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今までありがとう、睡眠薬。困ったらまた世話になるよ!

私に効いてくれて、長い不眠の窮地を救ってくれた睡眠薬等に今は素直にありがとうと言いたいです。

不眠症はどのように克服されてったか

もしかするとADHDのインチュニブを飲みだして2ヶ月経って薬効が我が身に浸透した感覚と同時に、私生活の方でも仕事を入れられるようになってきたり、忙しい日程がこなせるようになりつつある中で「なんか自然な眠気がやってきたぞ」と思う日が増えてきたのを、実感する日々です。

それでも1週間前までは「デエビゴとデジレル」を飲む生活でしたから、まぁまぁ不眠族だったわけです。

あっ、防音に内窓つけたのも大きいかも

朝の金槌の「カッキーン」って音刺激で目が覚めてしまうことも無くなったのは内窓効果もあるかもしれません。全く聞こえないほどの超防音窓をつけられるほどの金銭的余裕はないので、比較的リーズナブルな内窓でしかありません。

あとは耳栓代わりになるウレタンチップをつけたピヤホン(イヤホンはなんでもよかったかもしれませんが、耳のところをウレタンにするだけでかなりの防音になります)で日中我慢ならない時は耐えてたり。

音声刺激を減らしたのが大きかったかも。
要は些細な音刺激で反応しないから、1日の中で仕事や遊びのバランスでほどよく疲れてく体になったり、二重窓化や私生活の変化の慣れなどの複合的要因で神経の過敏さを尖らせる場面が大幅に減ったことで体の緊張感が自然に取れてったのも大きいかもしれません。

私の睡眠薬ミシュランw

結構長く飲んでたパターンは、「マイスリー5mg+レンドルミン0.25mg」の組み合わせでした。

初期の精神科医がよくおすすめしてくれてました。マイスリーだけだと5時間程度しか寝れない、レンドルミンだけだとそもそも入眠できない…じゃぁかけ合わそうってな処方でした。精神科開放病棟に入院してた時から数十年は揺れ動かなかった不眠処方でした。

不眠界隈ではやや不人気のベルソムラ・デエビゴ

この登場で睡眠薬人生が大きく変わってきました。
(まぁ精神科界隈で、依存形成しやすいベンゾジアゼピン系の薬を患者に投与していくのはなるべくやめていこう運動が起こっていたので、そうした時代背景において流行り出した薬と言っても過言ではないでしょう…振り回された患者さんも多かったかなと思います)

でもわたしもあまりベンゾジアゼピン系の薬の長期連用は好きではない方だったので、主治医の勧めと自分の意思でベルソムラに積極的に切り替えました。

確かに悪夢?というか変な夢をよく見るのよね〜。
でも効きは悪くないかな、眠気が残る感じがないので、悪夢を忘れる頃の私生活がうまく回る感じがいいなと。だけど規定量じゃどうにもコントロールできなくなってきた矢先に、デエビゴさんの登場です。

デエビゴは調子がいいと少なくて済む、なんかADHDなどでとんがっちゃってる時は多めに飲むと効く感覚があったのと、主治医とも話して一致したのは忙しく脳内の神経がビンビンに立っちゃった状況を沈下してくれるような…脳内にシャッターを閉めてくれる体感はあったんです。それが心地よくて、多少の悪夢はいいからデエビゴの服薬を3年ほど続けて、内窓を迎えて仕事も増えて自然と服薬を忘れていった感じで終薬とあいなりました。

薬は自分で選ぼう

やっぱ世間の大多数の声だけを安易に参考にするのは違うなと身を以て実感。
(デエビゴの評判はTwitterではめちゃめちゃ悪いですからね😅)

もちろん世間の声が全く参考にならないわけじゃないんだけれど、自分の適量を適材適所で飲むのがそれよりも大事なことだと痛感した次第です。自分なりの治り方や症状の平板化がそれぞれにあるんだと思いました。

精神科の薬の服薬は(根っからうつ気質やADHDなどで)これからも変わらずあるけれど、主治医と相談してすぐにいうことを聞かなくても構わなくて、まず一旦主治医の提案を持ち帰って自分で調べてから、やっぱ薬を飲んでみようかな…でも全然いいと思っています。せっかくの提案だけど、やっぱり薬が増えるのは嫌だから断るってことも幾度とありましたし、間をとって酷い時だけの頓服薬化した薬もたくさんありました。
こういうところ尊重してくれる先生がベターだなって思います。

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