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就活日記034 ちゃんと懲りる
12月6日(日)痛風発作が酷くなった、昨日ずっと養生していたのに。痛風のやっかいなところは尿酸値が急に良くなっても発作が酷くなる事だ。朝起きて確実に昨日より悪いとわかり、可能性は考慮してたががっかりした。
起き上がるのが億劫なほど痛い、初めての人なら骨折してると思うだろう。経験者ゆえにその手の動揺は無いが今日の痛みは一線を越えている。濡れタオルで冷やすのが最も効果的と昨日突き止めたが寝てるとそれが出来ない。
ウトウトしながらも困窮していた。夢だけはやたらと見る。広いリビングで野球をしている人たちを家の外から眺めていた。試合が終わり中に入り部屋のセンスがいいですねと褒めたが、奥さんは明らかに私を嫌っていた。
コルヒチンを持っていることを追い詰められてやっと思い出した。それでもまだ躊躇っている。あいつは処方薬だ、効果も副反応も一味違う。副反応は下痢だから腫れた足を引きずりながら何度もトイレに行く事になる。
2時間寝て、痛みに変化はなくロキソニンを飲んでまた寝た。さらに2時間後、夢の中の漢字テストで難易度の易の字が書けずに目が覚めた。起きてすぐに調べた。コルチヒンのインターバルが過ぎ、また1錠飲める。
このサイクルを5回繰り返した、何故か副反応は無い。途中から靴が履けるようになり、痛くても明日はバイトしようと思った。酒を飲んだらこうなると解っていた、人は懲りてないと思うだろうけど毎回ちゃんと懲りている。
学力喪失(今井むつみ:岩波新書2024)を読んだ。子供が学習に躓くのは大人がその子の基礎知識の誤認に鈍感だからという。私は生き方を誤認してるのかも。「失敗は学びにとても大事だ。これはきれいごとではない。」