけど、う~~~~ん、正直イマイチだったかも。
ゲーム制作はじめたばかりの初心者の人にはもしかしたらちょうどいいのかも知れないですけど、全体的に言ってることが浅い。

「50の講義」と銘打ってる通り、50個のトピックから構成されてるんですけど、どのトピックもなんか既存のゲームのシステムの説明に終始してて、本質的な説明はあんまり無かったなぁ…という印象なんですよね。
例えば「敵キャラクターは動きで個性をつける」という項があるんですけど、文章の8割くらいは初代パックマンにおけるモンスターの動きについての話題に終始していて、もう一歩進んだ「どんな条件を満たせば『個性がある』と感じてもらえるのか?」みたいな話は全然抜けちゃってる。
他のトピックもほぼそんな調子なので、制作の参考になりそうな既存のシステムの実例は知れるけど、本質的な理論とかは全く書いてないなぁ…っていう感じでしたね。

というわけで、定価500円ならこんなものかぁ…とも思いつつ、なかなか微妙な本でしたね。
今までゲーム制作に関するハウツー本もいくつか読んできたわけですけど、なんかタイトルに「講義」とか「教室」ってついてるような本ってイマイチな確率が高い気がする。
気のせいかなぁ。

おしまい。

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