余白を縫うは愛（2024/2/9）

これは育休前、育休中、育休後の2023年8月10日から2024年3月5日に僕が付けていた日記を、振り返りながら、1日分を毎日更新しているものです。（182日目）

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　愛を縫い終えた。ジーナンの名を縦36×横28の1008マスのクロスステッチで縫い終えた。ワン氏は名前と桃太郎、ジーナンは名前と金太郎、2つ並べて眺めながらお酒を飲みたいぐらい、満足している。ワン氏の時も同様であったが、はじめに名前とイラストを縫ってしまうと、あとは800マスぐらいの背景を延々と縫うことになる。背景を縫わなくても、名前とイラストは充分認識できる。だが、この背景を縫ことこそが愛なのだ。
　前にも書いたが父がお隠れになって（by オードリー若林）から、僕は父が僕の名前を書いたものを欲しいと思った。命名してくれた人が、僕の名前を書いた文字を。ワン氏の名前もジーナンの名前もとてもよい名前を付けることができたと、自己満足している。自分が欲しかったものを、ワン氏とジーナンに残してあげたいと思ったのだ。大事にしてくれると嬉しいのだ。