僕はクリエイター。承認欲求地獄で足掻く亡者
僕は何者で有るのでしょうか?才能の無い有象無象でしょうか?それとも、今はまだ無名な良きクリエイターなのでしょうか?
クリエイターを目指し、生業とするものであれば後者でありたいと願わない人は居ないのでしょうか?というか、そうあろうとしないクリエイターは何を糧にしてクリエイターを続けられるのか疑問を持たざるを得ない。どう考えたって創作を仕事にすれば多くの人に届けたいと思うだろうし、誰にも面白いと思ってもらえないだろうなんてつもりで物を作ることは無いでしょう。いや、下請けでやっていればそんな仕事も有りますけど、そういう作品の現場は得てして酷いものです。
何者になりたい。誰かに評価させてこその作品。無論、当たり前のように創作とは全て見られる訳では無く、大半は僕のように箸にも棒にもかからないのが普通でしょう。それでも創作者で有りたいのであれば、何者であるかを示したい業突張りなのであれば、自らの価値を言い聞かせるよりほか無いのです。まだ死ねない。まだ価値を認めさせて無い。その執念だけが今の僕をクリエイターたらしめるのです。創作を夢にするということは、つまりはこの地獄に踏み入れるということだと、僕は思います。ゆめゆめ、お忘れなき様に亡者の身ながら案じさせて頂きたく…
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