見出し画像

今読むべき本「コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画」

発売前から気になっていて、今日買って読みました。

著者は冨山和彦さんという経営共創基盤(IGPI)のCEOです。

この本を1週間程で書き上げたようで、2部作(後半は6月?に出版予定のようです)となっています。

100年に一度の危機が約10年おきに起きる時代を、企業・個人がこの状況をどう乗り越えていくかを過去の事例をもとに解説されています。

コロナ経済危機はL(ローカル)→G(グローバル)→F(金融)の順番で時間差で襲ってくるという流れで、それぞれどのような影響があるのか。

経営者・従業員それぞれの立場でこうした方がいい、ということが書いてあります。

最悪のシナリオを想定できているか。

最悪を想定して、最善の準備をする。

その最悪とは何かを歴史から学び、想像する。

人は無意識に楽観的な思考にいくようなので、ホントの最悪のシナリオはどうなっているのかを今一度考えてもいい内容だと思います。

また、このような危機的状況の時は当初のPL目標を捨てて、日繰りのキャッシュ管理をすることの必要性も書かれています。

ちょうど私も月単位ではなく日単位での会社の入出金が分かるように管理をし始めたところだったので、今後も続けていこうと思いました。

JALの再建の話やリーマンショックの時の話などを踏まえて語られているので、個人的にはとても説得力のある内容でした。

続編ももちろん読みますが、

多くの方に読んでもらい、正しい危機感と、未来に向けた希望を感じてもらいたいと思いました(私の説明が下手ですみません)。




いいなと思ったら応援しよう!