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雪と脂肪。の第二百四十四首

第二百四十四首
いまだ冬
雪のあしたに胸を病み
乾咳ひとつ己が腹おもう
─── 音無桜花

2025.02.20.

雪が断続的に降り続いています。
積雪もまとまった量になり、夜間の降雪量がうかがわれます。

乾燥する冷たい空気に気管が収縮して、乾咳が出ます。今日も降りそうだな、と窓の外に視線を送りました。


雪という水がそこにあるのに、空気は乾燥していく。燃えて欲しい時に燃えない、自分のお腹の脂肪みたい。

ああ、お肉も『霜降り』だもんな。
溶けにくい私のお腹の脂肪は、さしずめ『氷塊』なんだな。



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