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ケータイと私の間に生まれた愛

デジタルデトックスが、大好きだった

デジタルがあると自分の時間は寸断される
無我夢中がぶつん、と

そういうイメージが強くてね

それで数日間ケータイ見ないで自然の中に自分を放り込むようなことをしたりして

その中でみるみる自分の中、地底に眠っていたあらゆるエネルギーが目を覚まして起き始める

そういうことを体感した

例えると、
今までのわたしは、あらゆる情報に踊らされて
半径5センチまでしか見えなかったとする

それが、自然の中にいるとみるみる澄み渡って
それがあらゆる人工物のないところなら

いきなり数日間で一キロ先まで見渡せるし、
よく理解できている

みたいなイメージ。

もうケータイは、ガラケーにしようかな?

なんてことまで考えていた

そう思った矢先に、ケータイに不調が訪れた

わたしが、このケータイに

君がいないほうがいいんだ

というような信号を送っていたようだ

それで、はたと思った

威勢よく ケータイ見ない宣言 をしていたものの

ケータイがあるおかげさまで、

ふとした瞬間にこういう記事が書けるのだし

やはりケータイで連絡できるのはありがたいのだし

やっぱり大切にしたいような機能は

あるものだと、当たり前に思った

みんなが

当たり前だよ、そんなの

って今頃何いってんだ?って感じの回答を得た

でもね、つまりそれは、わたしの中では
もちょっと詳しくいうとこういうことなんだ

ケータイさんがいなければ
かえってわたしが集中したいこと以外のことに時間がかかってしまうのかもしれない

それすら丁寧にやりたいことは
ケータイ任せじゃなく、たとえば人にお手紙するとかでいいのだけど

でも、やっぱりケータイはおみごとだった

わたしに、まばゆい世界の美しさも世界のねじ曲がりもぜんぶぜんぶ

示してくれている

持つわたしが、どうであるか

ただそのことだけが、重要だった

わたしが、悪意で捻じ曲げられた報道や、人々の思考力、想像力を奪ってしまうようなものを見た時に

それらを自分の中に取り込むことなく

それらが存在することをただ知っておく場所だった


そして、そういったものたちから

この世界、どうしたらもうちょっとよくなるものか

とりあえず、隣人から愛してみる
目の前の毛布かな、ケータイかな

みたいな考えを生ませてくれたのも、ケータイさんがいたからだ

あらゆることをケータイで確認できるし

わたしのnoteもケータイでいろんな人が確認してくれる

わたしはこのケータイさんに

ありがとう、という気持ちを心から持つことができて

今は嬉しい

デジタルデトックスも大好き

でも、ケータイさんもわたし今、とても好き

だから、ケータイさんとわたしの間にも

幸せの空間はいまここで、できている

幸せって、人と人、もしくは、人ともの

それらの中に生まれるこのなんとも言えぬ

あったかいそれ、なのかなと思う

人間ってすごいわぁと思う

自然の力はもちろんすごいのだけど

やっぱり、好きな人(恋愛問わず)に会うこと

それが最もエネルギーが生まれるんだなぁと思ってね

父とペンキを塗ったら、自然物の上に人工物塗るって
最近の自然な生き方になりつつあるわたしからいったら

もったいなーいって気がしてきちゃうのに

それでもすごい幸せになるんだよね

一人で塗るペンキとの対話だけじゃなくてさ

自然派のお家つくってたらそれの効用は

さらにすごいと思うけれど

そのくらい、人間の及ぼす力ってすごいのだ
どんな冷たいものや、血の通わないものに見えるものさえ

そこに愛を生むことができる

ペンキと壁では
ペンキと虫では
ペンキと太陽でさえ
それはできないのに

人はそれを生むことができる

愛を生むことが最も得意なエネルギー体

それが、私たち人間なんだろうね

それは、使い方によっては逆にものすごい負を生むことも得意

この負についても、
残念ながら全てのエネルギー体の中で、最も得意なのが人間で

その素晴らしい力をどう使うのか

それが、私たちに託されている

愛の方に傾いたら、

自然はそれを助けてくれる

花瓶の中の花には水やりした方がいいか
それとも全く気にせず放置した方がいいか

それはもちろん水やりする方がいいでしょう

水やりしたら、私たちに微笑むように花が咲いてくれる

とても単純なこと

それと変わらないように、自然に愛情を持つ人のことを自然は応援するから

そういう人は、自然や他のあらゆることを
よくするエネルギーを使ってくれるから

それを自然はキャッチして応援する

ペットが人に懐いていくように

植物たちもいろんな情報を絶えず拾ったり与えたりしているんだ

逆に他者との愛の空間をつくらない人は、どんどん自分一人の力のみを
信じないといけなくなってくる

項羽と劉邦の話のよう

ワンマン項羽

ダメダメだけど部下が最強な劉邦

結局そのへんのごろつきだった劉邦が勝利してしまったように

私たち人間はだめだめでも、よくしていくってことだけ決めたら

あとは自然たちや取り巻く人々が

きっと大応援団となって

助けてくれる

わたしはそれを日々感じて生きている

わたしにその、自分でなんとかする

をもっともっと減らして

どんどん大応援団を作っていく

そういうイメージが持てたら

それらが今よりさらに、味方になってくれるんだろうなぁ

書いていたら、またヒントをいただいた

これは、ケータイと私

そしてケータイがつなぐ私と呼んでくれる方との間にうまれる

柔らかくてあったかい空気が

それらを生み出させてくれたんだ



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