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読まれたい攻略記事へのタイトルの付け方
この記事は読まれたい記事,特にゲームの攻略記事につけるタイトルをどうやって決めれば良いか,その方法論について話す.
なぜこんな記事を書くかと言うと,こんな記事を見つけたからだ.
この記事が言うのは"タイトルの付け方に問題がある人が多い"と言うことだ(あとはe-sports のタグ付けをしてくれ).
確かにタイトルは非常に重要で,タイトルとサムネイル,そして初めの数行で読むか読まないかが決まる.あなたもこの記事を読み始めたのは,タイトルか初めの数行をチラと読んでからだろう.
自分のよく読まれている記事はApex の攻略記事が多い.その中でも特に読まれている記事はこれから話す条件を満たしているものが多い.
Apexの記事で一年でまぁこれだけあれば,読まれる記事を書いていると言っていいのではないか,許してくれ.
ではどんなタイトルをつければ読まれやすい記事になるのか,その話を始めよう.ただ,実はタイトルの付け方と言うよりは,記事の書き方の話になる.
タイトル(と記事)に求められること
記事とそのタイトルには"この記事は読む価値がある(/あった)"と読者に思ってもらわなければならない.そのためにはタイトルと記事の内容に求められる要素がある.
記事の内容には
・誰も書いていない(新奇性)内容
・内容が理解できる
・読者の需要に応えている
ことが求められる.
そしてそのタイトルには
・記事の内容が想像できる
・読者の需要と想像できる内容があっている
・詐欺的な誇張表現および不安感を煽るものでない(釣りタイトルでない)
必要がある.
先の引用記事では,悪い例だけが挙げられていた.具体的な記事を挙げて批判している訳ではないのでその内容はそもそも語ることができない.ただ,タイトル例を挙げてあったのでそれを使って,それが悪い例であることを言おう.
最近思ったこと
何月何日の日記
これらのタイトルは,まず記事の内容が想像できない.想像できないから,記事を読もうと思うのは,その作者のファンか,カテゴリ全ての記事を義務的にみている人だけた.
また
APEXでシルバーランクに上がるまでにやったこと
と言うのは,確かに内容がある程度想像できる.Apex と言うゲームのランクマッチにおいての方法論があるのだろうと.
ただ,これの何がダメかと言うと需要がない(もしくは供給過多)だからだ,と先の記事の作者は言っていた.つまり想像できる内容が読者の需要に応えていないのだ.
読まれる記事を書くために取るべきステップ
読者が記事を読みたくなる,その為の要素はわかった.ダメな例も挙がった.では良い例はどうすれば書けるのだろうか.それには記事を書くステップを順番に踏む必要がある.
1.結論を一言で書く
2.誰かが同じ結論を言っていないか調べる(新奇性があるか)
3.結論に至るまでの根拠を並べる
4.結論が答えになるような問いを考える
5.その問いに根拠とそれから導かれる結論が答えになっているか確認する
6.結論が答えになるべき問いをタイトルにする
これだけだ.言うは易し,行うは難しなのだが,全くもってそうなのだ.これで書けるかは訓練と文才による.僕は文才はないがある程度の訓練で,それなりの閲覧数の記事は書けるようになった.
2番は,研究業界では絶対に行わなければならないものだが,ゲームの攻略記事ではそんなに強く求められないかなと言う印象だ.ただ,供給過多やありきたりな主張では読まれる記事にはならない.
具体例1:この記事
自己言及する記事はなんだか初めてなのだが,この記事もステップを順に辿って書かれている.
1.読まれる記事の内容とタイトルを決めるには取るべきステップがある
2.調べてない.まぁ許してくれ
3.ステップの提示と具体例の紹介
4.問:どうすれば読まれる記事/タイトルが書けるか
5.取るべきステップ(方法論)に従えば,読まれる記事/タイトルが書ける
6.答:読まれたい攻略記事へのタイトルの付け方(方法論)
となっているのだ.
具体例2:Apex Legends:プラチナIVを抜け出すには
僕の全記事の中で二番目に読まれている記事"Apex Legends:プラチナIVを抜け出すには"もこのステップで書かれている.これを読む前か後にステップを意識して一度読んでみてほしい.
1.自分で考えてやり続けろ
2.当時はダイヤへの攻略記事はほとんどなかった(今はたくさんある)
3.根拠ではないが,考える足がかりを提示している
4.p4を抜け出したい
5.ok
6.Apex Legends:プラチナIVを抜け出すには
まぁこんな感じだ.
終わりに
読まれる記事は世間の需要に応えた上で,さらに"読めば僕(読者)のためになる"と思うような内容であることが求められる.
そのためには記事とタイトルに求められることを意識しつつ,然るべきステップを踏む必要があるのだ.
当然,誰でもなんの不自由や困難なく,提示したステップを完全に踏める訳ではない.当然結論の一言で迷ったり,記事を書く途中で結論の一言を変えざるを得なくなったりする.根拠が弱いなと思ったり,よくよく書き上げてから思い返すと,考えた問いに対して結論が答えになっていない場合だってある.
しかし訓練でどうにかなるレベルの話だ.誰でも訓練さえすれば書ける.それは僕と言う一例だけでなく,研究者や文章で食っている人が誰でも通っている道に違いないからだ.
この記事が読まれる記事を書きたい人のためになれば幸いだ.
ちなみに僕はサムネイルについては全くわからない.読まれる為のサムネイル作成の方法論はどこかにないものか.
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