最強の独学術を読んで
先日、本山勝寛さん作、「最強の独学術」を読ませていただきました。
私自身が独学を定期的になおかつ長期的にモチベーションを落とすことなく継続させていくにはどうしたらいいのか分からなかったためこの本を手に取った次第です。
この本では短期的な独学(独学1.0)、中期的な独学(独学2.0)、長期的な独学(独学3.0)と分けてあり、それぞれの目的や実践方法が解説してあります。
それぞれの章で私が感じたことや早速取り入れてみようと思ったことなどをあまりネタバレがしない程度で話していこうと思います。
独学1.0(短期的な独学)
この独学1.0(短期的な独学)はおもに資格試験や入学試験といった数か月~数年後に達成したい目標に対しての独学法となります。
私もかつて登録販売者や柔道整復師などの資格取得のために勉強に励んでいた時期がありましたのである程度こういったことが大事なのではないかと予想はしていました。
ですが、その手があったか!と思うこともいくつかありました。
そのうちの一つがその資格や受験の成功体験記を読み込むということです。
これを行うことによってその資格や入学試験に対してどの期間でどのぐらいのことをしたらいいのかがわかり、合格のイメージがつきやすくなります。
合格のイメージがつきやすくなるとモチベーションの向上にもつながりますので不安を取り除く意味でもかなり効果的ですよね。
独学2.0(中期的な独学)
この独学2.0(中期的な独学)ではすぐには役に立たなくても5年後、10年後には役に立つ投資的な独学として取り上げられています。
単純作業は人工知能(AI)の発展によってゆくゆくは人が関わらなくてもよくなり、AIに仕事を奪われてしまうこともあり得る話になってきています。
そこで、読書や様々なYouTubeなどのメディアを活用して様々な知識をインプットし、ブログなどでアウトプットすることによって知識がアップデートされてより創造性を豊かにすることができます。
その創造力で新たなビジネスのアイデアを生み出し、独自のビジネスへとアップデートできるのでAIに自分自身の職を脅かされることもなくなるというわけです。
独学3.0(長期的な独学)
この独学3.0(長期的な独学)では一生学び続けることによって自分の夢をかなえることとされています。
独学1.0の短期的な独学と独学2.0の中期的な独学を組み合わせることによって無理なく長期的な独学(独学3.0)が可能だとこの本では語られています。
独学1.0で目標に向かって戦略的に道筋を立てていき、独学2.0で様々な発想を可能にする創造力を身につける。
論理的思考力×発想力
のハイブリットな独学3.0はまさしく長期継続が可能な最強の独学術であると私も思います。
最後に
社会人になると仕事でおぼえなければいけない知識であったり、上司や取引先との雑談で知っておくべき知識を身につけておかなければいけないときが少なからず一度はあると思います。
そんな時に独学をすぐ実践できる方法を知っておくと知識を身につけるだけでなく、それ以上の目標達成にもつなげることができると思いますのでぜひともこの本を読んでいただきたいです。