行きつけでもない美容室に足を運んだのは、二度と会わない相手なら言えるかと思ったのだ。「おまかせします」と。「要望とかは…」「何も。一切私の意見を入れたくないんです」誰かに壊してほしかった、つまらない私。「…ダメですかね。似合うと思ったんですけど」鏡の中には、いつもの延長線上の私。
いつもありがとうございます。サポート頂いたお金は、創作の肥やしになるものに大切に使わせていただきます。細々とがんばります。
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