ダー子が日本に来る!
次女のダー子が・・・・
日本に来る!
しゃべったら止まらない。
世界の中心は自分と思っている。
でもめちゃくちゃ優しい。
いつも人を笑わせる、強いエネルギーを持っている。
若いのに寄付とかする。
家族を思う気持ちが誰よりも強い。
かわいいいいいいいダー子。
良き旦那さんに恵まれて
幸せそうに暮らしている。
でもLINEで話すと
とーちゃんとかーちゃんに会いたいと
泣くときがある。
ダー子が高校生の時、
ダー子には、だまされるな!
というのが、かーちゃんのノルマだった!
ある日、イヤ、何度となく・・・
保健室の先生から電話があった。
「あの~、ダー子さんまたお腹が痛い!と言うので
お迎えに来ていただけますか?」
かーちゃん「先生、それは本当でしょうか?」
先生「かなり辛そうで、痛そうですが・・・」
かーちゃん「嘘かもしれませんが!」
先生「本当に辛そうで、とにかくお迎えに・・・」
かーちゃん「では、学校の駐車場で待っていると、伝えてください」
かーちゃんは知っていた!
学校の門から、飛び出るようにして見えたダー子
両手を広げて、小走りで笑顔であった。
やられた!
またか!
車に飛び乗ったダー子は、
「かーちゃん、お腹空いた! 寿司食べたい」
と、うっすら笑顔で言った。
かーちゃん「今から学校に戻れ!」と言うと、
ダー子は「食べてから絶対に戻る!」と言った。
肝が据わっている
とは、こういうことを言うのか?
しかし、かーちゃんは予知していた。
食べ終わったら、お腹に手をあてて、
家に帰るということを・・・
ビンゴであった!
「ずっと横になってなさい!」と伝えた。
しかし、帰宅後、
ピンポーンとドアベル
ボーイフレンドが立っていた。
「お腹が痛いと聞いたので、スープを持ってきました」と・・・。
???
ダー子が呼んだんか?
それってあり?
と思ったが、「帰ってください」と言えず・・・。
ダー子は寿司を大量に食べた後、
美味しそうにスープをすすった!
もし自分だったら、
ボーイフレンドがスープを持ってきてくれたら、
嬉しいとは思うけれど・・・。
かーちゃんの親は厳しかったから、
そんなこと絶対許してもらえなかったはず。
だから結構、放任主義のかーちゃん。
頭ごなしに叱りつけても
ダー子の反逆にあうだけ!
とにかく、高校を卒業できたらいいと思っていた。
あの頃、
子どもたちに、好きなことを、自分で選択するといいと言って
育ててきた。
ダー子30歳。
今、アメリカで好きなことをして、
成功している。