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魂(たま)散歩10歩目。マイノリティと表現の自由のために戦った政治家。

来ていただきありがとうございます

こんばんは。とよみです。

では、本日はここから。
今回は「KENK1」さんの過去世となります。

では、今回も魂のお散歩にお付き合いくださいね。

●KENK1様に一番影響を与えている過去世について

明るい色の瞳と髪の色が印象的な男性です。
はじめに出てきたお姿としては、30代の後半から40代の前半くらいのお姿でしょうか…
最後のお仕事は「活動家」とも「革命家」とも仰っていますが、公職に就かれていたと話されています。
便宜上、今回の過去世の方は「公職さん」とお呼びしましょう。

公職さんは、100年…までは行かないくらいのもう少し近代という感じのアメリカのニューヨークの片田舎?で生まれ育って、そこで特に可もなく不可もない感じで過ごされてきたようです。
ただ、学生時代に演劇に出会い、自分の中だったり、人の感情だったり、目に視えない何かを表現する魅力に気づけた、と話されています。
ご自身のセクシュアリティについては、幼い頃から何となく…はあったけれど、この時期に「あぁ、ボクはこの方向性なんだ」と確信したそうです。

ハイスクールを卒業されてから、一度軍隊に入られています。
理由を聞いたところ、公職さんの人種がアメリカでは中々お仕事に就きにくいものだったためなのと、軍隊に一時期でも所属することで、良い人脈や交流が出来たり作れるのではないと考えたこと、そして、上手くやっていけるなら終わった後に経済的な保障のようなものが出来ること、などを挙げています。

ただ、軍隊でのお仕事はあまり長くは続かなかったようです。
理由としては、特に何か失敗をしたとか大きな事故にあったり、怪我をしたなどのことではなく「大したことはしてない、ただ、ストレートの子にアプローチをちょっとしただけ」で、理不尽な立場に追い込まれてしまった、と話されています。

軍隊を退かれた後は、住む場所自体も割と転々としながら、様々なお仕事に携わられていますね。
公職さんとしては、安心できる場所で腰を落ち着けたい、一つのお仕事に深く関わってみたい、というお気持ちがあったようですが、ご自身の生い立ちやセクシュアリティがネックとなり、中々その希望は難しかった、と話をされております。

しかしながら、その時の経験を糧として、20代の終わり~30代の頃に気の合う友人と共に演劇や舞台など、ショービジネスの世界に関わったようです。
「とても刺激的で、自己を表現することの素晴らしさや、関わる人達の心の深い部分に触れたりしているようで、本当に寝食を忘れるような気持ちで取り組んでいた」
と話をされています。

30代の終わり頃に、そういったお仕事の延長線上で「生涯の恋」に出会ったそうです。

だいぶ年下の方で、若い分未熟だったり、少々不安定なところがあったけれど、そこが本当に愛らしく、愛おしかった、と話されています。
その後、ご自身の長年の希望と年下の恋人のために、ゲイセクシュアルに寛容な土地に転居し、そこで「拠点」を築いたそうです。

そして、その「拠点」が持てたことが、ご自身の中での「大きなキッカケ」となり、人種やセクシュアリティの方向性、その他身体的、嗜好の特徴などで、社会的に理不尽な対応や立場に追いやられてしまっている「仲間」を後押し?フォロー?出来れば、と考えるようになったようです。

そのため、保守的な空気に包まれている政治の世界へ、敢えてご自身のセクシュアリティをオープンにした状態で挑んでみたそうです。

何度か挫折と失敗を繰り返して、気持ちが折れかける度に、周囲にはその気持ちを支えてくれるような仲間が増えていった、と話されています。
その活動の中で「自分の境遇を嘆くよりも、向かいたい方向性を伝え、表現していくことの大切さと、それを(同じでも、全く違っている場合でも)他者に受け入れてもらう難しさ」を感じたし、経験を積むごとに、何度も繰り返し表現方法や演出の仕方などを修正し、磨き上げていったそうです。

その甲斐あってか、何度目かの挑戦で「ギリギリではあったけど、端っこに引っかかれたんだ」と話されています。

その後は、全ての公約をどうにかするよりも、小さな(意見の通りやすい)内容を出し、受け入れてもらえた後に本命を出してみる…という手法を繰り返しながら、少しずつ周囲の理解を求めていったそうです。

…最後の時を視てみましょう。

公職に就かれてから、そこまで時間は経過していなかった、と話されています。
年齢としては40代の終わり頃だと思います。

その日、公職さんはどなたか要人と会う約束をされていて、一度挨拶はしたそうですが、急ぎの所要があるから、と一旦別室で待機していたそうです。
何か声がしたな、と思ったら、その要人とは別の方が入ってきて、その方に一方的な主張をされた、と話をされています。

会話が成り立たないというか、議論が平行線をたどるのが見えている状況だったため、こちらから引いて切り上げようとしたところ、発砲された、と話しています。

そのため、急な出来事ではあったようですが、凶弾に斃れてしまった、という最後だったようです。


…というのが、KENK1様に現在一番影響を与えている過去世となっておりました。

時代や宗教観、文化などによっても、恋愛だけでなくマイノリティに対しての印象というのは、様々です。

それを一つの「表現」としてとらえ、懸命に動き続けた方の話となっておりました。

KENK1:愛知県出身の俳優・歌手・タレント。2015年までワタナベエンターテインメントに所属していた、男性俳優集団D2およびD-BOYS元メンバー。現在はフリーとして活動中。

Twitter:@KENK10717(https://twitter.com/KENK10717)

OPENREC:BAR上鶴(https://www.openrec.tv/user/BARkamituru)

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