雉。の第百五十七首
第百五十七首
梅雨空の一本道を横切って
雉の夫婦がトコトコとゆく
─── 音無桜花
2024.07.10.
近所には幾つか雉のテリトリーがあります。
ほんの時折にしか過ぎませんが、オスの艶やかな姿を目にします。
今日は河原近くの田んぼの一本道で雉に遭遇しました。私の進行方向遠くに、大きめで茶色、尾羽の長い鳥のシルエットを目にしました。
メスの雉のようです。
道をトコトコと横断していきます。
様子を見ていると、メスを追って草むらからオスの雉が姿をあらわしました。
メスの後を同じようにトコトコと渡ってゆきます。
近くの河原で除草作業をしていたので、難を逃れてきたと思われます。
初めて目にする野生の(野生化した?)雉のつがいに感動するとともに、その歩き様にほっこりしました。