未経験からの採用活動。スタートアップのデザイナーがHRチームの立ち上げに挑戦
こんにちは。タッチスポットの広報部です。
まもなく4月、新年度の始まりですね。
新しい環境に飛び込んだり、何かをスタートさせたりと、チャレンジする人が多い時期ではないでしょうか?
今回は、デザイナーから未経験の採用活動にチャレンジしたメンバーについてご紹介します!
これまでCEOのリファラルで人を集めてきた我が社。
採用未経験のデザイナーがどのような経緯で、なぜ採用や人事部立ち上げを本格化させたのか、そして初挑戦で直面した課題や取り組みについて実体験をありのままに話してもらいました。
デザイナーからの採用初挑戦
ー 全くの異職種か初めて採用活動に挑戦したと聞きました。なぜやってみようと思ったのですか?
小林:そうなんです。私は元々デザイナーとしてタッチスポットに参画していますし、それ以前はずっとWebデザインやSNS運用を行っていました。
タッチスポットに参画してから2023年までCDO福路の下でデザインを学びつつアウトプットを繰り返していたある日。このままデザインのプロフェッショナルとしてやっていくかどうか、上長でもあった福路と今後のキャリアや社内でのポジションについて話す機会がありました。
そこで私はデザイナーとして極めていくよりも「デザインスキルに何かを掛け合わせたキャリア」を歩みたいと思ったんですよね。
それで「自分って何がやりたいんだろ」って改めて考えた時に、自分の好きなモノコトやこれまでのキャリアや習得したスキルなどを書き出してみました。
書き出したものを見て「表現(クリエイティブ)」と「交流」の2つが私の強みだと気づき、これを活かして会社にどんな貢献ができるか考えました。
そこから、
オンライン・オフラインともにタッチスポットと外との繋がりを増やす外向きの活動
フルリモートで業務以外の会話が少ないメンバー間の交流を活性化させる社内活動
この2つをメインに取り組んでいこうと考えていました。
ただ、これまでバナー作成や映像編集ばかりしていたので、新しいプロジェクトを企画して走り出すノウハウや周囲を巻き込むスキルが足らず、何から手を付けようか路頭に迷ってしまい…
そんな中、CEO水嶋が「まずは外との繋がりをつくってメンバーを増やす”採用”から挑戦してみないか?」と助言をもらいやってみようと思いました。
ー 小林さんの新たなキャリア設計のタイミングが重なって、HRチーム発足と採用活動がスタートしたのですね。
小林:そうですね。特にエンジニアの人手不足は自社プロダクトである
『CEOclone』ローンチ後に顕著になっていて、「そろそろ採用始めないとやばい」という空気はありました。
おそらく私が採用担当にならなかったら、水嶋や経営管理部の人がなんとか時間を作りつつ片手間で探すことになってたんじゃないかなと思います。
過去のスタートアップでの実体験とHRの重要性
ー 「採用」といわれてすぐに引き受けたんですか?
小林:はじめはピンと来なかったのですが、その話をもらって次の日には採用に向けて動いていました。
採用業務自体は未経験だったものの、タッチスポットに入る以前、インターンやフリーランス時代に5,6社ほどのスタートアップ企業でのお手伝いや在籍した経験があり、人的資源に関する課題に直面する企業をたくさん見てきました。
人を採用することや働き続けてもらうことの難しさを目の当たりにし、その課題解決と企業の成長が密接に関係していることも知りました。そういった過去の実体験やHRの重要性を認識していたからこそ、この会社の成長を支えたいと思いトライすることに決めました。
ー 未経験でもまずやってみようと思えるのはすごいですね。
小林:ありがとうございます。タッチスポットとしても未経験からの挑戦を歓迎するような風土があるので、挑戦しやすかったのもあるかなと思います。
水嶋の考え方としても、メンバー個々のキャリアに向き合ってくれており、「何がやりたい」「どうなりたい」に対しては真剣に向き合ってくれますし、裁量を持って挑戦できるのは弊社のいいところだと思います。
私がデザイナーからHRに挑戦したように、映像制作のインターンとして入りそのまま正社員になったメンバーが「制作だけでなく外に出て業務の幅を広げたい」という希望を出し、今では営業やディレクター業務を行っています。
未経験者が感じた採用活動の大変さ
ー 実際に採用活動を始めて何が一番大変でした?
小林:まず1つは業務量の多さですね。
選考過程での書類チェック、エージェントさんとのコミュニケーションなど。加えて2つ目に、選考において履歴書や職務経歴書だけを見て判断することの難しさも感じていました。
テンプレート的に複数社に向けて書かれた情報に対して、どうやってその候補者さんの個性を見出せば良いのか、記載のある経歴から弊社でどう活躍していただけるかのイメージが湧きづらく、課題に感じていましたね。
ー その課題にはどう向き合ったんですか?
小林:業務量の多さに関しては、数をこなして私自身のキャパを徐々に広げていったこともありますが、採用管理システムのHERPを導入し、Slack連携をして一元管理できる環境を整えたことで、作業の効率化に努めました。
選考判断に関しては、判断軸を募集する部署の責任者と一緒に明確にしました。初めて行った採用がエンジニアだったのでCTOに協力してもらいながら、エントリー時のレジュメで判断する選考基準をすり合わせたり、覚えるべき用語やその概念なども教えてもらいました。
あとはここも数を一定こなすことは大事だなと実感しました。実際に面談し、共有されたレジュメと照らし合わせることで、少しずつ履歴書や経歴書から読み取れることが増えました。
タッチスポット社としての採用のあり方
ー 最後に、タッチスポット社としての採用のあり方、大事にしている考えをお聞かせください。
小林:「会社と個人のベクトルが合うかどうか」っていうのは会社としてもかなり大事にしています。
やりたいという気持ち・叶えたいこと・挑戦したいことなど、メンバー個人の進みたいベクトルと、会社が目指しているゴールや進むベクトルが一致しているかをしっかり確かめる。
そのために無理に嘘偽りで自社をよく見せることはしたくないですし、候補者の方にもありのままを語って欲しいです。両者の素直な想いと考えを照らし合わせた上でのフィット感が大事なのかなって思いますね。
ー どこまでいっても、偽りなく互いに向き合い続けることが大事ですね。お話しありがとうございました!
今回はデザイナーから採用という全く違うポジションに飛び込み、現在は人事部立ち上げに奮闘中のメンバーインタビューをお届けしました。
今後もタッチスポットメンバーのバックグラウンドや社内での取り組みをnoteで配信していく予定です。少しでも弊社の雰囲気やカルチャーを知ってもらえたら嬉しいです。
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