そのやさしい甘さと瑞々しさは、夏にこそ存分に食したい
7月4日の記念日【梨の日】
島根県にある「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」さんにより、2004年に制定された記念日です。東郷町は、現在は湯梨浜町と改名されています。日付の由来は「な(7)し(4)」と読める語呂合わせからとのこと。
好きな果物は?と尋ねられたら、まず出てくるのが梨な自分は、今日の記念日が語呂合わせではあるものの、まだ梨が旬の時期ではないことに、毎年もどかしさを感じています。
この記念日を作られた町づくり委員会さんは、「二十世紀梨」の栽培が盛んな町ですが、自分が好きな梨は「新高梨」です。
さっぱりしているのにほんのりとした甘さと、実いっぱいに詰め込まれていたんじゃないかってほどの果汁。冷蔵庫で冷やしてから食べると、もうそれは果物を食べているというよりも、極旨のジュースを飲んでいる感覚に思えてしまう梨。
記念日になっていてくれて嬉しいのだけれど、まだ手ごろに食べられるものじゃない季節で、そしてこの暑さから一番梨が食べたいと思う季節。
いっそ記念日は秋にしてくれー!と唸ってしまうほどに、暑くなるこの時期ですが、梨のあのおいしさを頭に浮かべながら、梨の日を楽しむしか手がないのが、やっぱりもどかしいです。