見出し画像

サウナで人生が変わるって言動に違和感を感じていたおじさんが、サウナで人生が変わるって言い始めるまでの過程の備忘録

40代半ばで軽くミッドライフクライシスに直面して、なぜか「ホテルプロデューサー養成講座」を受講したらサウナという言葉に出会って、「サウナで人生が変わる」って本を読み過ぎて「ホントかよ」と思いつつ、サウナが気になって気になって仕方ないけどサウナに心当たりがなくてふてくされていたおじさんが、自分が住んでいるコンドミニアムにサウナがあるって気がついたのが2021年3月20日でした。

画像1

コンドミニアムのジムフロアの、シャワーとトイレに挟まれた小部屋にこんなサウナが隠れていました。

残念ドライサウナ。。。

水分厳禁か、そりゃそうだよな。。。

ロウリュとかしたかったけど、まあおいおいステップアップしていこう。


さてサウナ1ターン目

スイッチ入れたばかりで、温まっていないので全然汗が出ません。

が、木の香りがとてもいい。

ドライサウナか、とがっかりしてすいません。

木の香り、触感といい、すごく居心地がいいです。

15分ほど入ったけど40℃位にしかならず、一旦シャワーを浴びてプールへ。

水風呂1ターン目

画像2

おう、これが温度の羽衣か。

確かに心地よい

2分


外気浴1ターン目

画像3

たくさん読んだサウナ本でわかったことは、サウナ・水風呂・外気浴で、人によって重視するポイントが異なるということ。

自分にとってはなにがポイントになるかを観察。。。。。。

よくわからん。。。

まあ、まだ1ターン目だし。


よし、2ターン目のサウナ。

ん、気温は28℃だけど、結構肌寒くて身体が冷えた感がある。

温度が45℃まで上がっていて暖かくて気持ちがいい。

ふうーーーーー。

あれ?サウナって、熱いサウナと冷たい水風呂で身体をファイティングモード(交感神経優位)にして、外気浴でリラ~ックス(副交感神経優位)にするんじゃなかったっけ???

温かいサウナだと、リラックスして寝そうだけども。。。。

まあ、、、いいか、、、心拍数は上がんないけど、じわじわ汗出てきてるし。。。

10分

水風呂2ターン目

水温何度だろ?

そこまで冷たくはないけど、ずっとは入ってらんないな。

2分

外気浴2ターン目

写真

ふうーーーーー。。。

寒い。。。。。。

もうちょっとサウナで身体を温めないとかな。。。

一応10分


サウナ3ターン目

48℃になって温かい

木の香りが心地よい

ちょっと狭すぎて他の人と一緒には入りたくないぞ。。。

ぼーーーーーー。

15分

おう、しっかり体中に汗をかいている!!!

水風呂3ターン目

ふう、ひんやり気持ちがいい

さっと1分にしておく。

外気浴3ターン目

ぼーーーーーーーーーーー。

画像4

あ~~~~~、今、無心だった。。。

これかーーーーーーーーー、ととのうってこれかーーーー。

眠くもだるくもない、頭がすっきりして、ただ風を感じ、見える風景を眺める、今に集中してる感覚だったわー。

ゾーン一歩手前な感じ。

たぶん、ととのうってのは、マインドフルネスが目指してるのと同じ感覚のことなんだわー。

まあ、ランナーズハイとかウエイトリフティングを無心にしてる時にふと感じる境地と近いけど、サウナの方が再現性高そうだわー。



以前から瞑想とかマインドフルネスに興味がありましたが、オウム真理教のイメージもあり敬遠はしていました。

2019年にユヴァル・ノア・ハラリさんの「21Lessons 21世紀の人類のための21の思考」

「私は二〇〇〇年に初めて講習を受けて以来、毎日二時間瞑想するようになり、毎年一ヶ月か二ヶ月、長い瞑想修行に行く。瞑想は現実からの頭皮ではない。現実と接触する行為だ。」

この文を読んで、また瞑想やマインドフルネスの「お勉強」を開始しました。

シンガポールに赴任して14日間のホテルでの隔離期間中に、アプリのメディトピアも買ってがっつり14日間マインドフルネス実践トライもしてみました。

が、しかし、結局の所、まったくピンと来ませんでした。

「こりゃちゃんとお金を払って瞑想かマインドフルネスのプロに習うしかねーな。」と日本に帰ったら日本ヴィパッサナー協会のコースに申し込もうと思って、瞑想・マインドフルネスからは距離を置いていました(シンガポールにもあるっぽいですが、ちょっとここに飛び込む勇気は持てず。。。)

が、サウナを一発体験しただけで、瞑想やマインドフルネスが追求するその先に近づけた気がしました。


さて、自分の経験をもうちょっと理論武装してみるために、サウナ本にお金を払ってみます。

「医者が教えるサウナの教科書――ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?」加藤 容崇 著

いいなと思ったら応援しよう!