誰にとっても何が起きるかわからない、ということを実感する2024年の幕開け。
当事者となってしまった方はもちろん、誰もが来るべき時に備えてトラウマケアに関する知識を頭の片隅に携えておくことは、とても大事だと思います。
また、直後よりも少し時間が経ってからのほうが、内側のバランスの崩れが表面化してくるものです。
ちょっと長いですが、有益と思われる情報ですので、シェアしたいと思います。
【危機的状況においての安定化ツールキット「SCOPE」】
Somatic Experiencing(SE)というトラウマ療法から生まれた、セルフケア・エクササイズ「SCOPE」です。
正式名称を「 危機的状況においての安定化ツールキット」と言い、強いストレスがかかった際に心と身体を瞬時に落ち着かせるための、簡単な5つのエクササイズ。
① S = Slow down(スローダウン)
② C = Connect to the body (身体とつながる)
③ O = Orient (周囲に気づいてみる)
④ P = Penduration (注意をいったりきたりする)
⑤ E = Engage(つながる)」
全部で5分程度でできるものなので、ぜひお試しください。
【災害直後のトラウマ予防ケア】
以前、札幌で地震が起きた時にトラウマケアの専門家、ジーナ・ロスおよびピーター・リヴァインの文責による、「災害直後のトラウマ予防ケア」がネットでシェアされていたものです。
その当時のまま転載いたします。
■やるべきこと、やってはいけないこと
■心理的な反応
■身体的な反応
■役に立つ反応
■やるべきこと
■最後に
■ 小松ゆり子 official web site
http://yurikokomatsu.com
■身体共鳴研究室
https://somaticresonance.amebaownd.com
※「マゼラン 」2018年9月18日記事より加筆転載