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「 今が旬 」 バターナッツかぼちゃタルトの作り方 / バター・卵・小麦粉不使用

バターナッツかぼちゃを使用したタルトをご紹介します。バター・卵・小麦粉不使用。旬のバターナッツをぎゅっと凝縮した、焼かないタルトです。タルト生地は、自家製ココナッツクランブルで作りました。ココナッツオイルを使用しているので後味がくどくなく、濃厚なフィリングとのバランスが楽しめます。


それでは、さっそくクランブルから。

ココナッツクランブル

材料 3〜4人分
ココナッツオイル 100g
お好みの砂糖 100g 
ココナッツプードル 100g
米粉 100g

※ お砂糖は素焚糖を使用しました。
※ ココナッツフラワーは、なければアーモンドプードルを使用してください。

手順
1. 材料全部をボウルに入れ、手ですり潰すようにして混ぜる
2. 5分くらい混ぜしっとりまとまってきたら、ラップに包み冷凍庫で30分冷やす
3. オーブンを160℃に予熱する
4. 天版にクッキングシートを敷く
5. 冷凍庫から生地を取り出し、少し固まった生地を手でパラパラとほぐしながら、天板に薄く広げる
6. 160℃で10分焼く (1回目)
7. ヘラなどでひっくり返し、5~10分焼く (2回目)

※ 2回目に焼くときは、様子を見ながら5~10分の間で焼き時間を決めてください。オーブンの種類にもよりますが、10分以内でしたら焦げることはないと思います。

参考動画 < クランブルの作り方 >
(こちらの動画ではバターを使用しています)




フィリング

材料 3〜4人分 
バターナッツかぼちゃペースト 400g
お好みの砂糖 20g
豆乳またはお好みのミルク 200g
米粉 10g
ゼラチンまたは粉寒天 3〜5g

手順
1. バターナッツかぼちゃペーストと豆乳をブレンダーにかける
2. なめらかになったら鍋に移す
3. 砂糖、米粉、ゼラチンを加えよく混ぜ溶かす
4. 溶けきったら火からおろす
5. 粗熱を冷まして完成

※ 今回使用したゼラチンは3gです。
仕上がりはちょっと柔らかめ、ぷるぷるする感じで、セルクル (丸型) を使う場合は、外す際に少しテクニックがいります。硬めにしたい場合は、4~5gがおすすめです。

< バターナッツかぼちゃペーストの作り方 >
1. バターナッツを2つに切り種と皮を取り除き、一口大くらいに切り分ける 
2. 蒸し器でやわらかくなるまで蒸す
3. 熱いうちにフォークやマッシャーで潰して完成

※ 皮剥きが大変だと思いますが、ケガしない様お気を付けください。安定させて、皮を削ぎ落とすようにして剥くと作業しやすいです。




仕上げ
1. ボウルにクランブルを入れ、熱した豆乳を大さじ2~4程入れ、ぎゅっと握って、手からこぼれ落ちなければOK (まとまりがいまいちなときは少量ずつ豆乳を加え調整する)
2. バットにクッキングシートを敷き、クランブルを入れ、スプーンなどで押し固める
3. フィリングを流し入れる
4. 冷蔵庫で3時間〜冷やし固めて完成、かぼちゃの種を飾る

※ クランブルを押し固める際は、使い捨て手袋があると便利です。なければスプーンなど、衛生面を考慮しましょう。

※ 豆乳の入れすぎに注意。柔らかくなりすぎると、タルト特有のザクザク食感がなくなってしまいます。

※ クランブルの量は、使用する型の大きさによって調整してください。型底から1~1.5cmくらいのイメージです。




おまけ

バットを使用したバージョン

特別な型がなくても、揚げ物用のバットやタッパーを使用して簡単に形成できます。その際は取り出しやすくするために、クッキングシートを敷くのを忘れずに。型の大きさによっても、フィリングの割合は変わってきます。こちらは先に丸型を優先して作り、余ったフィリングをバット (四角型) に使ったため、少し薄めのタルトになりました。そのままはもちろん、凍らせてアイスタルトにしても美味しいですよ。

食べやすい大きさにカットしたタルトを、
小分けにしてラップに包んでアイスタルトに。
(保存は2週間程度)

食後のティータイムにちょうど良いサイズ。

厚みが2cmくらいなので、冷凍庫から取り出してそのままいただけます。(硬くないです)

セルクル (丸型) バージョン

お好みでホイップクリームを添えても◎



工程が多いと感じる場合は2日間に分けると作りやすいです。その場合は先にクランブルを作って、それからフィリングを。クランブルは焼き菓子なので日持ちしますが、フィリングは鮮度を重視しましょう。

フィリングが余ったらスープやカレーに。
クランブルが余ったらサラダやヨーグルトにかけて、アレンジをお楽しみください。

ぜひ参考にしてくださいね。


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