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合唱。の第百七十六首

第百七十六首
蝉たちの夏の命が地に散って
秋の夜に鳴く命になります
─── 音無桜花

2024.09.01.


残暑はまだまだ厳しいようですが、頭上で夏を謳歌していた蝉の合唱も聞こえなくなってきました。

今は音色涼しげな虫たちが、大地の草むらのなか、秋の夜長を謳歌しようとしています。

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