塔と井戸

新企画"塔と井戸"始めました。 この企画では、僕が人や作品との出会いを通して、感じたこと・学んだことを 2つのマガジン"ダイアローグ"と"モノローグ"の中で、表現していきます。 ぜひ、ご覧ください。

塔と井戸

新企画"塔と井戸"始めました。 この企画では、僕が人や作品との出会いを通して、感じたこと・学んだことを 2つのマガジン"ダイアローグ"と"モノローグ"の中で、表現していきます。 ぜひ、ご覧ください。

マガジン

  • ダイアローグ

    "ダイアローグ"では、僕が実際にお会いした人とのやり取りを、 できるだけそのままに近い形で載せていきます。

  • モノローグ

    "モノローグ"では、僕が出会った作品のことや、普段生活していて感じたことを、 細部にこだわって書いていきます。

最近の記事

飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart6「いつか風になる日」

塔と井戸 ダイアローグ 第2弾 飯野純平×神宮一樹×佐藤悠 Part6「いつか風になる日」 2022.06.17. こんにちは。塔と井戸・佐藤悠です。 ダイアローグ第2弾のPart6です。 今回も、前回のPart5に引き続き、飯野純平さんと神宮一樹さんへのインタビューで伺ったことをお届けします。 前回は、飯野さんと神宮さんがそれぞれ追究し続けている”詩”と”身体表現”についてお話ししてもらいました。それぞれのメディアに対する考えを伺い、そしてお二人の神髄を垣間見ることがで

    • 飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart5「<今、ここ>から、<ここではないどこか>へ」

      塔と井戸 ダイアローグ 第2弾 飯野純平×神宮一樹×佐藤悠 Part5「<今、ここ>から、<ここではないどこか>へ」 2021.05.21. / 2022.06.17. こんにちは。塔と井戸・佐藤悠です。 ダイアローグ第2弾のPart5です。 今回も、前回のPart4に引き続き、飯野純平さんと神宮一樹さんへのインタビューで伺ったことをお届けします。 前回は、神宮さんと飯野さん、そして今福龍太さんの再会の中で起こっていったことについてお話ししてもらいました。3人の経験が舞台

      • 飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart4「“負い目"を抱いて生きていく」

        塔と井戸 ダイアローグ 第2弾 飯野純平×神宮一樹×佐藤悠 Part4「“負い目"を抱いて生きていく」 2021.05.01. / 2022.06.17. こんにちは。塔と井戸・佐藤悠です。 ダイアローグ第2弾のPart4です。 今回も、前回のPart3に引き続き、飯野純平さんと神宮一樹さんへのインタビューで伺ったことをお届けします。 前回は、神宮一樹さんがイタリア・ナポリで出会った3人についてお話ししてもらいました。彼らに影響を受け、胸に秘めていた演劇への想いが開花して

        • 飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart3「ナポリに吹く、舞台へと導く風」

          塔と井戸 ダイアローグ 第2弾 飯野純平×神宮一樹×佐藤悠 Part3「ナポリに吹く、舞台へと導く風」 2021.05.01. こんにちは。塔と井戸・佐藤悠です。 ダイアローグ第2弾のPart3です。 今回も、前回のPart2に引き続き、飯野純平さんと神宮一樹さんへのインタビューで伺ったことをお届けします。 前回は、お二人が出会った大学時代や"師"となる今福龍太さんについてお話ししてもらいました。それぞれが、大学入学までに育まれてきた感性が、今福龍太さんに繋がっていったこ

        • 飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart6「いつか風になる日」

        • 飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart5「<今、ここ>から、<ここではないどこか>へ」

        • 飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart4「“負い目"を抱いて生きていく」

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          8本
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          1本

        記事

          飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart2「木々の声が聴こえる」

          塔と井戸 ダイアローグ 第2弾 飯野純平×神宮一樹×佐藤悠 Part2「木々の声が聴こえる」 2021.04.24. こんにちは。塔と井戸・佐藤悠です。 ダイアローグ第2弾のPart2です。 今回も、前回のPart1に引き続き、飯野純平さんと神宮一樹さんへのインタビューで伺ったことをお届けします。 前回は、お二人の高校時代についてお話ししてもらいました。それぞれ、高校内の人間関係や雰囲気に影響を受けながら、少しずつ音楽や本に触れ、自己の幅が広がっていったことがわかりました

          飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart2「木々の声が聴こえる」

          飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart1「Blowin' in the wind」

          塔と井戸 ダイアローグ 第2弾 飯野純平×神宮一樹×佐藤悠 Part1「Blowin' in the wind」 2021.04.24. こんにちは。塔と井戸・佐藤悠です。 今回はダイアローグ第2弾として、6回に渡って、飯野純平さんと神宮一樹さんにインタビューさせていただき、伺ったことをお届けしていきます。 東京外国語大学の今福龍太ゼミで研究・表現を追求し、同じ時間を共有されていた飯野さん・神宮さん。卒業後、飯野さんは石川県能登町、神宮さんは愛媛県伊方町で、公立高校の支援

          飯野純平さん・神宮一樹さんインタビューPart1「Blowin' in the wind」

          的場悠人さん対談Part2「解体できるもの・できないもの」

          塔と井戸 ダイアローグ 的場悠人×佐藤悠 Part2 「解体できるもの・できないもの」 2020.11.07. 今回は、的場悠人さんとの対談Part2です。 前回のPart1では、的場さんが一つのことに向き合ってきたことで、得られたことと、失ってしまったことについてお話ししてもらいました。 今回のPart2では、個人が持つ中心性の限界を踏まえ、全ての人間の生に共通することについて考えていきます。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 全体であり、同時により大きな何かの一部である

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          的場悠人さん対談Part1「中心性が生む"連鎖"と"排除"」

          塔と井戸 ダイアローグ 的場悠人×佐藤悠  Part1 「中心性が生む"連鎖"と"排除"」 2020.11.07. 記念すべき、ダイアローグ第一弾です。 今回は、数回に渡って友人の的場悠人さんとお話ししたことを書いていきます。 的場さんは現在、都内の出版社で働きながら、学生時代から続けているヨガの講師としても活躍されています。 11月に、わざわざ僕の元を訪ねてくれた際に交わした会話を、ほぼそのまま載せていきます。少し抽象的な言葉も続きますが、読み解いていくうちに伏線が回収

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          "塔と井戸"始動

          2020.11.22. 11月が終わる。仕事を始めてもう1年と5ヶ月が経ち、この街で二度目の冬を迎えようとしている。 僕は、いまいち「慣れる」という感覚がわからない。 中学も高校も大学も、気がつけば全て卒業していたけれど、その時期にしか味わうことのできない感情や経験というものを、果たして自分はしてきたのかと、ひとりでに不安になることがある。だから、学校というものにほとんど慣れを覚えることなく、働き始めることになった。 仕事だってそうだ。たかが1年半で何ができるようにな

          "塔と井戸"始動

          人と関わって、文章を書いて

          2018.10.26. 大学も4年目にもなると、授業はほとんどない。不健康でよくないとはわかっているのだが、お昼になるくらいの時間にやっと起き始めて、よろよろしながら風呂場へ向かう。 ああ、もう10月がもう終わってしまう。 秋というのは、一体いつからいつまでのことを指すのだろうか。特に長野来てから、よりわからなくなってしまった。 最近は耳にする言葉から、季節を決めるのがいいような気がしている。 流行りにも世の変化にも疎い僕には、それくらいがちょうどいいと思ったからだ。

          人と関わって、文章を書いて

          私たちは、他者について、いかに語ることができるか

          2018.09.11. 9月に入って一週間が過ぎた。 暑さはまだ残っているけれど、日が落ち始めれば、歩くのが心地いいくらいの涼しさになる。 夕方、独りで家に帰る時間が好きだ。 荷物がいっぱいに詰まったリュックを背負って、1日を振り返りながら、坂を登り、自宅のアパートへと向かう。好きな曲をかけて。 この4週間でよく聴いていたのは、 フジファブリックの『若者のすべて』と 吉澤嘉代子さんの『残ってる』の二曲だ。 「“真夏のピークが去った”天気予報士がテレビで言ってた。」

          私たちは、他者について、いかに語ることができるか

          文章を書くことを始めるにあたって

          休学期間も含め、大学7学期目が終わった。 気づけば、もう4年の8月だ。 この歳になっても、テスト勉強をするのはどうも苦手だ。 かといって研究で何か結果を出せているわけでもない。 そういえば、先日ch.booksという小さな本屋を見つけた。 見つけたと言っても、散歩していたらおしゃれな本屋を偶然見つけた、という素敵な話ではなく、欲しかった雑誌を取り扱っている場所だとネットで知って、行ってみただけだ。 ガラス格子の間から、中央と左右の茶色のテーブル、その上にハードカバー

          文章を書くことを始めるにあたって