ポジティブ日記を7日間続けてみた感想
ポジティブな人間はやらなくていい
そもそもの前提として、ポジティブ日記はネガティブ人間の為にあるものであって、根っからのポジティブ人間はやる必要ない。そういった人は、こんなことしなくても、普段からポジティブだから。自分が好きなことをどんどんやったらいいと思う。自分はそういう人間じゃないので、やる意味はあると思っている。
自分の場合、何か悪いことがあれば、「あ〜、俺ってマジで終わってるわ。」とか、「俺マジでクソ野郎やな。」とか、「人生詰んでるわ。」とかとか、気がついたら自分を責めてしまう癖がある人間なので、そう言った人はやってみる価値はあると思う。
どのようにポジティブ日記を書いているか
自分は、毎朝のルーティーンの中で、ポジティブ日記を書いている。
朝のルーティーン
起床
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祈祷会 お祈りの時間。親がやってるので、とりあえず参加してる。
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朝散歩 歩いて5分くらいの所に公園があるのでそこに行って歩く。
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ポジティブ日記 散歩の途中でベンチ休憩。スマホのメモアプリに日記を記入。
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noteに記入 前日のnoteと今日のメモをコピペするだけだから、かなり楽。
本の「3つの幸福」曰く、「ポジティブ日記は日記帳に書いていくと良いよ。」と言うことだったが、自分は字が汚いし、面倒だと思ったので、noteに書いていくことにした。少しの「いいね」も貰えたりして、ちょっとだけ嬉しみを感じている。
良かったこと
「Be」の幸福に気づける
「幸せ」は、追い求めて掴み取るものだと思っていたが、どうやらそうではないらしい。普段の生活の中に落ちている「小さな幸せ」の一つ一つに気付いていくことが、「幸せになる」ということだそうだ。ポジティブ日記は、そう言っ、「ちょっとした幸せ」を自発的に見つける良い訓練になっているのだと思う。
最低ラインを作れる
「今日はマジでやる気なくて何もできない〜。」そんな日でも、朝、最悪これだけやればいい。そうすれば、その一日は「何もやらなかった日」ではなくて、「取り敢えず活動した日」として記録される。めちゃくちゃ小さいことかもしれないが、これを積み上げれば、「自分はこれだけ続けられるんだ。」と言う自信につながる。そのようにして、自己肯定感を高められるのは、とても良い事だと思う。
自然と触れ合ってリラックスができる
これは、朝散歩のことについてだが、朝から自然に触れ合えると言うのは、精神衛生上とても良いと思う。そして、「雲が綺麗だなぁ」とか、「葉っぱが綺麗だなぁ」とか、「太陽が眩しいなぁ」とか、「鳩が可愛いなぁ」とか、素直に感じた感想をポジティブ日記に書いていけばいい。自然の中にはポジティブが沢山あるから、人間関係で疲れた人とかでもポジティブを発見しやすいと思う。
内面の変化
自分を許せるようになった
「自分を許せるようになった。」これが、今までとはかなり変わった心境の変化である。上京していた時の自分は、色んな夢があったから、とにかく「あれもやりたい、これもやりたい。」と言う思いがあった。それが次第に「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」に変わり、「なんで自分はこんなこともできないんだ。」「本当に自分はクソ野郎だな。」と言って、自分を責めるようになった。
自分は、穏やかな性格で、他者に対して批判のベクトルはあまり向かないのだが、その分、自分にとても厳しかったのだ。そうなると長くは続かない。「理想の自分」と「現実の自分」のギャップに深い絶望を感じ、「自分は何もできない。」と全てを投げ出してしまった。何もかも、世の中の全てから逃げ出したかったのだ。
昔の自分だと、こう言ったことも「絶対に許せない最悪の過去」として、自分の中に記憶されるだろうけど、今では、「それも一つの人生だよな。」と受け入れることができる。これも、ポジティブ日記で心に余裕ができて来たことによって、変わった心境変化だと思う。
感想
ポジティブ日記は、「これをやるとめちゃくちゃポジティブになって、人生最高になる!!」なんて、即効性のあるものでは無いです。でも、それが人生の本質なのかもしれない。ちょっとづつの積み重ね、その中で少しづつ幸せを見つけていけばいい。そんなに人生慌てなくても良いんだなと、そんな感じのことを思いました。
「石の上にも三年」
何事も、コツコツ 頑張っていきたいですね〜。