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苦手なことはやらなくていい

「苦手なことなんてやらなくて良いのよ」この言葉は実際に自分がかけてもらった言葉です。
この言葉をかけてもらった時、とても気持ちがラクになったのを覚えています。

子どもの居場所は家、学校、習い事、学童、放デイ、など限られています。この限られた居場所の中で、「できないことは、できないままでいいよ」って言ってあげてるところってどこだろう?

子どもはどこに行っても、「成長」「マナー」「常識」「教育」「療育」「苦手を克服させてあげたい」「できないことをできるようにさせてあげたい」「これができたら、次はこれ」など『大人の思う「あなたのため」』を押し付けられているように思います。

大人の想いなんて全部とっぱらって、子どものやりたいことを親友のように受け入れてくれる大人がいる居場所がひとつくらいあっても良いんじゃないかと思います。

ご家族と連携する関係機関は、「できないことをどうできるようにするか」の連携だけじゃなくて、「できるようにならなくて良いよ」って言ってあげる人のいる居場所があるのかにも目を向けて欲しい。

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