WAIS 4 の結果から思ったことと、これまでとこれからと
さっき大学病院に行ってきまして、検査結果も紙でいただいてきました。
(その間、たった5分(;^ω^) )
先生からの結果発表
めっちゃ早く呼ばれて、「大変言いにくいのですが、IQが81と普通よりも低い結果となりました」と伝えられ、検査結果報告書を3枚ほどいただき、残り2枚はADHD具合の検査をしたCAARSの結果発表で案の定強めのADHDでした。詳しくは検査報告書を見ていただきたいのですが…とおっしゃったあと、自分に該当してるであろう困難さを説明してくださって…。
「いろいろと思い当たる節があります!」が私の第一声でした(微笑
でもさ、やっぱちょっとショックよねΣ(・ω・ノ)ノ!
IQは大丈夫だろう!って思ってただけに。
私の検査結果
全検査IQ(FSIQ)…全般的な知的能力の発達水準 ⇒ 81点
言語理解(VCI)…言語の理解・表現・思考力、習得知識 ⇒ 94点
知覚推理(PRI)…非言語的な情報に基づく推理力や理解力 ⇒ 76点
ワーキングメモリー…(WMI)情報の一時的記憶と活用力、注意集中力
⇒ 91点
処理速度(PSI)…視覚情報を速く正確に処理する力、筆記技能 ⇒ 79点
うわー確かに凸凹そう
そう思いました。確かよく折れ線グラフにしますよね。
自信があった視覚情報は意外と低く、言語理解に長けてたのは意外な結果になりました。地図読むのは得意だと思ってたのは、実はNAVITIMEに相当支えられてたのかな?と思うに至りました(笑 思い返せば自分の進む位置に地図を回して表示させないと、見づらいなっていうか空間把握が難しいなという感覚はあります。
言語理解への雑感
これは意外だなと思ったんです。
自閉症スペクトラム症でいうところの、局限的ですが学習障害(LD)を幼少期に感じていたので、むしろ低いのではないか?と予想してましたが、成人期に克服できたのかもしれません。直近でいえば、人生で初めてコンピュータ言語の教本を最初から最後まで読み終えて技術習得することができました。kぉれは自分に一定の評価をしていいと思いましたし、それゆえの結果が出たのだと感じました。
知覚推理への雑感
あれだけ前回のnoteで自信があると言ってたのですが、ダメダメでした(笑
今度Vtuberを見据えて、まずは1枚絵を絵師さん作成の依頼書をもとに形作るヒントにしたり、決めていくのですが、ちょっとこれはまずいことになってきたな…と思いました(;^ω^)
※ 検査直後の自身・雑感についてはこちら
ただ不登校時代に学校の相談室通いをしてた時に、コラージュをやってました。あれにふせんを加えて文字情報を足すようにして、伝えていこうと思います…だから私の書斎の棚にあんなにいろんな大きさの付箋があるのか~!と今更気づきました。要は補足をして安心したくなるんです。
ワーキングメモリーへの雑感
これは自信があった通りでしたが、報告書によるとあくまで静かな環境下ではすごい結果が出やすい私。CAARSの結果も踏まえると、騒々しい環境下ではワーキングメモリーが十分に発揮されない可能性があるという指摘がありました。これは大いに納得です。実はB型で働いているときも、急に室内が騒々しくなっちゃうと気が散っちゃうんですよね…著しくハイペースだった作業がどんどん下がっていく実感はあったので、やはり本格的かつ積極的にノイズキャンセリングイヤホン装着で仕事を進めていこうと思いました。
(実は、体力的限界からリモートワークの交渉をしてたのですがあっけなく認められて、来月ごろから在宅でB型利用が始まることになりました…ただ早く私の部屋に二重窓がついてほしい…自宅前の建設工事がうるさくて感覚過敏の私にはしんどいので、改修することにしました)
処理速度への雑感
残念な結果となりましたが、今やってる仕事が1箇所ずつ丁寧に進める営業補佐的な仕事なので、手順を大事にコツコツやっていきたいと気持ちを新たにしました。
今後について
このあたりへの対策も報告書に書いてあり、非常に参考になりますが、意外と今まで良かれと思ってやっていた手書きの記録が負担になっていたことがわかり、思い切って電子一本化がいいのかな?と思いました。
電子機器での入力って書きたい場所にかけないので結構不便だなって思って、手書きに利便性を感じていた一方で、荷物は増えるし、結局iPhoneで記録(したことはmac miniにも同期化されるから便利)されるので、手書き工程が加わることでマルチタスクに陥ってたのかもしれません。
現にnoteで日記を書くようになって、手書き日記に書くことは圧倒的に少なくなりました。ここで事足りてしまうなって思うことが多くて。
やはりどこか手書きは脳に直結して覚えられるんだ…幻想から解き放たれてみてもいいのかもしれませんね、そろそろ(;^ω^)
追記(2024.8/20)
この記事を書いたのは実は検査報告書をもらって、色々動揺してすぐには自宅に帰っても家族に合わせる顔がないというか、分からなくて一旦静かなネットカフェから、報告書を見ながら書き綴りました。
やはり家に着いて母が心配してくれて、話をよく聞いてくれたら、ドバッと涙があふれてきました。さらっと書きたい強がりもありましたが、現実の私にはまだまだ重い結果や良き良きと喜べるときを感じれたり、そのどちらも入り混じるものだったり(^_^;)
なのでWAISを気軽に受けられる検査機関等も増えましたが、精神科YouTuberの益田先生もおっしゃってましたが、是非ともご自分のペースが大事だと思います。自分のこれまでを知ってホッとできる側面と、また新たな葛藤も生まれるからです。ただそれでも私は30後半の今、受けてみてよかったと思っています。
結果を聞く前からも、聞いた後にも大学病院の先生から言われたのは、ASDとADHDが混ざっているという事でした。意外とその混ざった性質を混ざったまま書いた著書は少ないのですが、個人的には春野あめさんの「発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた」がとてもサクサク読めるマンガで、参考になりましたし、今後どうしていくか?のバイブルになりつつあります。