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売上を、減らそう。を読んでみた
僕は買いたい本が決まっている時はAmazonで買うけど、
たまに大きめの本屋に行って興味をそそられた本を買うのも好きです。
この本は、そんな出会いで読みました。
この本は1日に100食だけ分だけ営業する国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」の話です。
表紙には、
・営業わずか3時間半
・どんなに売れても100食限定
・飲食店でも残業ゼロ
と書かれていて、気になりました。
飲食店って、長時間労働・店舗拡大による売上拡大のイメージがあったので。
店舗を借りているなら長時間営業した方が家賃に対する時間当たりのコストは減りそうだし、店舗数を増やすことで仕入れのボリュームディスカウントが効いたり店舗名が浸透して広告費を使わなくても集客できて利益率が改善しそうだし。
とかって考えると飲食店の経営って大変そうだなと勝手に思ってました。
本には佰食屋がどうやって、今の形態(100食売り切ったら終了・営業時間わずか3時間半・残業無し)を作り上げたのかが描かれています。
当然、最初から出来たわけではなくいくつものドラマがあって今の佰食屋になっています。
で、読んでみてからの感想ですが、
こういう働き方もいいなと思いました。
佰食屋で食べてみたいなと思いました(読んだらきっと思うはず!)。
必要以上に事業を拡大させないことで、
仕事とプライベートを両立させる考え方。
店舗運営にかかるコストを抑えることで、
マーケットが小さいところにも出店でき、過剰な競争に巻き込まれない。
これは飲食に限らず、他の業界にも言えることだと思います。
戦わずして勝つ。というか、負けない(負けにくい)ところで生きる、という感じでしょうか。
これから会社(個人事業主)としてどうしていこうか考えてる人には参考になる本だと思います。