ゼロヒャク思考をやめよう【考え方】
勇気づけコーチのみさです。
「こ、こんな問題もできないなんて、もうダメだ~!」
子供がテストの一番初めの計算問題に赤ペンでバツされてたのを見た時、こう思いました。
「こんなこともできなかったら、どうするんだ、人生お先真っ暗だぞ」
こんな気持ちがかすめました。すぐに冷静さを取り戻したのですが、これ心理学では
「ゼロヒャク思考」
と言います。ゼロかヒャクか、2択しかなくて極端な思考です。
1とか2とか10とか50とかないわけです。
「白か黒か」という考え方も同じです。グレーが存在してないんですね。
この考え方ってとっても極端です。
そして、
「テストの計算問題を1問間違えたこと」と「人生」って全然違うことなのに、同じこととしてとらえてます。
「過度の一般化」
と言います。
何が言いたいかと言うと、これ、事実の受け取り方がゆがんでるのです。ゆがんでるだけ。これが事実でも、絶対揺らがない正しさでもありません。
だから、ポイしていいんです。ポイ。
大丈夫、間違えたことで「うっかり」や「勘違い」や「思い違い」や「分かってなかった」ことに気が付いて、どうしようか考えることができます。
他に合っていた答えを見ることができます。
それに取り組んだことだってよく頑張ったのです。(ナイストライ!)
これからどうしたいか、本人も考えています。
いいことばかり。伸びしろだらけ。人生今が最善ですからね。
私は「ど、どうしよう・・」と不安が心に湧いて出てくるタイプです。でも、ポイしなきゃいけないものでもない。湧いて出る不安はそのままで大丈夫(だって、思っちゃうんだから)ポイできたらポイ。できなかったら、そのまま小脇に抱えておく。
そして、私「じゃ、どうする?」と考えてみる。子供のことは、子供に「どう思ってる?どうしたい?」と聞くことができます。
心理学を日常生活に使うと、そんな自分の感情にヨシヨシしながら、周りと良い関係を作ることができます。
そんなところも「ELM(エルム)勇気づけ講座」で学んでいきます。
一緒に学んでみませんか。