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夫の体重管理からの摂食障害

あけましておめでとうございます。
今年もなんとか年を越すことができました。

今回は長年にわたって患っていた摂食障害についてです。

夫と出会った頃、バーテンダーのバイトをしていたので、毎日お酒を飲んで朝ラーメン食べて寝てまた出勤するという生活をして、160cmの52kgでした。

元々細いと言われる方だったので、この時期がマックス体重でした。

夫の好みはモデル体系。
身長も高くなく、太ったらキューピー人形のような幼稚体型になる私に、44kgまで痩せろ。言ってきました。

私も痩せている自分の方が好きだったし、体は重いし、ノースリーブも恥ずかしくて着れなかったのでダイエットをはじめました。

しかし、ダイエットをしたことがなかったのでやり方も分からず、いきなり3食プロテインとキャベツのみの生活をはじめました。

夫はアプリに自動送信される体重計を買って、毎日体重を測れと指示を出してきました。

痩せないと怒られる。馬鹿にされる。という思いから
今はもう個人輸入が禁止になった、海外のダイエット薬をネットで購入し、利尿作用や吐き気、頭痛など色んな副作用を我慢しながら半年で52kgから44kgまで落としました。

体重は達成したものの、雑誌で見るモデルさんを見てまだ同じ服を着ても同じように着れないと感じ、はじめて食べたあとに、指を突っ込んで吐き出しました。

そのうちに薬は規制で買えなくなり、代わりの薬を買うものの、前飲んでいたものほどの効果を感じず
過食嘔吐ではなく、普通食嘔吐?というのか、それと拒食症を交互に繰り返すようになりました。

そして、どんどん指で吐くことに耐性がついてきたとき、ネットで見つけた「チューブ吐き」というところに辿り着きました。
もともとそんなに食べないので水を毎日死ぬほど飲んでました。
体重は36kgになりました。

ここまで来たら、あとは辞めるか死ぬかの二択です。
心療内科にいっても吐いてることは最後まで言えませんでした。

私は家族に見つかったことがきっかけでチューブは処分しましたが、いま思い返せば人間じゃなかったなぁ。って思います。

そこまで摂食障害が酷くなったのは自分のせいだと思いますが、きっかけは夫のひと言でした。
「太った?」「痩せた方がいいんじゃない?」など簡単に軽く言ったその一言で、人生が壊されることもあります。

私はダイエットをはじめて摂食障害が治った。と思えるまで10年かかりました。

自分が摂食障害だとは思っていませんでした。
吐いても、食べない時期があっても、過剰に運動し続けていても。

自傷行為もしていたのですが、それも気づけばなくなりました。
摂食障害も自傷行為も繋がっていたんだなぁと思います。

もう、数字や体型に縛られる毎日には戻りたくないです。


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