ずっと触っていたい... 紙愛語ります!! 紙カフェレター その5
紙と紙カフェ、ペーパーフリマのこと。② by妹ともぞう
ところで皆さん、紙といえばどんな紙を想像されますか?
えーと、和紙とか、ですか?
うちは印刷に使える、つまりプリンターに通る「用紙」のみを販売してます。なので和紙は扱ってないんです。和紙は印刷機に通りにくいのであえて避けてる💦
さらに売ってみて分かったのですが、和紙を扱うとなると和紙に関する専門知識がとても必要になってきます。食品用、書道用、襖用、この筆ならこの和紙、この顔料ならこの和紙、滲み具合はこんな感じ、立体制作にも耐えるのか、照明には使えるか、透かし具合は、服は作れるか、などなど。
それこそご質問に答えられないことが多くて💦ご迷惑かけてしまった過去もあり、きっぱり扱いをやめました。
その代わり、某和紙メーカーさんオリジナルの和紙雑貨をたくさん仕入れることにしました。これで「和紙好き」な方にもご満足頂ける!「はい!和紙ですね!こちらです!え?あ、和紙そのものはないんですよ~てへ☆」よっしゃこれで解決( ̄∇ ̄)V
で、用紙の話。
印刷用となればコピー用紙くらいしか想像できないかもですが、実はめちゃくちゃありまして。
白い紙だけでも何百種類、色の着いた紙なら何千種類とあります(日本だけでも)。全部置く訳にもいかないので、姉と相談して大好きな「里紙」「たましき」そして「わらがみ」「タケバルキー」「ケナフ」を中心に、A4サイズに切ったものを用意しました。
とにかく可愛い紙を知って欲しくて触ってほしくて。特にエコ紙と呼ばれる環境に配慮した紙たちは色名も和風で素敵だったり。そんな「可愛い!」をお客様と分かち合いたかった。「里紙」「タケバルキー」は竹の繊維が入ってて、竹を使うことで里を守っているんですよ、とか。「ケナフ」はケナフという水辺に咲く一年草の繊維で作っていて、使うことで水辺の環境を保護しているんですよ、とか、そんな話しもしたくて。購入することで環境保護にも一役買えるって、最高じゃないですか。
話は逸れますが、「紙が可愛いという感覚が理解できない」って言われたことあるけど、紙って可愛いですよね?ね?
紙ってほんまにいいです。色んな質感で色んな色の紙があって、並んでるのを見てるだけでも時間を忘れるし、もちろん白い紙も奥が深くて。印刷したらこうなるのか!とかわかってきたら余計にゾクゾクします。活版印刷とか最高ですよね。ずっと触っていたい。
あ、変態じみてますか?すみません。紙カフェレター その6に続きます。
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