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アーティスト・ステイトメント(田中重人)
インスタのストーリーに絵の実験を色々とアップしてきたけれど、「描く」より「造る」という行為に強いこだわりと資質があることを再確認する結果になった(散々描くことによって)。そうすると普通は絵画をやめて立体造形でもやろうという話になるのだろうが、描かない絵画に、あるいは、造る絵画に取り組もうと思う。キャンバスの代わりに使い古された布製品を探し、様々な方法で木枠に張る。それだけで絵画を生成しようという試
もっとみるART & VULNERABLE
I am skeptical about the state of contemporary art from the 20th century to the present century. Anthropologist David Graeber argues that modernity has placed a disproportionate value on "creating som
もっとみるアート&ヴァルネラブル
私は20世紀から今世紀にかけての現代美術の在り方に懐疑的です。人類学者のデヴィッド・グレーバーは近代は生産や労働において「無から何かを作り出す」ことにだけ価値を置き、生み出したものを維持することやケアすることの意味を貶めてきたと言います。例えば子供を育てることを社会から家庭内に閉じ込めて報酬のない女性の仕事としてきたことなどは端的なその現れでしょう。ケアの仕事における低賃金にもその影響は影を落と
もっとみるThe Art of Reclaiming Wholeness
(This text has been translated from Japanese to English by ChatGPT, so there may be errors. Please be aware of this.")
I want to write about expression. About the expression of art that I engage in e
詩集「ヴァルネラブル」刊行
詩を書いている田中重人と申します。
このたび第二詩集「ヴァルネラブル」を刊行しました。
(価格:税込み990円)
人生を訪(おとな)う悲しみにそっと寄り添いたい。
そんな思いで作った詩集です。
人生に喜びがあるように人生には悲しみがあり、喜びが人を高鳴らせるなら悲しみは人を深めてゆく、と私は感じています。
32篇おさめている中から2篇をここで紹介します。
購入の参考にしていただければ幸いです
詩集のあとがき全文公開
詩集「トトとコト」にはあとがきの代わりに「空白の五年間」という文章を掲載しています。収録している詩についてではなく、この詩集を産みだすことになった「空白の五年間」について書いた文章です。詩の説明ではないため詩集を読むにあたっての参考にはなりませんが、この詩集が土台としている体験について語っています。
以下、全文引用します。
「空白の五年間」
私の人生には空白の五年間があります。パニック障害と双