真言宗の焼香回数と作法、やり方｜葬儀マナーとして葬儀に参列する際の焼香作法を徹底解説
葬儀に参列した時、何かと慌てるのが『焼香』です。
『焼香』の回数や作法には、宗派ごとにやり方があり、故人に敬意を表すためにも、相手方の宗派の作法を知っておきたいものです。
もちろん、自分が信仰する宗派の『焼香』作法でも問題はなく、決して失礼に値する訳ではありません。
しかし、相手方に合わせることは、より丁寧な作法と言え、知識の一部として抑えておくのも良いでしょう。
そこでこの記事では、宗派ごとに『焼香』回数や作法として、『真言宗』の作法を紹介していきます。
真言宗の焼香回数と作法、やり方｜葬儀マナーとして葬儀に参列する際の焼香作法を徹底解説
では、『真言宗』の『焼香』回数と作法です。
・回数 ⇨ 3回
・押し ⇨ 頂く（3回とも）
＊地域やお寺の考え方で、若干異なります。
『押しを頂く』とは、物を目よりも高く捧げることを言います。
そして、摘まんだ『抹香（まっこう）』を額の高さまで掲げ、故人に対して祈りを抹香に込めることを、『押しを頂く』と言われる様になりました。
真言宗の葬儀の焼香やり方
『真言宗』は、
・高野山真言宗
・豊山派（ぶざん）
・智山派（ちさん）
と3つの宗派に分かれますが、『焼香』回数や作法は一緒です。
順番が来たら、焼香台に移動
1・住職、遺族に一礼
2・御霊前（遺影）に一礼
3・焼香3回（押しを頂く）
4・合掌
5・一歩下がって、御霊前に一礼
6・住職、遺族に一礼
7・自分の席に戻る
真言宗は3という数字を大切にしている
『真言宗』は、3という数字を大切にしています。
そのため、『焼香』回数は原則3回です。
・仏
・法
・僧
という三宝に捧げて、3つの煩悩を消し去る意味があります。
また、三業・三毒を清める意味があるという説もあります。
まとめ
今回は、宗派ごとに『焼香』回数や作法として、『真言宗』の作法を紹介しました。
『焼香』回数や作法は、宗派ごとに違います。
そして、故人に敬意を表すのであれば、故人の宗派に沿った『焼香』作法で行うのが、より丁寧であると言えます。
しかし、一番大切なことは、故人を思う気持ちであり、しっかり見送ってあげたいという想いです。
心を込めて『焼香』を行い、できたら故人の宗派に合わせた『焼香』作法を行えると良いでしょう。
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