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あがり症で女性と会話が出来ない?
クライアントさんに多い傾向で
あがり症があります。
人前に出るのが苦手。
コミュニケーションが苦手。
何か注目されるととたんに
緊張してしまい、頭が真っ白になる。
顔が赤くなる。
ドキドキしてしまう。
このような症状で悩んでいる方は
恋愛にも積極的になれません。
彼女を作ろうとしても
実際にデートの場面では
緊張してしまって手が震えたり
会話が出来なくて困ってしまうからですね。
ただ、私が常日頃言っているように
諦めない限り、どのような人でも
必ずいつかは彼女は出来ます。
例えば、あがり症の人であれば
自分がどう思われるのか?
その思いが強すぎるので余計に
自身にフォーカスをして、
緊張してしまうはめになって行きます。
ちょっとこれでも、冷静に考えれば
別に失敗しても死ぬわけではないし
緊張のせいで誰かに嫌われても
それはしょうがない事ですし、
そんな事で離れていくような人は
それだけの人だったと言うことです。
実際問題、これも理性的になれば
確かにそうだよな、と理解できますが、
トラウマが深い場合は衝動的に
症状が出てくるので、言うなれば、
出来事と症状が瞬間的リンクになって
しまっていると言えます。
理性で判断する部分をすっ飛ばして
しまっていると言う現象ですね。
ここまで深くなってしまったら
原因を探りトラウマ解放を行わないと、
症状が消えるのは難しいですが、
何かの発表で人前に立つのが苦手
くらいであれば、今から言う事を
覚えておいてください。
以前の「人間が緊張するメカニズム」
の記事でも書いたのですが、
人間は緊張のピークが来たら、
その人を守るために脳が緊急信号を出して
緊張の症状を緩和する方向で動きます。
この流れを言うと、人前に立つ少し前から
急激に体が緊張していきます。
※心臓がドキドキして血流を送り
戦闘態勢に入ると言うこと
これは獣に襲われる時の興奮と似ています。
そして、人前に立った瞬間が
一番のピークの緊張となりますが、
ただ、その興奮状態を長く続けると
体に負担がかかってしまうので、
脳が緊急指令を出し、今度は
緊張を和らげる方向性で働きます。
つまり、人間はどれだけ緊張していても
体の構造上、必ず緊張は静まって行く
仕組みになっていると言うわけです。
※24時間ピークの緊張が続く事はあり得ませんが
トラウマによる緊張状態(過覚醒)睡眠障害
などはまた別物なので混同してはいけない。
しかし、この仕組みを知らないと
その嫌な緊張のピークがずっと
永遠と続くと思ってしまっているので、
人前に立つ=死んでしまうくらいの恐怖
の図式が、成り立ってしまっているのですね。
どれだけ緊張しても絶対に緩和されると
認識しておけば、緊張する場面であっても、
今までのように強い恐怖はないと思うので、
ビジネスシーンで困っている人はもとより
彼女とのデートや女性との緊張で
困っている人はこの事を覚えておいてください。
ただ、あがり症や緊張がかなり強い人は
その場面を避けて生きて行こうとするので
最終的には対人恐怖症になってしまっています。
ここまで来るとかなり深刻になって
しまっているので、トラウマ解放をしないと
症状の改善は厳しくなってきます。
もし、それらが原因で恋愛や彼女を
作るのを諦めてしまっているのであれば
一歩づつ前に進んで行きましょう。