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fine_canna8356
薄化粧。の第二百十七首
第二百十七首
明けぬれば肌は白く薄化粧
紅葉錦を諸肌にして
─── 音無桜花
2024.12.10. 詠
─── 夜が明けて気がつくと、艶やかな紅葉の衣を腰に落として、朝のひかりに肌を露わにしている貴女。その白い肌の美しさに見惚れてしまったのです。
周辺の山々が初冠雪していました。
夜は冷え込んで山上では雪になったようです。
裾野は紅葉。
紅葉錦の衣を腰に落とした姿のようで、美しさに暫く見惚れていました。